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十八個めっ♪ 恋愛は助平だけでは成り立たないようだ

一昨日も昨日も寝落ちしました。もう、1日置きにするか迷っております(汗

 今日もいつもの登校風景…両腕をれもんとみかんに組まれての移動である。嬉しいんだけど…ちょっと聞きたいことがある。


「なあ…今日、みんなで喫茶店で話し合うと言ってたよな?それまではこういうの無しで行くのかと思ったんだが…」

「そうしようかとも思ったんだけど…独占出来るのが最後かもと思うと…ね?」(れ)

「そうなんだよ、平真。逆に攻めないと損かな?って思っちゃってね…」(み)

「そ、そうなのか…」

「「平真は嫌だった?」」(れ&み)

「そんな事あるわけないじゃないですか!!」


 押し付けられてそう問われてしまったら、これはもう脊髄反射ですよ、ええ。助平はある意味得だね♪是非、今後も維持してもらいたいものである。え?真面目に恋愛する気あるのかって?あるよ!それはまた別の話だろ?


「平真のにやけた顔が可愛く思えて来た私は、もう重症なのかも…」(み)

「安心して、みかん。私もだから…」(れ)


 つまり、そう思わないとやってられないくらい緩みまくっていると…自覚しても直せそうにないです、すみません…


「一応、引き締めようと思ってはいるんだが…すまん、完全には無理なようで…」

「分かっててやってる部分もあるから…無理しないで良いよ?」(れ)

「そうだよ!逆に、だらしない顔しなくなったら飽きられちゃったって事だから…ショックかも…」(み)

「それは絶対にないと断言出来るのでご安心下さい!!」

「・・・それは遠回しにこれからも続けて欲しいと言ってるんだよね?」(れ)

「そうとしか取れないね。まあ、平真らしいんだけどさ」(み)

「ノ、ノーコメントとさせて下さい…」

「「続けて欲しいんだよね?」」(れ&み)

「もちろんでございます!!」


 恐ろしいな脊髄反射…。二人が悪用する気配がないのが救いだけど…いちごにやられる可能性がないとも言えないから気を付けねば…。抑えられるかは別の話だけどな?


「平真、一週間以内に何か変えないと…菫さんにミッションを与えられるの忘れてないよね?」(み)

「少なくとも、私たちがくっついている間は忘れていそうな気がするんだけど…一週間は我慢する?」(れ)

「このまま続けて下さい!お願いします!!」

「予想通りの返しだけど…やっぱり、自分だけに反応して欲しいと思っちゃうんだよね…」(れ)

「私も思う事あるからそれでいいと思うよ?でも、こういう反応するのは平真だから仕方ないとも思っちゃうんでしょ?」(み)

「そうそう、そんな感じなんだよね。平真だから仕方ないって」(れ)

「わかるよ。最近は、一日に何度も思ってるもん。自重をしたら平真じゃないと思えるくらいにね」(み)


 それだけ毎日顔を緩めていると言う事ですな。どうしようもない奴だな、平真って奴は。まあ、俺ですが?心当たりが多すぎて弁明すら出来んわ・・・


 そうこうしているうちに、校門まで辿り着き、そこで合流することになったりんごとあれこれ悶着した後にやっと教室へと辿り着けた。


 親友たちと挨拶を交わし、席に向かうと朝練を終えたざくろと明美も合流した。


「平真パーティーはどんどん増えているわね、まさか生徒会長を加えるとはね」(川)

「平真パーティーって何ですか!?俺はどこへ冒険へ行くのでしょうかねぇ!?」

「わ、私はたまたまいるだけよ?仲間に加わったとか勘違いしないでよね!」(り)

「生徒会長ってテンプレ通りっすよね」(明)

「何よ?平真の友達その1」(り)

「名前覚える気ないっすよね!?その1だったのが救いだと思わないとやってられないぞ!!」(明)

「その2は僕って事だね。まあ、生徒会長は平真以外は眼中にないみたいだし、気にしても仕方ないよ?」(信)

「ばかやろう!諦めたらそこで終わりなんだよ!!」(明)

