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三十七個めっ♪ 保健室ってそんなんじゃないだろ…?

一日以上遅れました…

「・・・あの、俺は一体…?」


 目を覚ましたら隣にれもんが居たので訪ねてみたのだが…


「・・・その、私の…キスで…」(れ)


「・・・ぐはっ!?何て理由だ俺…」


 情けなさすぎるだろ!?れもんの長いキスに耐えられずに気絶とか!?・・・穴があったら入りたいとはこの気持ちの事か…。気絶前の事を思い出せて良かったとか思っている俺は、ある意味重傷だけどな…


「何か聞くのも複雑な気持ちなんだけど…大丈夫なんだよね?」(れ)


「大丈夫だと思います…その、逆にご迷惑をお掛けしました…」


 キスで気絶とか、虚弱体質も真っ青な理由だな…


「何ともないなら良かった。けど…あの、やっぱりいきなり了承も得ずにしたのは…迷惑だった…?」(れ)


「そんなことはありませんぞ!?嬉しいか、嬉しくないか、どちらかと聞かれたら、間違いなく嬉しかったですよ!!ただその…情けない事に、俺の処理能力が貧弱すぎてオーバーヒートしたと言うか…」


 実際、よく分からないが…思考がごちゃごちゃになったんだよな…。その事もあるし、聞いておかないとな…


「その…いきなりキスした理由を聞いても…?」


「…うん。それは話そうと思ってたの。みんなには言い訳レベルで言ったけど、平真にはちゃんと話さないといけないし…」(れ)


「よ、よし!どんと来い!!」


「そんなに気合いを入れないでも良いと思うけど…。だって…単純な理由だもん…」(れ)


「単純な理由?」


「私が嫌だったの…だって、このままだとみんなとキスしちゃうでしょ?」(れ)


「え?いや…その…」


「平真は素敵だから仕方ないと割り切るけど…」(れ)


「おぉぅ…そんな直球で褒められると照れます…。ありがとう、れもんに褒められるとマジで嬉しい!しかし、褒められ慣れてないので…マジで照れます…マジで…」


 顔が熱すぎる…布団で寝てたからでしょうかね?


「そ、そんなに照れられると言った私も恥ずかしいんだけど…その、その事じゃなくてね?私が、一番最後のキスすることになるのは嫌なの…」(れ)


「え?一番最初に…」


「あれは事故でしょ?・・・ちゃんとキスしたかったの…。平真ったら何だかんだと理由をつけてしてくれなかったし…。それなのに、みかんといちごにはしちゃうし…」(れ)


「あの…れもんさん?やっぱり怒ってらっしゃいますよね…?」


「何度か納得してみたんだけど…ふとした拍子に沸々とこみ上げるんだよね…如何ともし難いってこういう事を言うのかな?」(れ)


「不快な感情を与えてしまって申し訳ございません…」


「こういう感情もあると分かってて挑んだ恋愛だったはずなんだけどね…。自分で想像していた事なんて、本当に想像の範疇だったんだなって色々理解しているところなんだよね…」(れ)


「自分の想像を超える事なんてありすぎてもう…」


「想像力がたくましそうな平真でもそうなんだ?」(れ)


「…れもんたちは俺をどういう風に思っているのかね?」


「ええと…」(れ)


「みなまで言わないで良い…その彷徨わせている視線で察しましたよ、ええ…」


「ええと、とにかくね!私は、最後が自分になるのが嫌だったってことなの!分かった!!」(れ)


「わ、分かりましたが…ち、近いですぞ?れもんさん…」


「・・・して」(れ)


「…なんと?」


「平真からもして欲しいって事よ!察してよ!!」(れ)


「何でそうなったんですか!?ここ保健室ですよ!?」


「保健室って…そう言うシチュエーションの定番じゃないの?」(れ)


「なるほど、それであの時も迫って…って、いきなりすぎて展開について行けないんだよ!?」


「そこは何とか乗ってくれても良いじゃない!!」(れ)


「無理でしょう!?無茶ぶりが過ぎますぞ!?」


「平真なら出来る!頑張って!!」(れ)


「れもんがまた壊れておる!?」


「恥ずかしいのよ!恥をかかせたんだから責任を取ってよ!?」(れ)


「ああ!もう!!後で後悔しても知らんからな!?」


「何を言って…!?」(れ)


 もう考えるのは止めて、素直に要求に応える事にした。つまり…強引に近い形でれもんの唇を奪ってやりました!・・・お、怒られないよな…?


 ・・・最初は驚いた顔をしていたれもんも、今は目を閉じていて…え?これどれくらいすればいいの?何て色気のないことを考えている何て思ってないんだろうな…。正直、余り長い間してると理性が飛びそうなのでそろそろ…


 俺が離れると同時に、れもんが目を開いて俺を見つめて来た。・・・ここ保健室ですよ?俺は、どうやら動揺し過ぎて逆に落ち着いているようだ。良かった…俺まで動転していたら大惨事になっていたかもしれん…


「れ、れもんさん?そんな期待した瞳で見つめられましても…ここ、保健室ですよ?」


「保健室だから…良いんじゃない…?」(れ)


「前から思っていたけど、れもんの中での保健室はどんなところなんだ…?言っておくけど、そう言う場所じゃないですよ?実際にそんな事になりませんよ?落ち着いてよーく考えましょうね?」


「・・・平真はキスしても何も感じなかったの…?」(れ)


「いや、そう言う事ではなくてだね…。一旦落ち着こう?な?ここは学校です、学び舎ですよ!」


「平真は授業ちゃんと受けてないけどね?」(れ)


「その通りです、申し訳ございません…」


「ふふっ♪あ~あ…誰かさんのせいでさすがに冷めちゃったな?・・・ちょっと残念に思ったりはしてくれるのかな?」(れ)


