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第82話魔神への道


轟音。

俺はロロとミグの分体に八つ当たりのように全力のビックバンをぶち込んだ。

予想してた以上の威力だ。

おそらくロロの神格エネルギーを吸収して俺の力が上がった影響だろう。

だが、そんな事より…


「エリローズ、てめえどういうつもりだ?」


俺はエリローズにブチ切れた。

コイツが訳のわからない提案をロロにしなければ、俺はミグを殺せていた。

まあ、俺一人ではロロには勝てたかどうかは怪しいが、そんな事は俺には関係ない。

俺は恩は一瞬で忘れるが、恨みは一生たっても忘れないタイプの人間だ。

まあ、今はもう人間じゃないが、細かい事はどうでもいい。

とにかく俺はエリローズに対してブチ切れてる。


エリローズは言う。


「まあいいじゃないですか。神格エネルギーもだいぶ上がりましたし。ステータスも上がっているはずですよ?私も全盛期の8割ぐらいまで回復できましたし。」


「よくねーよ?俺はミグに殺されかけてんだぞ?てかお前の回復とかなんだよ。そっちが目的か?こら?」


「まあまあ、短気は長生きできませんよ。気をとりなおしてステータスの確認でもしましょう。」


マジでこのクソ尼絶対ぶっ殺す。

俺は何度目かわからないがそう心に誓った。


エリローズに言われた通りにするのは癪だが、他にする事もないのでステータスを見る。


固有名 ラグア・エルライド


種族 ローズアメーバ(進化数5)ランクSS-魔王種


HP∞


MP∞


力∞


耐久∞


俊敏∞


通常スキル


言語理解


固有スキル


MP無制限

神通

魔王1/15


王級スキル


帝級スキル


土星帝

不滅の帝

幻惑の帝

七大罪

水星帝

七大天使

夢幻の帝

火星帝

流星帝

雷帝


神級スキル


万物の神


称号


転生者

突然変異

生態系破壊

魔王

下級魔神


〜〜〜


なんだよこれ?


「上級神より上の神は概念を得る為にそれぞれの道へと変質します。まあ、今のところオリジンゴット以外の概念持ちはいませんが。」


「あ?なんだそりゃ?それも聞いてねーよ。」


「ちなみに初代ラグアは上級魔神まで上り詰め、概念を得る一歩手前でしたね。」


まあ、とりあえず強くはなったって事か。


「てかお前は何になったんだよ?」


「私は変わりませんよ?失った力が少し戻っただけですからね。それにオリジンゴットははじめから完成された存在。私が全盛期以上の力を得る事はありません。」


エリローズはラグアにそう言ったが、ちなみにそれは嘘だ。

正確にはオリジンゴットが力を増す為の方法は1つだけあるのだが、それは今はいい。



俺はエリローズとそんなやりとりをしたあと亜空間を出る。


出てきた瞬間に目に入ったのは、亜空間に入った時と同じ位置で跪いているテオレーム。


マジで犬だな。

俺は思うのだった。



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