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第111話第二次侵攻会議2


さて、余ってるヤツをどこに割り振ろうか。

ちなみに勇王国アレス・ニースは俺とエリローズで行くつもりだ。

ノーマンの話で異世界からの召喚者だと言う、勇魔王アレス・ニースは少し話してみたい。

まあ、過剰戦力だがいいか。

ノーマンに留守番させてゴルドとエリスはライカン帝国にやろう。


とりあえずこれでほぼ世界征服完了だしな。

あとのとるに足らない小国は正直どうでもいいし興味もない。


「ノーマン、お前はこの国を守れ。留守番すらまともにできない様ならさすがにキレるぞ?」


「はいよー」


本当にわかってるのか?

まあいい。


「エリス、ライカン帝国を潰せ。そこそこ大きな国はこれで最後だ。逆らうヤツは全て捻じ伏せろ。この世界の王が誰か教えてやれ」


「はっ」


「ゴルドは初仕事だ。エリスにつけ」


「はっ」


よし、これで全員はけた。

今回の侵攻が全て上手くいけばアルムスの征服はほぼ完了だ。

そうなればあとはミグ達と最高神一派か。


「さて、私達も行きますか。勇王国アレス・ニースでしたっけ?」


エリローズが言った。


まあ何かあれば連絡がくるだろうし、俺達も行くか。

俺とエリローズは勇王国アレス・ニースに転移する。




〜その頃の獣人国家ライカン帝国郊外〜


「わーっ、獣人がいっぱいだー。やっぱりペットに持って帰っていいかな?ねージオっちー?」


「いい訳ないだろ?お前もう目的を忘れたのか?」


「まあまあ、ミグもジオも喧嘩しない喧嘩しない。でもウチもこの国は面白いからけっこう好きかなー」


イシュトスは目の前の光景に溜息をついた。

自分はとんでもない過ちを犯してしまったのかも知れない。

コイツらに宇宙の命運を託すのは正直不安しかない。

だが、最早今更あとには引けない。

イシュトスは思い直して言う。


「急ぐぞ。エリローズやラグアより早くこの国を抑えるぞ?」


現在ライカン帝国郊外に来ているのは、イシュトス、ミグ、ジオ、シーラの4人だ。

そして、他にも何人かミグが生き返らせた面々はいるが、それは死王星に置いてきた。

ちなみに、最初にペット発言をしたのがミグでそれに反論したのが、ジオで勝手に仲裁したつもりになってるが、自分も目的を完全に見失っているのがシーラである。


「そうだな。ミグもシーラも遊んでる暇ないからな?数日かかってようやくリオン・ガルオンにアポがとれたんだ」


そう言ったのはジオだ。

今回リオン・ガルオンにアポをとるのに3日かかった。

正直自分達の正体を明かせばアポなんか一瞬でとれるどころか、向こうから出向いて来るだろう。

第ニ世代の魔王を待たせて機嫌を損ねる様な愚行をするバカはいない。

だが、それをやってしまえばラグアにこちらの動きを教えている様なものだ。

このバカ共はどこまでそれをわかっているのか不明だが…

まあ、イシュトスがいる以上まともな常識人が自分1人じゃないのはせめてもの救いか。

ジオはそんな風に考えるのだった。




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