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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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3/17

Pの悲劇

 睡眠障害を拗らせると、どんな症状が起こると思いますか?

 具体的には


・思考力の低下

・集中力の欠如

・判断力が鈍る


 などなど。

 これらの症状が、どんどんどんどん出てくるわけです。

 さらに拗らせた結果が鬱まっしぐら……と。


 ともかく上記の症状を経験しながら、最悪への道のりを順調(?)に歩んでいく私。


 常に頭がボーッとして、思考が散漫になる。

 次第に集中できない時間が増えてくる。

 判断力、決断力に欠ける。

 物忘れが酷くなる。

 単語や名称がすぐに出てこない。


 そんな状態が続いていましたが、当の私は自分の異変になかなか気づけずにいました。


 それはなぜか?

 普段からこんな感じだったから!

 基本、ポンコツなんです、私っ!!


 だから物忘れが酷くなっても


「なんか最近、単語がすんなり出てこないんだよねぇ。年かなぁ」


 で終わらせていました。

 もっと繊細で微妙な変化にも気づけるようなタイプだったら、鬱になる前になんとか手段を講じられたことでしょう。


 しかし私はポンコツだった。


 さらには寝不足がたたっていたせいで、判断力がめちゃくちゃ欠如していた。

 明らかな異変も、なんだろうー気のせいかなーで済ませてしまっていた。

 これこそが鬱への一歩を踏み出すことになるなんて、気づきもせずに。


 もう本当に最悪です。

 まさに(ポンコツ)の悲劇……っ!!


 さらに悪化に輪を掛けたのが、私生活はポンコツでも、仕事が普通にできていたこと。

 これが「気のせい気のせいー」で軽く済ませてしまった最大の要因ともなっているのですが、とにもかくにも仕事をするうえで多少のやりづらさを感じてはいたものの、それでも一応お仕事はちゃんとできていたのです。


 睡眠障害を患ってから本格的に書けなくなるまでに、商業小説を八作品、コミカライズ一作品、その他現在はまだ世に出ていない商業書き下ろしも数本制作するなど、なんとかかんとかやってこられました。


 もちろん、順調に書けていたわけではありません。

 次話で詳しく述べたいと思いますが、睡眠障害が完全に鬱に移行してからは、徐々に書き進められなくなってきて、半ばノイローゼのような状態にまで陥っていました。


 そんな状態でも、一応仕事はできていた。

 だからこそ、鬱に全く気づかなかった。

 それどころか


 寝なくてもなんとかなる。

 実際、なんとかなってるわけだし、まぁ特段気にせんでもいいでしょ。


 と、問題を放置してしまっていたのでした。


 このときの判断が、のちのち自分を苦しめることになるとは思わずに。

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