3話
キャラメイク後編です
友達紹介IDを入力し終わったらアンケートにご協力くださいときた、申し訳ないけどあんまり時間もないしジョブ選択にいかせてもらおう。
さて、問題のジョブなんだが・・・うん多すぎ。表示されてるのは初期ジョブだけのはずだが、戦闘職生産職合わせて20ページもある、明らかにネタっぽいジョブもあるし・・・なんだよ「火消し」って、め組とかのやつか?ジョブチェンジすると消防士になるのか?アナザーライフの街並みは中世ヨーロッパ風のはずなのに・・・
どうしたもんかな、一つ一つじっくり見てたら徹夜になっちゃうよ・・・あ、なんだソート機能あるじゃん。
じゃあ生産職はいいから戦闘職に絞ろう、やっぱり世界を冒険しないとな!後はとりあえず系統別の名前だけ表示にすると・・・よし、だいぶスッキリしたな。どれどれ・・・
剣士系統、騎士系統、弓師系統〜〜〜この辺は普通だな、なんというか安心感がある。
探索者系統、盗賊系統〜〜〜この辺はサポート系かな?ソロでも活動出来るようにしたいから候補に入れとこう。
ユニーク系統・・・なんだこれは?タブを開くと表示される「道化師」「メイド」「踊り子」〜〜〜あぁ、そういう系のジョブも豊富なのね、よく見たら「火消し」もあったわ、この辺はさすがにパスで。
魔法使い系統、神官系統、魔法メインのジョブはここに集約されてるのかな、魔法使い系統をタップ・・・うわっこんなにあんの?一旦保留で。
う〜ん、ユニーク系統は置いといて、どの系統もβテストの情報は聞いてるから大体想像出来るけど、いまいちピンとこないんだよな〜。半端に姉達に前情報聞いてるからもうやった気になっちゃってる、購入前に攻略wikiチラ見しちゃった感覚に近い。製品版だから聞いてる情報の先も当然あるんだろうけど、なんとなくそこまでレベル上げするのがめんどく感じるな・・・どうしよ、妥協するか?前情報なしのユニークいくか?
うんうん悩んでいるとふと目に止まったものがあった。召喚士系統、姉達の話の中では全く出てこなかった名前だ。
「あれ?このゲーム召喚士あったんだ、なんで姉ちゃん達言わなかったんだろう、製品版から追加されたのかな?」
召喚士いいんじゃないか?仲間が召喚出来るならソロもいけるだろうし、正直プレイヤースキルにそこまで自信もないから前衛職もちょい不安だった、まさにコレだ!って直感が言っている。
よし!召喚士系統にしよう。後はどんな種類があるかだが・・・
召喚士系統
召喚術士
専用スキル「召喚術」
ジョブ説明
MPを消費することにより強力な「召喚獣」を呼び出し使役することが出来る。
「召喚獣」は大別すると攻撃魔法に分類され、召喚時に込められたMPが消費されると消滅する。
「召喚術」のスキルレベルによって呼び出せる「召喚獣」の種類が増える。
調教師
専用スキル「調教術」
ジョブ説明
世界に存在する動物、魔物を「テイム」によって従えることができ「テイム」された対象はテイムモンスターになる。
「テイム」の成功率は「調教術」のジョブレベルによって決まり、また対象の強さによっても変動する。
テイムモンスターが死亡した場合デスペナルティ時間終了後にリスポーンされる。
契約者
専用スキル「契約魔法」
ジョブ説明
「契約石」という特殊な石を用いて従者を召喚し従えることができ、契約した対象は従者となる。
「契約石」によって召喚される対象はランダムで決定され、時には希少な存在の場合もある。
従者が死亡した場合デスペナルティ時間終了後にリスポーンされる。
3種類か・・・とりあえずサマナーは無しかな、召喚獣が一々消えちゃうのはソロの時がキツそうだし、となるとテイマーかコントラクターか。
やっぱりテイマーになって、ゆくゆくはドラゴンなんかを従えるってのは憧れるよな〜。おそらく説明を見る限りどんな魔物でもテイム可能なんだろ?ボスモンスターとかもいけるんだろうか、でも怖ろしく確率低そうだな・・・あぁ、なんかでっかいドラゴンに死に戻り連戦仕掛けてひたすらテイムを連発してる俺の姿を想像してしまった、このゲームちゃんと痛覚の設定もあるんだぞ、そんな怖ろしいこと絶対無理だ。
消去法でコントラクターになる訳だが・・・意外と悪く無いんじゃないか?召喚されるのはランダムだが、運が良ければドラゴンだろうがノーリスクで従者に出来るんだ、要はガチャだろ?契約石がどの程度のレアアイテムか分からないが、集められさえすれば引き直しも可能ってことだ。良いじゃないの、うん、決めた!コントラクターにしよう!
ネーム『未設定』
レベル1
性別『男』
ジョブ『契約者』
HP500
MP500
習得済みスキル
「契約魔法Lv1」
習得済み魔法
「コントラクト」
『プレイヤーネームを設定して下さい』
HPMP500ずつってどうなんだ?まぁバランスはいいと言えるのか。多分前衛職だとHP>MP、魔法職だとその逆になるんだろう。
さて最後はプレイヤーネームか、これはもう決めてある。
「『サン』っと」
・・・安直だっていいじゃないか、だって俺は陽太なんだもの。陽→SUNで分かりやすくていいでしょ、・・・いや、さすがに『サンタ』にはしないよ、狙い過ぎでしょ。
『設定内容に変更がない場合は「確認」をタップして下さい。チュートリアルフィールドに転送されます』
うん、もういいかな、じゃあさっきのミラがいた所・・・チュートリアルフィールドっていうのか、戻るとしますか。
もっと色々なジョブを紹介したかったですが、それは追々出していくことにしようと思います