表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
208/1167

閑話ラグアの1日(人気投票特別篇)

人気投票のネタ回です。

本編には全く関係ありません。

嫌いな人は読み飛ばしてもらっても大丈夫です。


時は神魔大戦の少し前…


〜エルライド王国、ラグアのプレイルーム〜


時刻は真夜中0時…

ラグアの朝は早い。

というか睡眠を必要としないアメーバは基本的に眠らない。

俺は立ち上がる。

部屋にはいくつもの物言わぬ死体が転がっている。


そーいえば最近掃除してなかったわ。

あとでエリスにやらせるか。

この部屋は基本的に最高幹部…

中でもエリス、セリー、ライナー以外は入れない。

だいぶ前に一般の使用人にこの部屋を掃除させようとしたら、エリスに全力で止められた。


エリスからしてみればこんな部屋の惨状を見られる訳にはいかなかった。

こんなものを見せた日には、エルライド王国時期国王、ご乱心なんて言われかねない。

まあ、そんな事になればエリスは躊躇いなくそんな風潮をする者を皆殺しにするだろうが、できればエルライド王国民を殺すのは避けたい。

エリスはラグアとは違い、必要があれば殺人はするが、殺人自体を好む趣向はない。


俺は部屋を出る。

時刻は真夜中だが、エルライド王国の使用人は24時間体制で交代しながら働いている。

まあ、俺が24時間活動している事せいだけどな。

俺は思う。


「ラグア様。お暇なら私がお相手致しますよ?」


クソアマがついてくるが無視して、俺はプレイルームから私室に向かう。

途中にいた使用人達が俺に臣下の礼をする。


「ラグア様。暇ならこないだいっしょにやったス◯ブラでもやりましょうよ」


「誰がやるかっ。何が面白いんだ?あんなチート合戦。勝負なんか一生つかねーよ」


光の速さを超えた神のステータスと神の未来予知を駆使した◯マブラ等、もはやスマ◯ラではない。

丸々1時間やってお互い一切ダメージを食らわない時点で俺がコントローラーを床に叩きつけた。


「それなら今度はお互い分体を使ってやります?」


「分体がキャラを操作するとか意味がわかんねーから。今度はその分体を操作する分体でも作るか?あ?」


俺は若干不機嫌になりながら言った。


「じゃあ、音ゲーとかどうです?太鼓の◯人とか?」


「あんな止まって見える譜面でどうやって良以外とるのか教えてくれよ?」


そう。

これが神になった悩みの1つ。

まともにゲームを楽しめない。


そんな話をしながら城内を歩いていると、途中でカティアを見つけた。

寝巻き姿である。

肌が異様にツヤツヤしている。

こりゃ1発やりやがったな。

まあ、コイツは好きにさせてるし別にいいんだけどさ。

俺は更に歩く。


途中のセリーの部屋はまだ明かりがついている。

忙しそうだな。

暇だって言っても仕事はしたくない。

よし。

ここはスルーだな。


「ラグア君、暇だよー」


ノーマンの部屋の前を通ったところで、俺の気配に気づいたノーマンがついてきた。

お前は少しはセリーを見習え。

国賓と言う名の穀潰しじゃねーか。


そうこうしているうちに俺の部屋についた。

部屋の前にはエリスがいた。


「ラグア様、お帰りなさいませ。留守中の侵入者はありません」


いや、いる訳ねーじゃん?

ここ俺の城だよ?


「さあ、これで4人揃いましたね?何します?ラグア様?」


結局この日俺は、コイツらの暇潰しに付き合う事になるのだった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