三十五個めっ♪ いちごの追撃!!平真は攻撃を受け流せるわけがなかった…
おっす!俺、平真!今日も一日頑張った!今、俺はお風呂で心身共にリフレッシュしているところさ♪明日に備えてゆっくりつからないとね♪
現実逃避?そんなわけないじゃないか♪ドアの向こうから聞こえる布ずれの音とか気のせいに決まっている!何もキコエナイゾ…
「お待たせしました、平真さん♪」(い)
スクール水着のいちごが現れた!!
「いちご、君は何を着ても素敵だよ!!」
平真は、歯の浮く誉め言葉を唱えた!!
「ありがとうございます♪でも…私としてはこの水着の下を褒めて欲しいですね?」(い)
いちごのカウンター攻撃!!効果は絶大だ!!
「ぐふっ!?俺の屍を超えて行け…ガク」
平真は倒れてしまった・・・
「何をしているんですか?平真さん?」(い)
「平真は倒れてしまったのでいないものとして扱ってください…」
「・・・では、水着を着る必要ないですよね?」(い)
「待って!今のなし!!水着を脱ごうとしないで下さい!?」
「仕方がない人ですね、平真さんは♪お背中を流しますので、座って下さいね?」(い)
「・・・分かりました、お願いします」
「はい♪お願いされました♪」(い)
いちごさん、とても上機嫌である。俺なんかの背中を洗って楽しいの?それよりも、この展開って乗っちゃいけなかった気がするんだが…
「前も洗いましょうか?」(い)
「全力で遠慮いたします!!」
「…残念です」
おお!こんなに簡単に引いてくれるとは…強く言った効果か?
「では、次は私の背中をお願いしますね♪」(い)
「へ?って、何で水着を下げているんですか!?」
「こうしないと背中を洗って貰えないからですよ?」(い)
「ストップ!そこまで水着を下げてこちらに振り返ろうとしないでください!?」
俺の問いかけに答えながら振り向こうとしたいちごの事を、肩を抑えて何とか留めた。肩も柔らかい…って違う!危なかった…
「あ、胸が見えてしまう所でした♪私ったら、ついうっかり♪てへっ♪」(い)
「可愛いけども!絶対にわざとだったと確信しましたぞ!?」
ここは戦場だ…生きて帰るには一瞬たりとも気を抜いてはダメだぞ!平真よ!!
「くっ…仕方ない。さっさと洗って終わらせ…」
「あ、乙女の柔肌はとても繊細なので、タオルなど使わずに手でお願いします♪」(い)
「え?今、何とおっしゃいましたか?」
「乙女の柔肌はとても繊細なので、タオルなど使わずに手で洗って下さいとお願いしました♪」(い)
「え?手にボディーソープを付けて洗えと申すのか?」
「洗えと申すのです♪」(い)
「・・・18禁に発展する恐れが…」
「どんと来いです♪」(い)
「今日だけはタオルを使うと言うのは…?」
「もちろん、却下です♪」(い)
「実はこのタオル、手で洗うような優しさと言うのが売りで…」
「どう見ても普通のタオルですよね?さっき使いましたよ?」(い)
「しまった!?見た目は普通なんだけど、実は!みたいな逃げ口上が使えないじゃないか!?」
「もう言い訳タイムは終わりですか?」(い)
「え~とですね…何と言いますか…」
「いい加減に覚悟を決めてくれないと…胸タオルで平真さんの前を洗いますよ?」(い)
「ヘ~イ!いちごさーん!?小学生のセリフじゃないぜ!?」
「・・・」(い)
「分かった!洗う!覚悟を決めて洗いますから!!にっこり笑いながら振り向こうとするのおやめください!?」
ここに来た時点で勝ち目なんてなかったんだよ…
「い、いくぞ…」
「いつでも来てください…♪」(い)
「これは身体を洗う行為なんだ!他意はないんだ!!」
そうやって声に出して自分に言い聞かせて、ボディーソープを付けた手をいちごの背中に触れさせてみた。
「あっ…♪」(い)
「何て声を出してるんですか!?いちごさん!?」
