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after11永天神話6


食事会を終えたリーゼ達はショッピングの真っ最中だった。


「お…お代はけっこうです!!永星帝様、星王様がいらしてくださっただけで、私としましてはこの上ない史上の喜びにございます」


その店の店長は恭しくリーゼとミグに跪く。


「だってさ?リーゼはこれミグに似合うと思うけどどうかな?」


「さすがリーゼちゃん、いいセンスだねー」


「まあ、あんたの趣味に合わせてるんだけどね?」


リーゼとミグは服を試着しながらそんなやりとりをする…

ミグはもはやいろいろと気にしないで楽しむことにしたようだ。


ちなみにミグが現在試着しているゴスロリ風のドレスはリーゼのセンスというよりは、ミグの趣味に合わせてリーゼが選んだといった方が正確だ。


「じゃー、これはもらうとしてー…ねーねー、リーゼちゃん?これは?」


とんでもないスピードで猫耳と尻尾のコスプレに早変わりしたミグはリーゼにそう聞いた。


店長はミグが一瞬で猫のコスプレに切り替わったようにしか見えずに目をパチクリさせている。


「…なり損ないのイナゴの中でも最高クラスのステータスの無駄使い……いや、なんでもないや。てか、これはリーゼの予想だけどたぶんあんたは、それはこの店から出たら二度と使わないと思うよ?」


「うーん…リーゼちゃんの予想って外れたことないしなー…じゃーこれだけでいいや」


最初のゴスロリ風のドレスをミグは亜空間内に放り込むと言った。


ちなみにミグがたった今試着した猫のコスプレセットだが、後に星王ミグ・ヒピー・イグロシアルが試着したことによって、とんでもないプレミアがつき、オークションで途方もない金額で落札されるのはまた別の話である。


リーゼとミグが店を出た…その時だ。


「次は…ん?師匠?」


「パパからの神通だね。リーゼにもきたよ。同時だからこのままつなぐよ?」


ミグとリーゼにラグアから神通がきた。


『遊んでいるところわりーな?リーゼ、ミグ、ちょっと今いいか?』


『いいよ。その様子じゃパパはミリーの後始末で仕事中ってとこかな?』


『大丈夫だよー。師匠も来ればよかったのに?』


リーゼとミグはそれぞれそう答えた。


『リーゼは話が早いな。まあ、そんなとこだ。それからミグ、自分が美化された小っ恥ずかしい映画を見たがる程、俺はナルシストじゃねー』


『面白いのにー…』


ミグは不満そうに言った。


ラグアはミグのその言葉には答えず本題に入る。


『じゃー、本題だ。ミリーに全宇宙を任せておいたらめちゃくちゃになった。反対運動はめちゃくちゃだし、このままじゃ生半可なヤツを神星帝にたてても確実にミリーの二の舞だ。選択肢としては、力で黙らせられるヤツを担ぎ上げるか、俺が今から言う方法をとるかだ』


『へぇ?だいたいわかったよ。まあ、退屈しのぎぐらいにはなるか』


『何?何?わかんないよ?』


察しがついて既に頭の中でいろいろと考え出したリーゼと意味を理解していないミグ…


神通によるやりとりは続く…

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