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after66神星帝争奪戦48


時は少し遡る…


〜シュドレの控室〜


カティアとシュドレは楽しげに談笑していた。


だが…


「…どいつもコイツもジェシカに絡むのが好きだな…」


シュドレは呟いた。


ラグアの子の1人にして、元神星帝…

準星帝、ミリー・オルガット・シアル…


現在の立場はシュドレの方が上だが、それは今回ミリーがやらかして失脚したからだ。

プライドが高く、直情的な性格で、後先を考えないタイプだ。

ルル・オルガット・イグロシアル生誕祭の時はシュドレもカティアもその場にいた。


「…ミリーね…。ある意味有名人だけどね…悪い意味で…」


カティアは言った。

今では万を超えるラグアの子たちの中でもミリーの評判はよくはない…

というか最悪に近い…


「…私が言ってくるよ。シュドレが言っても、少し前まで立場は真逆だった。一応言うことは聞くだろうけど、禍根が残るだろうし…」


そう言って、カティアが部屋から転移しようとした時だ。


「いや、いいよ。カティア。バカな妹の後始末ぐらい自分でやるよ」


その声を聞いたシュドレは即座にその場に跪く…


カティアを呼び捨てにできるほど上位の立場の存在…

そして、何よりよく知っている声だ。


神の中でもずば抜けた至高の頭脳を持ち、自身でも太古から君臨するアラウザルゴッド二体を撃破…

瞬く間にラグアを全宇宙の支配者に押し上げると、自身はNo.2の椅子へと座った。

コイツの数々の功績は計り知れない…

いやそもそも、ラグアの全宇宙統一はコイツがいたから実現したと言っても過言ではない。


「リーゼ様、リーゼ様が出るほどのことでは…」


シュドレはその名を呼ぶ…


カティアの方は跪くまではしない。

カティアと自分ではそもそも立場が違う。

自分はラグアの配下にあたるが、カティアは違う。

星王の中には、ラグアと対等に近い関係を築いているものも多い…

カティアもその1人なのだ。


「まあ、そうなんだけどさ。あのバカはたぶんリーゼが言うのが1番効くと思うけど?ねえ?カティア?」


リーゼはカティアに話を振る。


「まあ…たしかに…」


リーゼは言いながらいつかのルルの生誕祭を思い出す…

ミリーはリーゼのことは、完全に敬愛?

いや、もはや崇拝と言ってもいいレベルか?


たしかにリーゼが言うのが1番効果的かも知れない。


「では、お願い……します」


「カティアの場合は立場も立場なんだし、長い付き合いなんだから、リーゼに敬語なんかいらないよ?なんならパパにもいらないと思うけど?」


「いや、そっちはまたの機会に…」


「そっか。まあ、行ってくるよ」


そう言うとリーゼは試合会場に向けて転移するのだった。

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