「今のは好きな人に触れられたと言う歓喜の声ですから、気にしないで下さい♪」(い)
「それは無理です!!必至に堪えている何かが溢れてきそうなので、何とか抑えて頂けませんかね!?」
「平真さんって、肝心な所で抜けてますよね?私と平真さんでは勝利条件が異なるんですよ?」(い)
「しまったぁぁああ!?墓穴を掘ってどうする!?俺よ!?」
「では、続きをお願いしますね♪」(い)
「そうなりますよねぇ…」
「平真さんは乙女の柔肌を堪能出来るてラッキー♪くらいの気持ちで行けばいいんですよ?」(い)
「・・・そんな開き直りが出来るくらいなら、あそこまで激しい抵抗をするわけないでしょうが…」
「平真さんのは、抵抗と言うよりただの悪あがきですけどね?」(い)
「そう言う事は、思う事があっても口に出さないで頂けると助かります…」
「それでは、諦めて続きをどうぞ♪」(い)
「…ぐ、グヘヘヘ…オトナのオソロシサをオシエテやろうではナイカ!?」
「平真さん・・・」
「お?怖くなっちゃいましたか?それならやめよ…」
「・・・これは酷いです。もっと頑張りましょう…」(い)
「ぐふっ…自分でも酷いと思ったさ…。でも、そんなにはっきり言わなくても良いじゃないですか…」
いじけちゃいますよ…?
「逆に考えれば、平真さんは嘘を付けない人って事ですよ?私としては、その方が素敵だと思います♪」
「ふっ、恋は盲目ってやつだな!」
「その通りです♪」(い)
「あの…肯定されると物凄く困るのですが…」
「ですので、私にとっては平真さんには欠点などないので安心してください♪」(い)
「あ、ああ…」
「優しい平真さんは女の子のお願いを断ったりしませんよね?と言う事で、背中を洗って下さいね♪」(い)
「なるほど、こちらを全肯定した上で自分の要求を通そうとするとは恐ろしい娘ですな!?・・・分かりましたよ、覚悟を決めて…行きますぞ!?」
「どうぞ♪」(い)
そこからの戦いは熾烈を極めた。俺が少し手を動かす度に、いちごが「あっ♪」とか、「あん♪」とか、「そこです…♪」とか、艶めかしい声を上げるあげる…。あれだね、俺は平常心の平真と名乗っても良いじゃないかってくらい頑張ったよね?頑張ったと思わない?
そして、ついに背中の露出部を洗い終わった!俺の勝ちだな!!
「ふぅ…任務完りょ…」
「あ、水着をもう少し下げるので下までお願いしますね♪」(い)
「お待ちください、いちごさん!?それ以上下げるとお尻が見えてしまいますよ!?」
「え?背中を洗ってくださいって言ったら、普通はお尻まで含まれますよね?」(い)
「含まれませんよ!?何処の普通なんですかそれは!?」
「いちごちゃんの中の普通です♪」(い)
「それを認めてしまうと、今後圧倒的に不利になるので却下です!!」
「平真さんが悪いんですよ?」(い)
「へ?俺??…何もしてないのだが…?」
「何もしてないから悪いんです!!」(い)
「意味が分からないんだけども!?」
「だって、背中を手で直接洗うと言うイベントですよ?普通は照れて目を瞑って行ってしまい、あれやこれやの事故が起こるものなんですよ?なのに平真さんたら…微妙な助平心を発揮して目を閉じないんですもの」(い)
「え?わ、分かるものなのか?」
「はい、視線を感じましたよ?でも、そのせいで目を閉じる事により起こりやすくなる事故が回避される事態に陥ってしまったのです!具体的には、手を滑られて胸を触ってしまったり、水着を引き下げてしまったり、水着に手を突っ込んでしまったり、はたまた足を滑られて押し倒してしまったりと言う、美味しいイベントを逃してしまったんですよ!!」
「な、なんだってー!?・・・良かった、マジで大事に発展するところだったんだな…」
「全然良く何てありません!!」(い)
