表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/1167

第12話はじめての人間


ウォルトとの戦闘、久しぶりに人間を殺せる。

俺は舞い上がっていた。

女の方は、俺の一撃で○メック星の○リーザ様の最後みたいな状態になった男の隣で泡を吹いて倒れている。

そこそこ可愛い顔してんのに残念なヤツだ。

コイツは起きてから殺そう。

無反応のヤツを殺してもつまらん。

てかあのバカ今まで、言語理解がないと会話ができない事黙ってやがった。

エリローズとのやりとりで俺の通常スキルには言語理解が加わった。

さてまずはアイツのステータスはと


固有名 ウォルト


種族 人間


Level71


HP5070000/5070000


MP4080000/4080000


力5060000


耐久5050000


敏捷3890000


通常スキル

言語理解

剣技Level13

風魔法Level8

隠密Level3


固有スキル

警報


称号

魔物殺し


いーねーさすが人間、みたこともないスキルがいっぱいだ。

てか固有スキル俺以外にも持ってるヤツいるんだな。

まあ、戦闘用じゃなさそうだし放置でいいや。

てかコイツ俺がグレーターアメーバだった時にみた

HP500万越えの化け物がコイツだ。

散々ビビらせやがって、今の俺はあの頃の最弱生物じゃねえ。

って言っても進化したのさっきだけどな。

細かい事はいい、俺は対して警戒もしないでウォルトに突っ込む、そこにウォルトの剣の一撃が入る。

俺のHPは一撃で約6000削られる。

だが俺がコイツに負ける事は、100%ありえない。

じゃなければ、わざわざ質量で劣る人間形態で、戦闘などしてない。

俺の耐久力を抜いたのを、ウォルトもわかったらしい。

ウォルトは叫んだ。


「俺の剣技は貴様の耐久をも貫通するっ」


もはや呼び方が、貴殿から貴様に変わってやがる。

まあ、敵だし? 殺すし? いいけどよ。

だがアイツは勘違いしている。

俺のマナ吸収は、Level30に上がって1秒間にHP、MPの回復量は1万、つまり俺が何もしなくても一生かかっても俺を倒せる事はない。

この世界のランクとは、強い弱いじゃない。

もはや、生物としての格の違い。

ウォルトにとって最大のミスは、俺がまだ雑魚だった時に潰しておかなかった事だ。

もっとも、その時は俺の存在など歯牙にもかけなかっただろうが。

俺の指先から伸びた音速の触手は、ウォルトの肩をなんなく貫通する。


「ぐぅぁぁ」


ウォルトは苦痛に声あげる。

これこれこれ、これこそ知恵のない魔物なんかじゃ絶対に味わえない至福の時間。

俺はその後、1時間ほどわざと急所を外して、触手を刺し続けたあととどめを刺した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