「うるさいわよ?平真の友達その1君」(川)

「名前みたいに呼ぶのやめてください!?」(明)

「にぎやかになりましたね…。ただ、ほとんど同じクラスのメンバーではあるんですけどね」(ざ)

「そうなんだよね、違うのはりんごだけ…あれ?それはそれでどうしてこうなったのか不思議な感じがするね?」(み)

「きっと、中心に平真がいるとお祭り騒ぎになるんだよ」(信)

「なるほど」(全員)

「うぉい!?何でみんなで納得しとるんじゃ!?異議を申し立てるぞ!!」

「そうやってすぐに騒ぐからじゃないの?」(川)

「おふ…全てはあの母上の仕業と言う事になるのか…無念」

「菫さん関係なく、昔から平真は騒がしかった気がするけど…」(み)

「みかんさん、そう言う事は心の中にしまっておいて下さい…」

「平真だから仕方ない!これが合言葉と言う事ね!」(り)

「なるほど」(全員)

「それだと俺が手遅れみたいに聞こえるんですけど!?」

「え?すでに手遅れでしょ?」(川)

「ぐふ…相変わらず、研ぎ澄まされた言葉の刃を遠慮なく突き立ててきますな、明美さんや…」

「明美さん何て他人行儀に呼ばないで?明美って呼・ん・で♪」(川)


 ウインクまでしましたよ。この人。冗談だって分かりきってるけど…


「冗談でもやめて下さい。女性陣からの視線が痛いので…」

「なるほど、胸を押し付けないとダメなのね?」(川)

「やめて!?胸を押し付ければ何でも言う事を聞くなんて思わないでよね!?」

「顔に押し付けて欲しいって書いてあるわよ?」(川)

「バカな!?」


 俺は思わず手で顔を隠した。確かに、明美の胸はとても大きいのでちょっと期待しちゃったのは仕方ないと思いませんか?俺が助平なだけ?ですか・・・


「ここまであからさまだと、ちょっとだけならしてあげても良いかな?とか思っちゃうけど…私は必要なさそうね?」(川)

「え?それはどういう…おおっ!?」


 気が付けば、思わず椅子に座り込んでしまった俺の右隣にいつの間にか椅子を付けたれもんが俺の腕をとっていた。


「平真が物欲しそうな顔していたから…迷惑?」(れ)

「そんな事あるわけないじゃないですか!ありがとうございます!!」

「毎日くっついちゃってるから…飽きられちゃうかもとちょっと心配になってきたけど…」(れ)

「この感触を飽きるとかあり得ないな!もし、そんな奴がいたとしたら男じゃねぇ!!」

「そっか良かった…。これも男らしいと思って良い所なのかな?」(れ)

「ただ助平なだけだと思うよ?」(み)

「そう言いつつ、何でみかんは左を取ったのですか?」

「れもんが右にくっついていると条件反射でくっつきたくなると言うのはどうかな?」(み)

「どうかと申されましても…」

「迷惑?」(み)

「そんなことはあり得ませんな!!」

「本当に、こういうところは素直な助平だよね、平真って…」(み)

「下手な誤魔化しで隠そうとするよりは分かりやすくて良いけどね」(れ)

「段々とこうしてるのが自然になって来て…そのうち離れられなくなっちゃうかも?」(み)

「私もそれがちょっと怖いね…」(れ)

「でも…平真は本当に飽きるって事なさそうだね。顔を見る限り…」(み)

「そうよね。こんな緩み切った顔されると普通は引くのだろうけど…もうすでにそこは越えちゃった感じだだもんね…」(れ)


 相変わらず俺を挟んで仲良し会話とかしてますが、俺は酷い顔しているんだろうな…二人は慣れてしまったようだが、周りから見たら…通報レベルじゃないよな?止められる気がしないが…


「両腕が塞がっているんじゃ仕方ないですよね…失礼しますね?」(ざ)

「なん…だと…!?」

「うわぁ…ざくろって見た目より大胆よね…強敵かも」(れ)

