表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ってスゲェェェ!!(仮)  作者: ポチでボッチなポッチポチ
初めての街
14/87

14話 始まった生活

13話を0時に更新しました。


難しいですね・・・・本当に難しいです。もっと、ゆっくり進行して良いのかって、悩んで来ました。

「あら、今日は早起きなのね?」

カチュアが、厨房で朝食の仕込みをしていた。

「まぁね、冒険者になって初仕事の日だからね。」

「じゃあ、力が出るように、しっかり食べないとね。直ぐ出来るから待ってて。」

「分かった。」

俺はカチュアに挨拶をして席に付いた。

「はい、どうぞ、昨日も言ったけど、食材持ってきてくれれば調理するからね。」

「そんなに、持ってきて欲しいの?」

「まぁね、いつも似た料理を毎日作るのは、流石に飽きるのよ。」

「いいのか?宿屋の娘が、そんな事言って?」

「良いのよ、いつも言ってるから、食べ終わったら食器は、置いといて後で下げるから。」

「あいよ。」

カチュアは厨房に戻り、俺は朝食を取った。

「じゃあ、爺さん行って来る。」

爺さんに鍵を預け、俺はメイルさんの魔道具屋に向かった。


「メイルさん、迎えに来たよ。」

「シュン君、昨日はごめんね、鎮静花とか返すの忘れてて。」

「いいよ別に、持ってても意味ないし。」

「なら買い取るわよ。」

「良いの?」

「ええ、計算して、準備してあるから、全部で銀貨20枚ね。」

俺は受け取った、銀貨を確認せずに収納した、所持金が銀貨50枚、銅貨が5枚になった。

「じゃあ、ギルドに行こう。」

「ちょっと、待ってね。」

メイルさんは、お店のオープンのプレートをクローズに変え、鍵を掛けた。

「お店って、こんなに早く開けるの?」

「そうよ?起きたらお店を開ける、常識じゃない?冒険者を相手にする、お店は皆そうなの。」

「へぇ・・・・へぇ~。」

常識なんだ・・・起きて直ぐ働くとか、嫌だな。って俺もそうか・・・

っと働きたくない病が、生まれそうな時ギルドに着いた。

「あれ?朝なのに、冒険者の数が少ないような?」

「そうなの?私あんまり入った事ないから、分かんないけど?」

「俺は昨日、入ったのは昼だから、少ないのかなって思ったけど。」

「今度は、早すぎたんじゃない?」

「う~ん、そうかな・・・。」

「気になるなら、姉さんに、聞けば良いんじゃない?」

「そうだな。」

立ち止まって話し込んでも、しょうがない、ネイルさんの所へ行ってさっさと、個人契約と担当受付契約しよう。


ネイルさんの姿が無かったので、受付の女性に話し。ネイルさんを呼んでもらう。


しばらくして、2階からネイルさんが降りてきて、俺達に2階に上がるよう促した。


「2階でギルドマスターが、シュン君に会って見たいって、契約手続きも一緒にすればいいって。」

「登録して。何もしてないのに、ギルドマスターと会う何て、緊張するな。」

「シュン君と姉さんは、まだいいよ・・・私なんて、ただのオマケなのよ・・・」

と、ヒソヒソと話す3人は、ギルドマスターが居る部屋に着いた。


「失礼します、ギルドマスター、シュン君をお連れしました。」

ドアをノックして、部屋に入るネイルさん、その後に続く俺とメイルさん。

「おう、そいつが、シュンか、レアスキル持ちってのは、本当だな。」

「え?何で分か・・・ああ、そう言うスキルか!!」

「そう言う事だ、さて、スキルも確認したし、担当の件と個人契約も、了解した。」

ギルドマスターが、そう言って、会合があると、言って部屋を出て行った。

「メイル、シュン君こっちの書類にサインして、シュン君はこっち書類のもお願い。」

ネイルさんが、契約書を渡してきた、その紙にサインし終わって返した。

「シュン君、今度はギルドカード貸してくれないかな?」

言われるまま、ギルドカードを渡した。



契約書の裏側に魔法陣が書いてあって、その上にギルドカードを置き、ネイルさんが血を1滴垂らした。

「今度は、メイルだよ。」

と、メイルさんに針を渡し、同じ事をする。

「これで契約終了だよ、ギルドカード見てみて。」

そう言って、ギルドカードを確認する俺。


 シュン


 戦闘スタイル、剣


 担当者 ネイル


 個人依頼者 メイル


と書かれていた


「無事に契約できたようね、これで、おしまいよ。」

「姉さん、シュン君、私はお店に戻るね。」

と、言ってメイルは、戻っていった。

「シュン君は、個人契約したから、採取した物はメイルに売ってね。」

「はい、分かりました。」

「クエストボードは、入り口の傍にあるから。」 

会話しながら1回に向かっていく。

「じゃあ、私戻るね。」

「待ってネイルさん。」

「何かな?」

「何で冒険者ギルドなのに、冒険者が少ないんですか?」

「私が来た頃には、皆ダンジョンに潜ってった見たいよ?ごめんね、急ぎの仕事があるから。」

と言って仕事に戻っていった。


何か腑に落ちない気がするが、ネイルさんが、そう言うし気にしすぎだな。


さて、クエストボード見てみるか。


Fランクは、常時クエストで、薬草の採取とゴブリンの討伐しかなかった。どれも銅貨50枚だな。


 ネイルさんは忙しそうだったので、別の受付に、常時クエストを受けると言い手続きをした。


街の外に出ようとした時に、アランさんがいた。

「アランさん、おはようございます。」

