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第1話転生

オールで書いてます。

眠たいです。

でも9時から予定あって寝れません。


急速に意識が覚醒する。

俺は死んだはずだが…

周りを見渡す。

一面に広がる闇。

そうとしか表現できない。

ここが地獄かと、俺はぼんやりながら思う。

なぜなら自分が間違っても天国などに行けないのは、自分が一番よくわかっている。

何しろ日本はじまって以来、最悪の連続殺人鬼だ。

いや、戦時中には俺よりたくさんの人間を殺した者もいたかも知れない。

だがそれは戦争という大義名分があっての話だ。

一個人が戦争に関係なく、軽く1000人を超える数の人々を殺戮した話など、俺は自分以外に知らない。

俺がそんなことを思っていると、頭の中に声がした。


「おめでとうございます。あなたは選ばれました」


!? 誰だかわからないが、身の毛がよだつ不快極まりない声。

俺は声の主に言葉を返そうとしたが声が出ない。


「私はあなたがこれから転生する世界、アルムスの創造神の1人、邪神エリローズと申します」


また声が聞こえる。

アルムス? 邪神? エリローズ? いやそれより転生?

俺は転生できるのか?


エリローズ 「はい、あなたは選ばれました。アルムスの神は私を含めて4人いますが、私達は互いに仲がいいわけではありません。しかし、私達が争うと間違いなく世界が崩壊します。何より我々は神託で他の生物に声をかける事はできますが直接の干渉は最高神により禁じられています。ですが、私達は気に入らない他の創造神達が同格の神を気取っていることに我慢なりません。そこで私達は自分の気に入った魂をそれぞれ転生させ最後に残った魂についている神に従うと言う賭けを行いました」


つまりこれは神の代理戦争で、俺は神に選ばれた賭け馬…いや玩具ぐらいの感覚だな、こいつらにしてみれば。

うわー殺してえ。


エリローズ 「ふふっ初対面で殺したいなどと言われたのははじめてですが、それが私があなたを選んだ理由です。私はあなたの様な汚れきった魂が大好きなんです。あ 何せ邪神ですから(笑)」


(笑)じゃねーよ。

出てこい。

ぶっ殺してやらあ!


エリローズ 「まあまあ、すぐ怒ると長生きできませんよ? あ もう死んじゃいましたね(笑)でもあなたにも悪い話ではないと思いますよ?邪神である私の力で転生できるのは魔物です。魔物には法律なんかありません。好きなだけ殺し放題です。」


おっそれは悪くねーな、ちょっとこのエリローズとかいう奴の評価が上がったわ、それで何に転生できるんだ?


エリローズ 「アメーバですね」


は?


エリローズ「アメーバですね」


は? 聞き間違いかと思ったが、ふざけんじゃねー! そんなもんに転生させられてたまるか!


エリローズ「私達の盟約で、あまり強い者には転生させてあげられないんですよ。例えば創造神の1人である人神が転生させた赤子などは、いきなり戦えるわけではありません。私が転生させるのは魔物ですが、魔物はいきなり戦えるので、これはハンデですね。そのかわりと言ってはなんですが、あなたにはまず私と会話が可能なスキル神託と、私達が一人に一つずつ渡す事が許されている固有スキルを差し上げます。」


気に入らないが理解はできた。そんで? せめて固有スキルはまともなんだろうな?


エリローズ「この中からお選び下さい」


時空魔法Level1


時間魔法、空間魔法の入門編

Level1では、約1秒間時間を止めることと自身の身体1つ分の距離の瞬間移動が可能



マナ吸収Level1


大気中のマナを吸収してHP、MPを回復させる能力。自動でHP、MPが回復する。Level1ではそれぞれ10秒間に1回復する。


全属性魔法Level1


時間、空間、光、闇を除く基本4属性火、水、風、土

の魔法の入門編。


おーなんかファンタジーな感じで楽しそう。

俺は殺しも好きだが、ゲームも大好きだ。

ドラク○、F○なんかもよくやった。

見た感じどれもそこそこ良さそうだが、ここはマナ吸収だな。

なぜかって?もう死ぬのはゴメンだからな。


エリローズ 「決まったようですね。神託で呼んでいただけばすぐに会えますが、一旦ここでお別れです。あなたのご武運を祈ってます」


その言葉と同時に再び俺の意識は断たれた。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] セリフの前に人物名書かなくても良いと思う [一言] 読みは始めたばかりですが、とても楽しく読ませてもらってます
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