「ざくろは強敵だよ?でも…まさかすぐにこんな大胆に来るとは思ってなかったな…」(み)


 どういう状況かって?座っている俺の後ろからざくろが抱き着いてきたんですよ…。座っているから思いっきり首に抱き着かれる感じ?その辺りがすっごく幸せな感触を感じるのであります!!やばいな…俺は幸せ過ぎてシムかもしれん…


「お二人には負けるわけには参りませんからね。自分でも、こんなことが出来るとは思ってなかったんですけど…恥ずかしいより幸せになれるとは恋愛感情とは不思議なものですよね…」(ざ)

「ありがとうございます!!!」

「平真が涙流しながら喜んでる…やっぱり大きさなの?」(れ)

「わ、私たちも含めて3人に抱き着かれているからってことにしようよ…そうじゃないと、敗北感がね…」(み)

「もちろん、この奇跡のシチュエーションに感無量となっているに決まってるじゃないか!!今、俺は幸せのちょうて…ん?りんご…何で俺の膝の上に座って…」

「ち、違うのよ!?べ、別にみんなが羨ましくなってここしか空いてなかったから座ったんじゃないんだからねっ!?ちょっと…そう!ちょっと疲れたところに丁度良い椅子があったから思わず座っちゃっただけ!それだけなんだからね!勘違いしないでよね!!」(り)

「まさかこれ以上があったとは…!?おしりの感触が素晴らしいです!ありがとうございます!!」

「そ、そこまで感謝されると恥ずかしいんだけど…。し、仕方ないわね!椅子代わりにする対価としてそれくらいは許してあげるわ!感謝しなさいよね!!」(り)

「りんごって気持ちを伝えた後でも本当にあれを続けるんだね…」(み)

「そうだね。でも…なんだかんだで持っていかれた気がするんだけど…」(れ)

「りんごの真似はさすがに出来そうもないので…ここは、こうしてみます!えい♪」(ざ)

「うぉ!?さらに強く抱き着くだと…!?」

「ざくろ!?なら、私も!」(み)

「わ、私だって!!」(れ)

「ちょっと平真!?動かないでよね!!落ちちゃうじゃない!!」(り)

「これは・・・これは!?」


 神様ありがとうございます!!!今日が人生最良の日で間違いありません!!!



「人は余りもな光景を目にすると唖然とするしかないんだな…」(明)

「そう言う割には号泣してるけど?」(信)

「だってよ!相手が平真じゃなかったら!平真じゃなかったら!!」(明)

「言いたい事は分かったから落ち着きなよ、明。それにしても…あれだけ周りの男子陣から殺気にも近い視線を浴びて平気で要らせるなんて…平真って幸せだと思わない?」(信)

「いや…あの顔は完全に今の状況に浸ってるだろ?周りの視線何て気が付いてもいないんじゃないか?」(明)

「さすがにそれは…平真なら有り得るね」(信)

「だろ?平真だもんなぁ…」(明)


 一人は羨ましそうに、一人は心配そうに友人を見つめるのであった。



 その後、予鈴が鳴った事でしぶしぶと言う感じでりんごが俺から降りて、その流れで俺の人生最高の幸せタイムは終了になった。もちろん、余韻に浸ったけどな!!


 それにしても、恋愛ってなんだ?今の俺の状況は違うとは分かってるんだが…互いに幸せなのに違うとか難しいな恋愛は!


 そうこう俺が恋愛について悩んでる間に時間は進み、気が付けばお昼になっていた。屋上に行こうかと誘おうと思ったところで、意外な人物が俺たちを呼びに来た。


「海藤平真君はいるかい?」(?)