「あぶねぇ!?危うく見ちゃうところだったろ!?いきなり振り向くんじゃありません!?」
「・・・今のは計算じゃなくて忘れていたんですけど…何で回避出来たんですか?」(い)
「忘れていたんなら仕方ないな?何故回避出来たか問われれば…ここが戦場だからだ!俺は、一瞬たりとも油断していないのさ!!」
本当はかなり偶然の要素が大きいけどな?興奮すると我を忘れるんじゃないかと思って、少し動いたら視線を逸らそうと思い続けていたのだよ!!偶然?必然?・・・どっちでもいいか…
「何か初めて負けた気分です…ここまでですね…お互いに洗えていない部分を洗いましょうか…」(い)
「な、何か悪いな…?」
「いえ…強引過ぎたのかもしれません…」(い)
俺は悪いことをしたつもりはないが…気落ちしたいちごを見ていると罪悪感が…
その後、お互いに無言で身体を洗った。もちろん、そこは見てませんよ?お陰で何かこう…さらに何か悪いことした気分になって来たんだけど…
「平真さん、先に湯船を使ってください。私は長湯なので・・・」(い)
「そ、そうだな!俺はさっと入ってさっと上がるからすぐに済むしな!では、遠慮なく!」
ふぃ~♪水着を着けたままだと違和感はあるが…湯船に浸かるとやっぱり違うな!リラックス出来そう…
いちごと一緒にお風呂とか絶対何かやっちまうと思ったが、何とかなったな…
「平真さん、失礼しますね♪」(い)
「へ?失礼って…ちょ!?何で入って来るんだ!?」
「え?私は長湯なので、平真さんにもたれ掛かってゆっくり入りたいです♪って言いましたよね?」(い)
「言ってなかったんですけど!?」
「え?だって平真さん、私がしゃべっている途中に遮ってしまった挙句に、勝手に解釈したちゃたじゃないですか?」(い)
「そう来ましたか…と言う事は、負けたから引きますみたいな雰囲気も演技と言う事ですか…」
「何のことですかね?それよりも、このお風呂って私と平真さんが一緒に入るには丁度良い大きさですね♪」(い)
「全然丁度良くないと思いますが…?密着し過ぎちゃってる気がしませんかね?」
「いえ、夫婦の正しい距離感だと思います♪」(い)
「夫婦じゃないからね?もう確定しました!みたいな言い方止めてくれませんかね!?」
「でも、平真さんがずっとここに住むつもりならお風呂はもうちょっと大きくした方が良さそうですね?」(い)
「相変わらずこちらの指摘は無視ですか…。しかし、先程と言ってる事が違うんじゃないかね?」
「残念ながら、可愛いいちごちゃんも成長してしまうのですよ…。つまり、今がベストの大きさだとするならば、成長した私と平真さんがキャッキャ♪ウフフ♪するには少しだけ狭くなると思いますので」(い)
「いちごとお風呂でキャッキャ♪ウフフ♪をする予定はないのですけども…」
「あ、ニャン♪ニャン♪の方がよかったですか?」(い)
「そう言う事ではなくて!?」
「それで、平真さん?先程から、何故私の方を見てくれないんですか?」(い)
「そう言ういちごさんは、何故必要以上に俺に密着してくるんですか?」
「平真さんの寵愛が欲しいからです♪」(い)
「直球で来たぁ!?狭いからとか言い訳してくると思っていたのに!?」
「私の決め球はストレートなんですよ♪」(い)
「まだ決まってない!決まってませんよ!?」
「私をなるべく意識しないように視線を逸らしている時点で、平真さんの負けは確定していると思うんですけど?」(い)
「べ、別にそんな理由で視線を逸らしたわけじゃないし!壁の汚れが気になっただけだし!!」
「そう言うのなら、こちらを見て欲しいんですけど?」(い)
「い、良いだろう…見て進ぜようではないか!?」
お、落ち着け俺…。身体に密着してる柔らかい感覚とか気にするんじゃない!そうだ、相手は小学生だ!親戚の子が俺に懐いているとでも思えば…大丈夫!…なはずだ!?
