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第231話神界攻略準備


「ふふふっ、ラグア様。ついにアルムスに戻るのですね」


エリローズが言った。


「ああ、もう十分だろ?あとは仕上げだけだ。イグロシアルはもう完全に支配したし、足りない餌はこの宇宙の最高神の神格エネルギーを奪えばなんとかなるだろうしな。俺の分体がオリジンゴッドまで成長して、分体を吸収すればお前の力に並ぶ。つまりお前と2人合わせればジジイを超える」


俺も口角を吊り上げて答えた。


「ちなみ今回は誰を連れて行くのですか?戦力になりそうなのは…エリス様にフィローラ、バルト、シオンぐらいですかね?神級に至っているのは」


「いや、行くのは俺とお前だけだ。前回の失敗は繰り返さない。神級全員引き連れた結果、また俺達だけ別次元にぶっ飛ばされるなんて冗談じゃねー。神級の戦力は貴重だ。こんなところで失う訳にはいかねえ。今回は全員俺の森羅万象に入れて行く。まあ、もちろんアルムスについたらカティア達も回収するがな?」


「まあ、その方がいいかも知れませんね?私達にとっては足手まといとまでは言いませんが、気を使って戦うのも面倒ですしね。と言うかテオレームは回収できるか微妙ですね。彼の制止振り切ってラグア様のところに行っちゃったんで」


「あ?なんだその話?聞いてねーぞ?」


「オリジンゴッドになったばかりのラグア様が1人でクソガキと戦ってた時の話ですね」


「…いや、アイツは完全にお前の手下…いや、犬だからお前がいれば戻るだろ?」


「…まあ、それは否定しませんけどね」


珍しくエリローズとまともな話が続いている。

いつもこうだったら俺のストレスも少ないんだけどな…


まあいい。

俺は森羅万象を発動させる。

その瞬間、超巨大な魔法陣がイグロシアルを包み込む…

今回の範囲はイグロシアル全域…

つまり惑星ごと森羅万象をかける。

まあ、今は俺の星と言ってもいいしな?

ちなみに惑星ごとかけなくてもイグロシアル全域に森羅万象をかける事もできるが、そんな広大な土地だと今度は出す時に困る。

アルムスの八割を占める様な森羅万象をアルムスで解除したらとんでもない事になる。

まあ、アルムスにいるのはほとんど敵だけどカティアやシュドレ達もいる。

ヤツらも神級だから多分ないとは思うけど、森羅万象で生き埋めにするのはさすがに笑えない。

したがって、惑星事やるのが一番早い。

宇宙ならそんな事気にしなくていいしな。


〜〜〜


そして魔法陣の光が消えた時、惑星が丸ごとなくなった宇宙空間にに浮いていたのは、俺とエリローズだけだった。




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