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気づいたら 鬱 ど真ん中にいました  作者: すずしろ たえ


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鬱っぽいことに初めて気づく

 作品を二つ消去してからというもの、私のメンタルは一気に急降下しました。

 メンタルだけではありません。体調までどんどん悪化していったのです。

 激しい頭痛と肩こり、首こりに始まり、目眩やかすみ目、耳鳴り、頻発する動悸、突然血圧が下がって何度も気絶しかけるなど……。

 体の不調が堰を切ったように押し寄せたのです。


 さすがにこれはおかしいということで、病院で検査をしてきました。

 ですが結果は異常なし。

 あれだけの症状が出ているにも拘わらず、何一つ問題が見つからないのです。


 ――何故……?


 不思議で堪りませんでした。

 が、このときも別件の締め切りを抱えていた身のため、体調に留意しつつ、なんとか仕事をこなしていました(このときは作品を削除せずに済んだ)。


 体調が悪化するとますますチャリに乗れなくなり、乗れないことでストレスが溜まり、またもや不眠気味になるという悪循環。


 いよいよ眠れなくなった私。

 これはまずいぞ……それにしてもなんなんだ、この具合の悪さは……と思っていた矢先、Xのタイムラインのおすすめに流れてきたポストに、私は息を呑みました。


 それは鬱病を患っていた方のポストで、「鬱のときはこういう症状が出るよ」という内容のものでした。


 不眠、入浴困難、調理ができなくなるなどなど。


 ――あれ、これって私じゃね?


 瞬時にそう思いました。

 書かれている内容はどれも身に覚えのある物ばかり。

 読めば読むほど、自分のことを指しているような気になって、心臓がバクバクと音を立てました。


 ――もしかして私、鬱なの……?


 初めて辿り着いた答え。

 まさか自分が鬱を患っているかもしれないだなんて。

 思ってもみなかった事態にショックを受けました。


 ――いや、まだ確定したわけじゃない。


 確かに症状は合致するところが多い。けれど素人判断で鬱と決めつけるのは早計だ。

 そう考え、鬱についての記載がある心療内科のHPを読み漁りました。

 鬱であることを否定したいが為に。

 だって信じられなかったんですもん。否、信じたくなかったというのが正直なところかもしれません。

 自他共に認める鋼メンタル、ポジティブお化けの私が、まさか鬱だなんて考えたくなかったのです。


 ですが読めば読むほど自分が鬱である可能性が高いように思われて……。


 ――もしも鬱だったと仮定して。どうしたら治るの?


 ネットを検索すれば、鬱の緩和方法に関する記事が幾つも出てきます。

 ですがそれが本当に正しい方法なのか。

 私には判断つきません。

 もしも間違った方法を試してみて、これ以上悪化するのはご免です。


「……よし。心療内科に行こう」


 こういうのは、心療内科で診察してもらったほうが手っ取り早いだろう。

 折りよく(?)また二~三時間程度しか眠れなくなっていたので、睡眠障害を解消する目的をメインに、ついでに鬱かどうか判断してもらおう。

 鬱にしろ睡眠障害にしろ、緩和方法をプロに指導してもらったほうが早いし確実でしょ。

 そう考えたのです。


 こうしてようやく重い腰を上げた私は、四年間の睡眠障害に別れを告げるべく――もしも本当に鬱だった場合は、それの治療も兼ねるべく、心療内科に予約の電話を入れたのでした。

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