死
プロローグです。
いつもの朝。
起きたらもう8時。ヤバイ、遅刻だ。
大急ぎで身支度を済ませ、パンを咥えて家を出た。
どこの少女漫画だよとか思ったけど、そんなこと考えている暇はない。
でも少し、期待してみたり。
角を曲るとそこには一一一一一一一
キキィィィイイッ
ドン。
『ゔっ…』
どうやら俺の運命の相手はトラックだったようだ。実に残念。
体からは止めどなく血が流れ出ている。
嗚呼、痛い。
息をする度にヒューヒューと音がする。
(俺…死ぬのかな…)
それを最後に、俺は意識を手放した。
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目を開けるとそこには真っ白な天井…。
いや、違う。真っ白な世界。
見渡す限りの白。
そんな世界に、俺は1人で倒れていた。
『ココは一体…』
「お目覚めになられましたね」
驚いて振り返るとそこには、この世界と同じ白を基調としたワンピースを着た少女が立っていた。
その少女は、"全てを知っている"という雰囲気を纏っている。
『君…ココは一体どk「貴方が知る必要はありません。そんなことより…」
目の前の少女は消え、一瞬で背後に周り、耳元でこう囁いた。
「無限ループしませんか?」
こんなところに幼女が!…拾って帰りましょう。
初の長編です。長くなり過ぎないようにします!