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after6永天ラグア・エルライド・イグロシアル2


「で?鋭治?この子どうするの?もういらない?」


俺の隣から姉ちゃんがミリーに死刑宣告を告げる…

ミリーはその言葉に真っ青になる…


「おっお待ちくださいっ!!私はまだ役に…」


言い終わらないうちに姉ちゃんは口を挟む。


「立つわけないでしょ?いい加減だったけどあんたよりはルーグの方が100倍マシだったわよ。あの子は半年で勝手に引退しちゃったけど、純粋な力とカリスマ性があった。クソ兄貴にそっくりなのは腹が立つけど、今でもルーグを慕っている者は大勢いるわ。少なくともあんたが神星帝になってからみたいに、最高神ユニオンによる細かいクーデターが頻発する事態なんか起きなかったわ。そんなゴミの処理をしているうちにエルミナも我慢の限界で鋭治に怒鳴り込んで来たんじゃないの?ねえ?あたしが何を言ってるかわかる?ねえ?ねえ?」


「それはっ!?………その…しかしっ!?叔母様……!?っ、申し訳ございませんっ!!失言でしたっ!!」


挙動不審で顔面は真っ青を通り越して蒼白なミリーはテンパって姉ちゃんに絶対に言ってはいけない一言を言ってしまった。

姉ちゃんに叔母様はマズイ…


姉ちゃんの額には青スジが浮かんでいる…


「……いいわ。死にたいようね。あたしが処刑するわ」


言いながら姉ちゃんは立ち上がる…


「申し訳…申し訳ございません…どうか…どうかご慈悲を…」


ミリーは泣きながら土下座するスタイルに移行してしまった。



さて…

なんか見ていてさすがに可哀想になってきた。

出来が悪くても一応は俺の娘だ。


俺は立ち上がった姉ちゃんを手で制す。


「鋭治?甘くない?」


姉ちゃんはそんなことを言うが、全宇宙の最高権力者は一応俺であるから、大人しく席に戻る。


「申し訳ございません…どうか…」


ミリーはまだ泣きながら土下座状態である。


「ミリー、顔を上げろ」


「はっはいっ!!」


泣き腫らしたミリーが顔を上げる…


「ミリー、降格だ。準星帝からやり直せ」


「あっありがとうございますっ!!」


降格だと言われてありがとうってのも変な話だが、ミリーは姉ちゃんに処刑される寸前だったから仕方のない話かも知れない。


「おい?俺の気が変わらねーうちにさっさと退がれ。お前に預ける宇宙が決まりしだい連絡を寄越す。行け」


「!?っ、失礼しますっ!!」


ミリーは俺に深々と頭を退げるとそう言って退室した。


そして…




「相変わらず仲間には甘いわね?それで?どうするの?」


俺は姉ちゃんの言葉に少し考える…

そして…


「…めんどくせーけど、一度下界に降りるわ。次の神星帝は俺が決めることにする。姉ちゃんなら心配ないが、一応俺がいない間は頼むぞ?エリスっ!!」


「はっ、ラグア様、お呼びでしょうか?」


俺のその一言で跪いた状態のエリスはまるではじめからそこにいたかのように現れた。


「下界に降りる。何があっても問題ねーが、一応適当に準備しとけ」


「かしこまりました」




それから数分後…

俺とエリスはとりあえずエルミナに向けて転移するのであった。

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