表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ってスゲェェェ!!(仮)  作者: ポチでボッチなポッチポチ
来たぜ異世界!!
6/87

6話 もっと話したかった色んな意味で・・・

何とかできました

 目を開けると、見知らぬ森にいた。

また、森かよ!!

 夜じゃくて良かった……っと安心をしようとしたが――。


「ここ何処だよ! 街はどっち? つか、この世界何て名前だよ!! 国名は何ていうのぉぉぉぉぉ!!」


 思いのたけを叫んだ、だって魔法とか、宿とかの値段しらねぇーし、もっと話したかったよ。


 っと色々と考えていると後ろから……。



「ガルルルル」


「ちょ、マジで・・・」


 振り返ると、緑色の狼が涎をたらして、一歩一歩と歩みよって来た

 距離だいたい十五メートル位だろうか……。


 俺は狼と目線を合わせつつ、後ろに後退りをした。


 迂闊だった。森の中で叫んだのが悪かった……。


 参った、本当に参った・・・・


 狼は一歩また一歩っと向かってくるし、俺はそれに、合わせ下がっている、それの繰り返しを続けていたが……距離は詰まっていくだけ。


「うっ!?」


 ドンっと背中に木が、ぶつかり、身体が緊張して固まった。

 それをチャンスとばかりに、狼が飛び掛って来た


「ガァァァァウ」

「うああああああああ!!」


 狼の飛びつきに反応して俺は叫び。


 叫んだ途端に固まっていた身体の緊張が少しだけ解れ(ほぐ)ぶつかった木を盾にするように、木の裏側に回る。


 狼は、そのまま木に大きく開けた口からぶつかって、ドスーンっと大きな音がし、ベキベキっと言う音がしたらしい?


 らしい? って言うのは、確認してないからわかりませぇぇぇぇん。


 とりあえず必死に走ってます。


 もうどれくらい走ったのだろう気がついたら、川の近くに来ていた。


「はぁ……はぁ……はぁ……異世界……こわ」


 とりあえず息を整え、川の水で顔を洗い、水を飲むのか悩んだが、辞めといた。


 まず、スキルと魔法が使えるか確認しないと。


 何んとしても、説明書か・・・あれが無いと魔法に付いて、何も解んないし、剣スキルは動きに補正が付くとかだろうし。


 ………………


「ん? ん!? っで、どうやって出すの? 収納魔法にある荷物どうやって引き出すんですか。魔力ってなぁに? 美味しいの? って言うくらい……知らないんですけどぉぉぉぉ!! もっと、話しとけば良かったよ、これじゃあ説明書の意味なくね? 生き残るヒントと云々(うんぬん)の前に、出せないんじゃ意味ねぇぇぇじゃぁぁぁぁん!!」


 一通り叫んだ途端にさっきの、狼がフラッシュバックし。


 また、やってしまったと思い、急いで辺りを見回し、何処か隠れる場所を探しながら、川に沿って下流に向かって行く。


 結構歩いた、途中魔物と思われる奴の鳴き声が聞こえたが、無事に洞穴に辿り着いた、この世界に来た時は、日が高かったが、今はだいぶ日が落ちてきた。喉の渇きには勝てず川の水を飲んでしまったよ。


「今日はここで過ごした方がいいのかな……」


 夜の森は危険がいっぱいだって色んな人が言ってたよね? 本にも書いてあったし。


「はぁ~……お腹すいたよ」

 携帯食料あるのに出せない! その、もどかしさを埋めるように、川の水で膨れさせていく。


「女神様……必要最低限の事教えてよね、チュートリアルは大事だよ……」


 なぁなぁに流された自分に苛立ちつつ、今日は寝る事にし、冷たい地面で寝れるのかと不安になったが、フルマラソンに長距離移動でクタクタだった為、すぐに寝入ってしまった。



 ~召還後の女神様は~


「行ってしまいましたか、本当に久しぶりに人と話しました」


 彼以外で話をしたのは、何時だろう。


 そう言えば、彼……何か言いかけてましたね。


 私も何か言い忘れてるような……。


 その時、彼女のいる空間が歪み、白い空間を徐々に黒く染めていく。


「俊介、いえ……シュン頼みましたよ」


 彼女は歪んで行く空間の進行を遅らせるだけで、防ぐ程の力を今は失っている。



やっと冒険が始まりました。主人公と同じで、私の執筆もどうなるのやら・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