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異世界ってスゲェェェ!!(仮)  作者: ポチでボッチなポッチポチ
初めての街
15/87

15話 不穏な空気

ゆっくり、執筆中

 朝、目を覚ますと、ベッドに寝ていた。

部屋中、何処を見ても、昨夜の影と思われる痕跡が、何処にもなかった。

「夢? だったのかな・・・・妙にリアルな夢だったな・・・」


 俺は、食堂に行き、何時も通りカチュアが運んでくれる料理を食べる。

「なぁ、カチュア? 昨日、怪しい人とか見なかった?」

「シュンどうしたの?そんな人居ないわよ。何かあったの?」

「そう・・・それなら・・なんでもない」

「ふぅ~ん、変なの」

食事を終え、鍵を爺さんに、預け出てった。


 ギルドに行く前に、メイルさんの所へ行こう。

鎮静花を使った、マジックポーションが出来るから、って言われていたし。

「メイルさん、マジックポーション、貰いに来ました」

「うん、出来てるよ。今、持ってくるね」

メイルさんが、マジックポーションを持って来て、渡して来てくれた。

「メイルさん? 如何したのその手?」

メイルさんは、左手を、火傷(やけど)していた。

「調合中に、ちょっとね」

メイルさんは、苦笑いをして、傷を撫でて見せた。

「傷が残らないと良いですね」

「そうなの・・・シュン君に、お願いがあるの、クルワルの森に生えてる、火傷に効く『コールディ草』を取ってきて欲しいの」

「そんな、草あったけ?クルワルの森には、何度も入ってるけど・・・見たこと無いよ?」

説明書に載って知ってたけど、一度も見た事・・・・ないんだよね、レアな草なのかな?

「コールディ草は、アーレンから見て、クルワルの森の反対側に、生息してるはずよ」

メイルさんが、調合集から、コールディ草の絵が書いてあるページを開き、俺に見せてくれた。

「ああ、分かった、この水色の花で良いんだよね?」

「ええ、お願い。」

間違いない事を確認して、

俺はギルドに向かい、個人依頼をしてくると伝え、クルワルの森へ行った。


クルワルの森へ行くまでは、安全なんだよな、これって無いほどにね。


「反対側って事は・・・真っ直ぐ行けば良いんだよな・・・・」

何度も、入ってるとは言え、迷子にならない様に、近場を散策していたから、

奥の方へ行くのは、今回が初めてである。


「あれ? まただ、変だな真っ直ぐ、歩いてるだけなのに、もと来た道に戻ってる・・・・」

何度も、歩いてるのだが、先に行けない・・・


迷子回避スキルを発動させ、目を閉じて、開いた、

自分が今まで歩いた道に足跡が現れ、光って教えてくれた。


「何だこりゃ!?」

足跡は、ある地点で、回れ右して、引き返しているのだ。


「ん・・・・こ・・の・・やろう!!」

迷子回避スキルを使いながら歩き、強い力で引き返そうとする体を、

力任せに無理やり足を動かして、振り切った。


何だったんだ、あれ?・・・・・は!?もしかて、結界壊しちゃった?

魔物が来ないように? とか、盗賊が来ないように? みたいな感じの・・・・だったらどうしよ。

「アランさんに・・・やっぱ・・・メイルさんに、相談しよ・・・」

アランさんには、クルワルの森に行くなと約束した事を、思い出し、

この件について相談する相手は、ネイルさんとメイルさんにした。


無事にコールディ草を採取する事が出来た。

来た道を戻りながら、

今まで、見かけ無かった物を見つけ、採取しながら戻った。


さっきの地点にまで、戻った時。

「!?・・・う・・・誰だ!!」

今度は、危険察知スキルが発動して、振り返ると、ナイフが3本飛んできた。

何とか、避けたが腕と足に(かす)った。

俺は、剣を抜き構え、飛んで来た方へ叫んだ!


木の裏側から、1人の不審者が、剣を抜きこっちへ、突っ込んできた。

布で顔を覆って、顔を隠し、黒い外套(がいとう)で体を隠しているので、男か女かも分からなかった。

「ぐ!・・・くぅ・・・」

相手の動きは、早くて剣先が全く見えず、危険察知スキルに頼り、避けてはいるが、

薄皮一枚ずつ、剝がされて行くように掠って血が(にじ)み出てきた。

「っぐ!・・・こ・・の!!」

左手でスタンを放とうにも、相手は早く、簡単に避けられた。

相手の剣が俺を捕らえそうになった、その時!!