「おはよう、シュン無事に、冒険者に成れたんだね。」

「はい、これから稼ぎに、行って来ます。」

「ああ、気をつけるんだよ。」

と、アランさんは見送ってくれた。




草原を少し歩いただけで、ゴブリン1匹に遭遇した。


「行くぜ『相棒』俺達のデビュー戦だ。」

俺はズッシリと重たい、相棒を抜いて、ゴブリンに向かって走って行き、通り過ぎるように抜けながら、横に薙ぎ払った。

不意打ちに成功した、俺はゴブリン1匹を仕留めた。

「凄いじゃないか相棒、ゴブリンが真っ二つに切れたよ。」

ゴブリンを収納し剥ぎ取って、薬草を探しながら、ゴブリンを狩って行く。


何か違和感を感じたが、直ぐに気にしなくなった。


ゴブリンは十分に狩れたけど、薬草がなかなか見つからない。


「女神様に召還された森ならあるかも・・・。」

俺は、その森に向かって近くまで行ったが、オークが5体・・・・森の入り口をウロウロしていた。

あの時の戦闘が脳裏に甦って、足が震えた。

俺は、悲鳴を上げそうなのを我慢して、走って逃げた。


「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・オークが5体とか・・勝てる気がしねー。」

魔物に遭遇せずに街まで無事に辿り着いた。


「おお、シュン、今戻ったのか?どうだ、今日はエプロンネコ亭で飯を食わないか?」

「いいですね、ギルドにクエスト完了報告と、メイルさんにクエストで採取した物を見せないと行けないので、その後でいいですか?」

「ああ、構わないよ、お店で合流って事で。」

約束を交わして、俺はギルドに行き、ゴブリンの討伐部位である耳をしまってある、臭い遮断袋をネイルさんに渡し、報酬の銅貨80枚を貰って、今度はメイルさんの所に向かった。


「ごめんなさい、メイルさん、今日は何も取れなかったよ・・・森に入ろうとしたらオークが5体もいて、入れそうになかったんだ。」

メイルさんは、笑って気にしなくていいって、言ってくれた。

忙しそうだったので、邪魔にならないために、店を出た。



エプロンネコ亭に、着いたらアランさんが、先に居て、手を振っていた。


「シュン君もいらっしゃ~い。」

クーネさんが、水を持って来てくれた、俺は、どうも、と礼を言った。

「クーネいつもので。」

「シュン君も同じ物?」

「え~と、同じので。」

「はい、キャット盛2人前ね~。」

「シュン、初めてのクエストはどうだった?」

「はい、ゴブリン討伐は楽勝でしたが、薬草採取の方は無理でした・・・どこに生えてるのか分からなくて。」

「そうか、薬草はな、街を出て右側に行けば、林がある、そこに行けば生えてたと思うぞ。」

「林なんてあったんですか・・・・知りませんでした・・・・てっきり森に行かないと取れないかと思いました。」

「シュン!!『クルワルの森』に行ったのか、あそこは危険だから、ルーキー何だから入るなよ!!」

アランさんは、厳しい顔をして、怒った。

「え?でも・・・」

「約束してくれ、クルワルの森には、行かないと。」

きっと、兄を持つってこうなんだろうか、心配して言ってくれてるが、俺には分かった。

「おまたせ~、キャット盛2人前で~す、どうしたのアラン怖い顔しちゃって?」

クーネさんが、料理を持って来てくれた。

「いや、シュンが無茶をしたから、ちょっとな。」

「だめだよ~、シュン君、アランを困らせちゃ~。」

「はい・・・ごめんなさい。」

「約束だからな、シュン、無茶はするな!」

「約束するよ、アランさん。」

キャット盛を食べ終え、宿に戻った。



翌日、アランさんが言った通り林に行けば、薬草が沢山生えていたし。

ネイルさんの言うとおり、冒険者の人達は、たまたまギルドに居なかった、だけ見たい。

今日は賑やかだった。



ゴブリンと薬草採取を毎日繰り返して、20日経った。


さらに10日経って、オークが居なくなっていたから、アランさんとの約束を破って、クルワルの森へ行き、グリーンウルフとマジックフラワーを狩って、採取等し始めた。


カチュアに、グリーンウルフの肉を渡したら、喜んで調理してくれた。


今日も何時も通りネイルさんから、報酬と剥ぎ取りをした、ウルフの皮を買い取って貰い、魔道具屋でメイルさんに、薬草とか渡して買い取って貰って、街を歩いてるんだけど・・・・・最近、妙な視線を感じるんだよね。


その後エプロンネコ亭でアランさんと、食事をして宿に戻った。


俺は部屋に戻って、眠り付いた。

「!?」

・・・・・が、久しぶりに危険察知スキルが作動し、目を覚ました、『黒い影』が短剣を、振り下ろそうとしていた。

「ちょ、なん・・・だ・・くぅ。」

俺は、起き上がりと同時に、スタンを放ちながら影を突き飛ばした、怯んだ隙に、立掛けてある相棒を抜き放って、影を斬った。

影は、声を漏らす事無く床に倒れた。

相棒を鞘に収め、影の正体を確かめようとした瞬間、急激な眠気に襲われ、意識を手放した。

色んな人に、読んで頂けて、嬉しくて嬉しくて・・・。


執筆が止まらないのですが、こうしたい、ああしたいって、思えば思うほど表現が難しくなって行き、読者の皆様に、ちゃんと伝わってるのかって不安に成って来ました。

プロの作家さん達の凄さを、本当に実感して来ました。


初めての小説なので、楽しく、大切に、完結させるよう頑張って行きたいと思います。

 今後とも宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