「あ、副会長さん。俺に何か用ですか?」

「君は良い奴だな!平真君!僕を副会長と呼んでくれるなんて!!」(副)

「え?名前で呼んだわけでもないのにそんなに喜ばれるとは…何かあったんですか?」

「聞いてくれるかい?会長が僕の事を助手、助手と呼ぶから周りからも助手としか呼ばれなくなったんだよ!僕は一応、この学校の副会長なのに!大げさな言い方をすればナンバー2なんだよ!!」(副)

「確かに、極論でいればそんな立場のはずですよね…。でもほら…りんごちゃんが目立つ陰で、副会長が頑張っているからこそ生徒会が成り立ってるのはみんな分かってますから…」

「そうなんだよ!これでも頑張っているんだ!確かに、僕が率先して仕事をしてるのは認める。でもね?勝手に押し付けて帰ったりするのは違うと思うんだ!会長の承諾が必要な案件だってあるんだからね!見回りで動き回るのは構わない。でもね?余計な仕事を増やさないでも良いと思うんだ!マスコット的な扱いをしているのは悪いとは思うけど、僕だって事務仕事を必死でこなしてるんだ!余裕なんてないんだよ!!」(副)

「お、落ち着いて下さい!副会長!俺は分かってますから!みんな、分かってますから!!副会長はすごい人です!その眼鏡も素敵です!!憧れますよ!!」

「そ、そうかい?これはただ目が悪いだけなんだが…そうか、そう言われると悪い気はしないな♪」(副)

「それで…何か用事があったんじゃないんですか?」

「そうだった!早くしないとまた理不尽にどやされる!?平真君、生徒会室に来てくれ。会長が呼んでいるんだ」(副)

「りんごが…?何か用があるんですか?」

「まあ…そんなところかな?とりあえず、長くなるのでお昼ご飯は持ってきてくれ」(副)

「それは構わないんですが…」


 ちらりとれもんたちの様子を伺うと…


「りんごってば、職権乱用してまで平真と二人っきりでご飯を食べたいのかな?」(み)

「さすがにずるいでしょ?それは…」(れ)

「ああ、想像してるのとは違うよ?君たちも一緒に来てくれて構わないからね」(副)

「え?良いんですか?」(み)

「ああ、君たちにも関係のある話だからね」(副)

「本当に話があるんだ…疑って悪いことをしちゃった…」(れ)

「まあ、君たちが来なかったらそれはそれで喜ぶとは思うけど…」(副)

「「もちろん行きます!!」」(れ&み)

「そうだろうね。門雀君はどうす」(副)

「さあ、参りましょうか?」(ざ)

「「「いつの間に!?」」」(れ&み&副)


 解説しよう!ざくろは、会話の流れを読み、副会長が問いかけてくる前に、自分のお弁当を持ち、俺と腕を組んで、すでに生徒会室に向かう準備を終わらせていたのだ!俺は話を聞いていたのであれ?と思っただけだけどな?あと、顔がだらしなくゆるんでいるのは平常運転だ!


「本当に、ざくろは無駄な動きがないし先は読めるし…強敵だよね」(み)

「実感せざる負えないかも…でも、負けないんだから!」(れ)

「えっと…生徒会室に向かうのに腕を組んでいくのは…」(副)

「問題あるんですか?」(ざ)

「・・・行こうか」(副)

「・・・余りにも堂々としているから、副会長が折れたね…」(み)

「しゅんさつってやつじゃないの…まあ、これ以上副会長を困らせたら悪いから私たちは我慢しよう?」(れ)

「そうだね…取り合いするのは目立つから廊下では危険だもんね」(み)

「♪」(ざ)


 ざくろさんは俺を独占出来て上機嫌なご様子です。俺も、腕に来る感触で上機嫌ですけどね♪ただ…周りからの視線が痛いですが…


 理由は分かるんだ。おそらく、学校でも有数な美少女らしい二人、れもんとみかんを侍らせている俺が、噂にならないわけがない。そして、その噂を知ってる連中からすれば、また新しい娘連れてる?しかもまた美人かよ!?となるのは必然…。


 しかし、俺はこの状況を敢えて受け入れると決めたのだ!この素敵なかん…みんなと恋愛なるものをするために!恋愛をするために!!大事な事だから二回言ったぞ?勘違いしないでよね!!