「どうだ?振り向いたぞ!って、近いですよ…いちごさん…」
俺が振り向く瞬間を狙ったようで…俺に背を預ける体勢だったいちごが、振り向けが俺に抱き着いて至近距離で見上げてきていた…
「平真さん…私の鼓動を感じますか?凄くドキドキしています…」(い)
「鼓動を感じるも何も…俺の方がドキドキしすぎてやばいので、離れて頂けませんでしょうか…」
密着する身体も確かに危険な柔らかさでまずいのだが、それよりも…少し動けば唇が触れてしまいそうな…いちごの顔がすぐそこにあるのが一番まずい…。何か、目が離せない状況になってしまっている…
「平真さんから見たら、私は小学生の癖に大胆不敵な行動を取る怖いもの知らずな小学生に見えるんでしょうけど…本音を言わせて頂くと、とても不安なんです。平真さんを好きになればなるほど不安も大きくなって…平真さんと過ごせる幸せな気持ちを知れば知るほど居ない時間が寂しくなって…」(い)
「い、いちご…?」
「それでも、幸せを手に入れる対価ならと耐えていました。でも、幸せな時間を思い返したり、幸せな未来を思い描いたりしても…もう、埋まらなくなってしまったんです。平真さんの存在が、私の中で大きくなり過ぎてしまって…」(い)
「・・・」
「お母様二人には相談しました。でも、埋められるのは平真さんだけだと分かっただけでした。結局、私は平真さんの気持ちなんて考えてないんです。私が平真さんに迫っているのは、この平真さんの存在で出来た隙間から漏れだす虚無感にも似た感情に、私自身が耐えられないからと言うどうしようもなく身勝手な理由からです…」(い)
「そ、そんなことは…」
「安い慰め何て要りません…。もし、本当に少しでも同情してくれるのなら…キス…していただけませんか?」(い)
「それは…」
「今だけで…ほんの一欠けらで良いんです。貴方を…平真さんの気持ちが私にも向いていると感じたいんです…」(い)
「い、いちご…」
相手が小学生だからとかそんな理由で回避出来るような想いの強さじゃないと知ってしまい、更に現状の密着度や、近過ぎるいちごとの距離など、言い訳する条件が整い過ぎていた。
何より、いちごのいつもとは違う不安気な表情と態度を見て、何とかしてやりたい、不安を取り除いてあげたいと思った時点で俺の負けだっただろう。つまり…
俺は、自分の意志でいちごとキスをした…
どれくらいしていただろう?風呂場の熱気と、いちごとの密着で熱くなった身体がもう限界!と悲鳴を上げてきている気がして、さすがに唇を離そうとしたのだが…
「…ん」(い)
「!?」
いちごが離れようとした俺にしがみ付いて来てまた密着してしまって継続させられてしまった。しかも…
「!?」
「ぁ…」(い)
俺は慌てていちごを引き離した!だってな…
「い、いちご!?」
「何でやめちゃったんですか?」(い)
「な、何でって…し、したがっ!?」
「下?下がどうかしたんですか?」(い)
「絶対わざと言ってるだろ!?それより、どうしてそんな知識まで持ってるんだよ!?」
「何度も言ってるじゃないですか?子供が出来る事をしようとしているんですよ?それくらいの知識以てない方が可笑しいと思いませんか?」(い)
「そう言われたらそうかもしれないが…。そ、それよりも!さっきまでの殊勝な態度は何処にいったんだよ!?演技だったのか!?」
「残念ながら演技じゃないですよ?ただ…平真さんとのキスが思った以上に私に効果があったようで…隙間を埋めるどころか、溢れて出てきてしまって…身体が熱くて…♪」(い)
「小学生じゃない!?表情とか仕草とか小学生じゃないですよ!?いつも言ってるけど!!?」
「だったら、小学生じゃないいちごと最後までしてしまいましょうよ♪」(い)
「この展開は可笑しい!!こういう場合って、その後何もなく過ぎて俺がキスしてしまった罪悪感に苛まされるところでしょうが!?何で続きしましょう♪的な展開になってるんだ!?」
「キスからそう言う行為に移るのは普通じゃないですか♪」(い)