 ビュンっと、風の刃が、相手の剣に当たり、剣が弾け飛んだ。

俺は、隙が出来た瞬間に、渾身の一撃を振ったが、相手は後ろに下がって、華麗に避けた・・・・・が、

かろうじて、俺の攻撃が届いた。

その、攻撃は相手の右手の甲を斬った。


不審者は、そのまま姿を消した。 


「あいつ・・・・・・確かに・・・斬ったはずなんだ・・・」

剣を収め、ポーションで、傷を癒し、斬った感触が残る右手を見た。


は!?

俺を助けてくれた人は、誰なんだ!?

斬られそうになった時に、風の攻撃魔法で助けてくれた人。

辺りを急いで見回したが、誰も居なかった。



俺は、ギルドに戻り、買取をお願いしにネイルさんの所へ行った。

「シュン君、お帰りなさい、買取だよね? ちょっと待ってね」

「はい、お願いします」

「お待たせ、シュン君、買取って欲しい素材だして」

「はい、グリーンウルフの毛皮を5枚、お願いします」

「はい、調べるから、待ってね」

「はい・・・・ぇ!?」


ネイルさんの手を見て驚いてしまった。

「どうしたの? シュン君」

「どうしたんですか? その右手」

右手に切傷があった。俺が斬った所と場所が一致してる。

「ちょっと仕事でね・・・・・はい! 銀貨4枚」

「はい・・・・ありがとうございます」

俺は、お金を受け取り、逃げるように、メイルさんの所へ行った。


「メイルさ~ん、コールディ草を取ってきたよ」

魔道具屋に入って、奥にいるメイルさんを呼んだ。


・・・・・。


返事が無く、無用心だなって思った時、ボーンって音が聞こえ、中に入ってた。

「メイルさん!!大丈夫?」

「あっ!? シュン君・・・大丈夫だよ・・・・!?」

メイルさんは、右手を隠した、朝は左手に火傷してたよね?

「また、ケガしたの?」

「平気だよ・・・これくらい・・・わるいんだけど・・・明日また、来てくれるかな?」

「う・・・うん、採取したの置いてくから、お金はいつでもいいから・・・」

何か・・・手当てするよって言える雰囲気じゃなかった。


服が、駄目になちゃったな・・・サラさんの所へ行くか。


「あれ? ここだよね? サラさんの服屋?」

今まで、何回か行った場所なんだけど・・・そこは空き家になっていた・・・・。


もう、何が何だか・・・・解らなくなってきた。


服屋を探してる時、視線を感じて、後ろを振り向くが、誰も怪しい人はいなかった。


ビクビクしながら歩いてると後ろからトントンっと肩を叩かれた。

「うわぁぁぁ!!」

「きゃあぁぁ!!」

相手が俺の悲鳴に驚いた。

「びっくりした! ネイルさんか。」

「びっくりしたのは、こっちの方よ。急に肩を叩いたのは、悪かったけど・・・」

「ネイルさん・・・・どうして、ここに?」

「買い物よ、買い物。」

っと言って、食材の入った袋を持ち上げて、見せてくれた。

「ねぇ、シュン君、今日なんだか元気がない、みたいだけど、どうしたの?」

「え・・・そんな事ないですよ?」

「ふふ、嘘が下手ね、私、明日休みだし、メイルも一緒に、

3人で、気晴らしに買い物に行かない?っね?」

っと、ネイルさんに、見つめられた。

「・・・・・はい・・・」

3人・・・ネイルさんとメイルさんと・・・デート? 買い物に行く事になった。

「じゃあ、シュン君、家に来てね、時間は何時でも良いから」

っと言い残してネイルさんは、行ってしまった。


宿屋に帰って、カチュアの、ウルフ料理を食べて。


明日のデート? でドキドキしながら、頑張って寝付いた。



イメージが、あるのに表現が出来なくて、迷いに迷って執筆してます。


初めての街も、折り返し地点に来ました、フラグを、ばら撒きすぎたり、したのでは無いのか?とか不安に、なってきました。勘の鋭い人や、沢山読んでる人には、在り来たりに感じてしまうのでは?と思ってしまう程です。



皆様方、これからも、宜しくお願いします。



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