 そんなアホな事を考えている間に、生徒会室に着いたようだ。


「ここが噂の生徒会室か…」

「何でそんなに緊張しているんだい?」(副)

「いや…ここは、職員室に次ぐ来たくない場所だからな。緊張もすると言うものです」

「何故か聞いても良いかい?」(副)

「それは…俺がここに呼ばれると言う事は、ほぼ100%の確率でお叱りを受ける何かをしたと言う事だからだ!!」

「そんな自信満々に言われてもね…。勘違いをしているようだけど、結構一般の生とも来たりしているんだよ?生徒からの要望を聞いたりもしているからね」(副)

「マジか!?それってどんなことでも叶えてもらったりは…?」

「ん?結構叶えてる方だと思うよ?この学校の特色上、生徒会に丸投げになってることは多いからね。まあ、それでも限界はあるけど…何かあるのかい?」(副)

「そ、それは…」


 女子の体操服をハーフからブルマにしてください!!とか言ったら…さすがに怒られるよな?明が昔、熱く語っていたから叶えてやりたかったんだが…。あいつなら、下手したらすでに要望を出してそうだな…。お、俺は別にして欲しいとか思ってないからな!本当だぞ?本当なんですよ!!


「その様子だと碌な事じゃないみたいだね…」(副)

「ははは…それじゃあ、入って良いでしょうか?」

「そうだね、僕が先に入るからあとからみんな入って」(副)


 そう言って副会長が、ノックと挨拶をして入室したので、俺たちも習って続いて入った。

ここが生徒会室…うん、特に思う事はないな。


「来たわね、みんな」(り)

「りんご、何かようなのか?」

「ここでは会長の方が良い気もするけど…まあいいわ。ご苦労様、助手。もうお昼食べに行っていいわよ?」(り)

「そ、そうですか…。それでは、会長…また放課後に…」(副)


 そう言って、副会長はトボトボと生徒会室を後にした。ちょっとかわいそうだな…


「なあ、ちょっと副会長がかわいそうじゃないか?」

「そうかしら?早く解放してあげないとお昼ご飯を食べる時間がなくなるし…これでも気を使ったつもりだったんだけど…」(り)

「ああ、そう言う事か。まあ、それならとやかく言うまい…」


 どっちがいいかはさておきだけどな?


「それで、何がどうしたんだ?話もあるんだろう?と言うより、りんごの性格なら自分で来そうなものなんだが…」

「それも関係あるのよ。実はね…お昼休みに屋上を使いにくいって生徒会に苦情があったらしいのよ。あ、苦情を受けたのは助手だけどね?」(り)

「う…。それって、私たちのせいですか?」(れ)

「そうなっちゃうよね…。さすがに屋上でしちゃうのはまずかったみたいだね…」(み)

「まあ、二人の予想通りだけど…昨日は、私もやっちゃった手前、平真を呼びに行くわけにはいかなくなってしまったのよ…」(り)

「なるほど、そう言う事ですか。しかし、今朝は一緒に…」(ざ)

「その時はまだ助手から話を聞いてなかったから!!」(り)

「聞いてたら抑えられたの?」(み)

「・・・恋愛も生徒の自主性を尊重するってことで縛らないようにするとかダメなのかしら?」(り)

「「「流石は生徒会長!同意致します!!」」」(れ&み&ざ)

「俺が言うのも何だけど…そんな適当で良いのか?」

「それなら、平真は私…私たちとの腕組みもなくなるわけだけど…それでもいいの?」(れ)

「自主性って大事だよな!俺も同意するぞ!!」

「平真は現金過ぎると思うよ?」(み)


 俺は現実主義者なんだよ!自分の幸せを守るためなら頑張ってみせるさ!!え?そう言うのを現金って言うのか?