「流れはそうだったとしても!そう言う雰囲気じゃなかったはずだろ!?」
「臨機応変に対応していかないと、長い人生を生きていけませんよ?と言う事で…まずは脱ぎますね♪」(い)
「脱ぐな!?マジで脱ごうとしないでください!?」
「あ、脱がせたいんですか?それとも、着けたままの方が興奮を?」(い)
「どっちもちがーう!?」
「じらさないで下さい…私、身体が熱くて限界なんですよ?」(い)
「それは絶対にのぼせてしまっただけです!出ましょう!風呂場から出ましょう!!」
「脱衣所でするんですか?」(い)
「その話から離れましょう!?マジで離れて下さい!!」
「いやです♪平真さんだって、先程のキスで私を感じてくれましたよね?それなら、興奮してるんじゃないですか?」(い)
「してません!万が一していたとしても我慢出来る大人なんです!とにかく、ここから出よう!離れてくれ!!」
「離れませんよ♪私の疼きを鎮めてくれるまで離れません♪」(い)
「段々生々しくなってきるぅ!?やめましょう!?今日はもう平真君のキャパ越えてます!ギブアップです!!」
「それなら、私が主導でいきますよ♪」(い)
「生々しいの禁止だっての!!って、水着に手をかけるな!?洒落にならんだろうが!?」
「大丈夫です♪私が平真さんを脱がす、平真さんが私を脱がす、これでお相子です♪」(い)
「そう言う問題じゃなーい!!マジでやめて!?やめてくださぃぃいいい!!?」
その後、何があったのかは想像にお任せするが…一線は越えなかったと言っておく。・・・いちごに隙を見せてはダメだと改めて悟りました…
何とか二人で着替えを済ませ、とりあえず何か飲もうとリビングに顔を出したのだが…
「二人とも長湯だったわね?何回戦までいったのよ?」(菫)
「何の話ですかねぇ!?してないっつうんだよ!!」
「え?本当に?」(菫)
「残念ながら…折角、菫お母様が協力してくれたのに…キスしか出来ませんでした♪」(い)
「それは残念ね…。でも、キスは出来たのだからおめでとうと言っておくわ」(菫)
「ありがとうございます、菫お母様♪」(い)
「普通に報告しちゃうんですか…」
「菫お母様には協力してもらっているので当然の義務です♪それに…誰かに、今の嬉しい気持ちを伝えたいと言うのもあります♪」(い)
「本当に上機嫌ですな…」
「しかし、あんな密室で密着状態においてキスをしておいて…そこで止めるなんて…平真、いくらなんでヘタレすぎないかしら?」(菫)
「おぉい!?何て言い草だよ!?俺がどれだけ必死になって回避したと思っているんだ!?」
「そんなの知らないわよ。私は客観的事実を言ってるだけよ?」(菫)
「そうですよ?あれだけ私が良いと言ってるのにしてくれないなんて…平真さんは、ヘタレの王子様です!」(い)
「新しい王子様作らないでくれますかねぇ!?大体、しちゃったら大変な事になるだろうが!?」
「「大変な事…?」」(菫&い)
「二人してマジで分からないって顔すんなよ!?いちごはまだ小学生だろうが!?問題しか起こらないだろう!!」
「「ああ、忘れてた(ました)」」(菫&い)
「待てぃ!?本人が忘れていたとかあり得ないだろ!?」
「それ以上に刺激的な事があったせいで、自分を客観的に見る余裕すらなかったんです♪」(い)
「ぐっ…」
「その辺、詳しく!」(菫)
「食いつくなや!?」
「ええとですね?」(い)
「話そうとしないで!?マジでやめて!?」
「最後まではいかなかったけど手前までいったのかしら?」(菫)
「だから食いつくなと言ったでしょうが!?しようとしてないっての!!」
「そうですね。しようとしはしてませんもが」(い)
「これ以上話すの禁止!禁止でーす!!」
「平真、必至ね?」(菫)
「いえ、マジで何もなかったんですけどね?いちごが変な妄言を言おうとして…やめて!?舐めすぎ!多少な耐えるつもりだったけど、舐めすぎですよ!?いちごさん!!?」