「それはもちろん!!・・・ノ、ノーコメントで…」


「平真はもう少し隠した方が良いと思うよ?駆け引きとか苦手そうだよね♪」(れ)


「平真さんの良い所は素直な所なんですよ…きっと」


 そう思っておかないとやっていられませんわ…


「その…れもんまで授業をサボらせてしまったようで悪いな…試験も近いと言うのに…」


「元はと言えば、私が悪いんだし…とても複雑だけどね。でも、お陰でして貰えたし…♪」(れ)


「そう言いつつ…唇に触れながらこちらを見つめるのは止めて頂けないでしょうか?色々と…な?」


「ちゃんと言ってくれないとわかりませ~ん♪」(れ)


「れもんが意地悪モードになっておる…手籠めにしちゃうぞ?こら!!」


「出来ないくせに?それに、私が同意の上になっちゃうから…手籠めじゃなくなっちゃうよ♪」(れ)


「ちきしょう…何でこんなに可愛いんだよ…。勝てる気がしない、降参します!」


「降参早いよ?それじゃあ、今日はどうするの?図書館行くの?」(れ)


「どうしようかね?うーむ…うぉ!?川倉明美さんではないですか!?いつからそこにおられたんですか!?」


 仕切りのカーテン開けたらそこには川倉明美様がおられました!心臓が飛び出るかと思った!?


「あ、明美!?見てた!?聞いてた!?」(れ)


「ええ、二人の空間を作っていたから入り込めなかったけど…二人がここで退学になっても可笑しくない事をしようとしてた時からいたわよ?」(川)


「しようと何てしてませんよ!?ねぇ?れもんさん!!」


「・・・ええ、してないよ?」(れ)


「その間!こういう時は嘘でも即答してください!?」


 下手すると俺の命に係わるんですよ!?怖くて言えないけどな!


「れもんが余りに可愛くて、色っぽくて、見惚れてしまったわ♪…平真君?」(川)


「は、はひ!?何でしょうか!!?」


「…れもんの事をよろしくね?泣かせたら…許さないからね?本当に許さないからね?」(川)


「はひ!!大事な事なので二回言ったんですね!?最善の努力を致します!!」


「・・・まあ、良いでしょう」(川)


「明美…そ、そこまで迫力出さなくても…」(れ)


 客観的に見てたれもんがこういうほどですよ?思い切り殺気…気迫を向けられていた俺なんて…ちびりそうでしたとも!してませんけどね!?


「冗談だよ♪ちょっと、れもんをよろしくって意味で言っただけだからね?それじゃあ、このノートがれもんが居ない間の授業の内容だからね?明日返してくれれば良いから♪」(川)


「ありがとう、明美♪やっぱり、明美は頼りになるよね♪」(れ)


 目の前でキャッキャ♪ウフフ♪と騒ぐ二人。本当に仲良しさんですね♪…その分、川倉様が本気って事なんですがね…ガクブル


「今日も平真君と一緒に帰るんでしょ?」(川)


「ごめんね、明美。最近余り一緒に居られなくて…」(れ)


「いいよいいよ♪平真君との事を話すれもんは、色々な表情を見せてくれて楽しいから♪」(川)


「もう!私、そんなに表情変えてないよ!!明美ったら大げさに言わないでよね!!」(れ)


「れもんが怒った♪怖いのでたいさんしま~す♪またね?れもん♪平真君♪」(川)


「明美!?もう…」(れ)


 ちょっと怒っているれもんをしり目に、俺は軽く手を振って応えていた。無視何て出来ませんとも…


「平真、余り本気にしないでね?明美ったら冗談ばっかり言って私をからかうんだから…。きっと、余り構って貰えなくて拗ねてるのね!子供なんだから!!」(れ)


 どうやら、こういう事でからかわれ慣れていないれもんさんはおこらしい。まあ、冗談の範囲みたいだが…。俺?俺も慣れてないけど、相手がれもんなら逆に嬉しいってもんですよ?そんなものだろ?


「何か気が抜けちゃったわ…帰りましょうか?」(れ)


「そうだな…鞄…って、そこに置いてあるの俺たちの鞄か?」


「みたいね…。明美ったら、お礼言い損ねちゃったじゃない…」(れ)


「二人は本当に仲良しだよな?」


「それはね♪平明信みたいなものだよ?」(れ)


「平明信言わんでくれ…」


「…諦めて慣れたら?」(れ)


「マジかぁ…」


 慣れないとダメなのかね?


「他のみんなは帰ったのか?・・・ホームルーム終わってからそんなに経ってなさそうだけどな?」


「そうね…連絡してみるね?・・・もうちょっと二人きりが良かったけど…」(れ)


「ん?何か言ったか?」


「何でもない…じゃあ、少し待ってね?」(れ)


 その後、結局みんな待っていてくれたようで勉強会に突入になったのだが…俺はいまいち集中出来ずにあまり成果はなかったと言えよう。


 何故って?れもんとのキスを思い出してしまったのですよ…今頃になってな?そのせいで、れもんの唇を見つめてしまったりして…。そのせいで、みかんといちごとのキスも思い出して同じような状況になったり、りんごとざくろともするのか?とか考えてしまったり…節操なしだな、俺は…


 結局、そんな感じで集中出来ない俺が倒れたせいじゃないかとなって早めに解散となったのだった。真実は最低の助平真さんマジサイテーって感じなのですが…今日のりんごには手を出すなよ?平真…純粋な彼女を傷つけたらシャレにならんぞ…?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


何度も書き直しているうちに訳が分からなくなってくると言う…ダメですね(汗


次話もよろしくお願いします。

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