「そう言うわけでね、流石に屋上を使ってあれこれするのはまずいから…これからは、お昼はここに集合にしましょう」(り)

「え?職権乱用じゃないですか!?」(れ)

「問題になったりしないのですか?」(ざ)

「大丈夫よ!ちゃんと、助手の許可も取ったし…第一、相談とか来るとしても放課後だから平気なのよ!」(り)

「そう言う問題じゃないと思うけど…」(み)

「それじゃあ、平真だけ来て良いわよ?女性の皆さんは、何やら不満みたいだし…」(り)

「「「不満何てあるわけないじゃないですか!流石、生徒会長!見事な手腕です!!」」」(れ&み&ざ)

「・・・あからさまなよいしょだけどまあいいわ。後は、誰が平真の隣に座るかだけど…順番制で良いとしても、今日は誰にするかよね?」(り)


 ピシッと何かが走った気がした。そして、何やらちょっとだけ空気が…


「一枠は、ここを使えるようにしてくれたりんごに譲るとして…3人で1枠を争うわけね?」(れ)

「そうなりますね…」(ざ)

「え?べ、別に私は平真の隣じゃなくても良いんだけど?ま、まあ、みんながそれが良いと言うなら折角だしそうしても…」(り)

「それじゃあ、りんごを抜いて3人で二枠を競って良いんだね?」(み)

「嘘!嘘です!ごめんなさい!!本当は平真の隣狙ってました!譲ってくれて嬉しいです!!」(り)

「りんごって本当は素直だよね…可愛いし、本当に油断出来ないライバルしかいないよね…」(れ)

「それでも、降りる人はいないんですよね」(ざ)

「そんな簡単に降りる人は、まず名乗り出たりしないからね…頑張るしかないよ!!」(み)


 それぞれ頷いている。まあ、修羅場になるよりはいいけど…俺も、もっと真剣に恋愛しないとな…どうやってするかマジでわかんないんですけどね?


「それでは、じゃんけんにしますか?時間がなくなったら元も子もないですし…」(ざ)

「…ねえ、みかん。やっぱりざくろに譲らない?ほら、あのこともあるし…」(れ)

「あ、そうだったね。そうしようか?ちょっと残念だけどね」(み)

「え?何かあるのですか?」(ざ)

「大したことじゃないんだけどね?ちょっと平真に私とみかんであーん♪をしてあげるみたいな約束を交わしちゃった都合があるの」(れ)

「まあ、約束と呼べるほどのものでもないけどね?だから、りんごとざくろ・私とれもんでしばらく交代しながら横で良いかな?」(み)

「私は別に構いませんけど…」(ざ)

「後、ざくろは言葉崩さなくて良いの?何か、逆に私からすると違和感があるんだけど?」(み)

「確かに、このメンバーでは崩しても良いのかもしれませんが…が、学校内では一応…聞かれるとまずいですから…」(ざ)

「あれ?でも、私に使った時は学校内だったよ?」(み)

「…みかん、知っててやってますよね?酷いですよ…」(ざ)

「あはは、ごめんね?ざくろをやり込められるチャンスなんて中々ないからつい…」(み)

「まあ、いいですけどね…。それでは、りんごと私で平真さんに食べさせてあげましょう!あ、今日は私が平真君のお弁当も作って来たので安心して食べさせられて下さいね?」(ざ)

「初めて聞く日本語だな…。とりあえず、俺から言えることは一つ!是非お願いします!!」

「「「「さすが平真と言うしかないね(ないですね)」」」」(れ&み&り&ざ)


 当たり前だろう?こういうところでは俺はブレない男だぜ!え?胸を張るところではない?だよな…


 その後、りんごとざくろにあーん♪してもらって食べたので結構時間いっぱい使ってしまった。その中の会話で、何やらりんごとれもんが料理頑張る!と気合いを入れていた。


 要因はもちろん、ざくろのお弁当が凄く美味しかったからだ。・・・プロで通用するんじゃないか?俺にとってはみかんもだけどな!この幸せ者め!あ、俺ですね。


 そんな感じで今日も俺にとっては幸せ過ぎる高校生活の一日が過ぎて行き、放課後になったのだった。

え?授業?そんなものは過ぎ去る時間の波間に消えていったよ…良い奴だったな…

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


それぞれ進展させる物語までが長くて申し訳ない。それでも、ゆっくり進行していくので、もう暫く気長に読んでもらえたらと思います。


次話もよろしくお願いします。

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