「うふふっ♪平真さんが望むなら他のところも舐めちゃいますよ♪」(い)
「何を言ってるのかな!?」
「それじゃあ、私は邪魔みたいだから自分の部屋に行ってるわね」(菫)
「邪魔じゃないですよ!?」
「平真さ~ん♪」(い)
「はいよって来ないで!?怪しい瞳してますよ!?何度も言うけど、小学生の雰囲気じゃないってんですよ!?」
「安心しなさい?子供が出来たら育児は私たち親がするわ♪」(菫)
「ありがとうございます♪」(い)
「安心出来んわ!!私たち親って…秋華さんたちも絡んでるのか!?」
「当たり前じゃないの?今更何を言ってるの?私と秋華さんはばっちりマブダチみたいな関係なのよ♪」(菫)
「最悪だ!?最悪のコンビが誕生していた!?」
「最高のコンビの間違いでしょ♪」(菫)
「頼もしいコンビです♪」(い)
「と、とにかく!小学生で子持ちとか国際問題に発展するだろ!?」
「二人の愛で乗り越えましょうね?アナタ♪」(い)
「いつの間にか抱き着きながら何を言ってるんですか!?回避出来る問題でしょうが!?」
「じゃあ、後は若い二人に任せて…おやすみなさいね♪」(菫)
「マジで置いていくなぁ!?」
「平真さん…しましょう…♪」(い)
「さっき説得したばかりなのにまたなのか!?」
「仕方ないんです、身体が火照ってしまって…♪」(い)
「マジでいちごの身体が熱いんですけど!?熱があるんじゃないのか!?」
「はい…平真さんにお熱です♪」(い)
「そう言う意味じゃなくて!?」
「この火照りを覚ませるのは平真さんだけなんです…♪」(い)
「何度だって言ってやる!いちごは小学生じゃえねぇぇぇええ!!?」
その後またもなんやかんやで説得した。もう、俺は過労死するんじゃなかろうか…
「そんなわけで、もはや勉強する気力もわかないから寝たいんだが…一緒に寝ないとダメなのか?」
「夫婦が一緒に寝るのは当たり前の事じゃないですか♪」(い)
「・・・もはや言い合う気力もねぇ…寝よう…」
ふらふらとベッドに近付きダイブした。
「俺を優しく受け止めてくれるのはお前だけだ…」
そんな、精神的にまいっている事を言いつつ何気なくいちごを振り返ると…
「じゃあ、私も寝る準備しますね♪」(い)
「…ま、待ちなさい!?何でパジャマ脱ごうとしてるんですか!?」
「え?だって私、寝る時は下着ですよ?」(い)
「嘘をつくなぁ!?」
「本当ですよ?何なら、お母様に連絡してみますか?お父様でも良いですよ?」(い)
「くっ…あの二人じゃ、嘘だったとしても合わせるだろうから意味ないではないか…」
「納得したところで準備しますね♪」(い)
「だ、だったらせめて布団の中で脱げばいいだろ!?」
「それだと、謝って下着まで脱げてしまうかも…♪」(い)
「わざとやる気だろ!?」
「あ、ちゃんと見ててくださいね?私が間違って下着まで脱いでしまわない様に…♪」(い)
「脅し!?脅しだよね!?君、誘惑辞めるつもりないだろ!?」
「はい♪」(い)
「正直に話せば何でも許されると思うなよ!?」
その後、3回目のいちご説得のお時間がやって来た。結果…下着姿のいちごに抱き着かれて寝る事に…。俺はやっと理解した。いちご相手では、主導権を奪う事が今後も出来ないだろうと言う事に…
小学生相手に翻弄されてキスまでしてしまった俺って…ダメすぎるだろう…?しかも、二日続けて違う娘とキス…順調にダメ男が完成しつつあるな…。助平真が刺される日は近い気がする…
そして、そして!相手は小学生なのに、抱き着かれて眠れないとか!?眠らせてくれ!!一時の安穏の時間を俺に!!
そんな風に興奮していた俺だが、疲れ切っていたためか、少しの後ちゃっかり寝ていたのだった…
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
…いちごちゃんのおかげでR15が無駄になりませんでしたね!自分が一番びっくりです…(汗
次話もよろしくお願いします!




