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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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心療内科に行ってみた①

 二〇二五年三月下旬。

 心療内科の待合室にいた私は、ソワソワした気持ちで自分の順番を待っていました。

 今までいろんな病院に通ってきましたが、心療内科は初めて。

 そこはとても清潔で落ち着いた雰囲気で、患者さんも皆静かに着席して順番を待っています。

 シンと静まり返った待合室にはクラシック音楽が小さく流れていたのですが、それがやけに大きく聞こえて、私の緊張はどんどんと高まっていきました。


 ――お、落ち着かない……。


 ドキドキしながら待つこと十数分。自分の名前が呼ばれました。


 ――え、もう?


 昔、自律神経の病が原因で、カウンセリングメインの女性専用クリニック(心療内科とは若干違う)に通っていたことがあったのですが、そこは予約をしてあっても一時間以上待つのがザラだったため、てっきりこの病院もそうなのかなぁと思っていただけに、あっという間に呼ばれたことに驚きました。


 診察室で私を待っていたのは、柔和な雰囲気が印象的な医師でした。


「いかがされましたか?」


 そう問われ、まずは睡眠障害の話から始めることに。その過程で家事や外出など、それまでできていたことができなくなったことや、仕事に大きな支障が出ていることなど、包み隠さず打ち明けました。


 すると医師は


「間違いなく鬱病を患っていますね」


 と、ズバリ断言しました。

 やっぱりかーーー。というのが率直な感想でした。


 医師が鬱の診断を下した大きなポイントはやはり、「それまでできていたことができなくなったこと」だったらしいです。

(いや、ほかにもいろいろあったんだけど、とりあえず大きなところではこれが一番ポイントらしい)


 快感や多幸感を得る、意欲的になるなどの働きがあるドーパミンや、精神を安定させるセロトニンなどの神経伝達物質が大きく減少すると鬱になりやすいらしく、今の私はまさにそういう状態。

 なのでそれらを回復させるために、薬での治療が最適と説明されました。


 ちなみに前の年に体験した意味不明の体調不良。

 あれも鬱の症状だったらしいのです。

 え、鬱って身体にも症状が出るの!? てっきりメンタルだけに来る病かと思ってたんだけど……とビックリ。


 だけどよくよく話を聞いてみると、

・不眠

・疲労感・倦怠感

・性欲の減退

・頭痛や肩・首こり

・動悸

・めまい

 などの症状が出る場合もあるらしく、その全てに心当たりがありまして。

 えー、あれって鬱の症状だったのか!

 道理で検査しても異常なしって言われるわけだよ……。


 初めて報される鬱症状のアレコレに、ただただ呆然とする私でした。

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