作者の独り言④
はい、いきなり謝罪からでスミマセン……地方自治体にも『地方債』と言うモノがあるそうですね。ただしこれは、銀行への借金と言う形になるそうです。
『国債』のようにバンバン発行すれば良い(?)ものではなく、ガッツリ返済義務があるみたい。こちら、石丸氏が『日本テレビ』に都議選の討論会に出た際にも、『国債』関連の発言が話題になりましたね。
『れいわ新選組』の議員さんが、日本の『国債』は安全だとの発言に対し。石丸氏は、日本はG7の中での指標も高くないし、『国債』も出すだけ売れるとは限らないって意見でしたね。
相手の方は、外国に買って貰わなくても国内だけで売り捌けるとか言ってましたけど。生活の困窮が叫ばれている現在の日本で、果たしてそんな余力を持つ人がどれだけいるか。お金持ちにしても、日本が沈み始めたらさっさと外国に逃げ出しちゃいますよね。
この動画はネットでかなりバズって、石丸氏のカウンターパンチ炸裂って感じで幾つも上がってました。まぁ、つまりは『れいわ新選組』の女性議員が、石丸氏に対して「国債を勉強しろ」と煽ったんですねw
それに対して、石丸氏が「銀行で債券市場のアナリストやってましたw」と自己紹介した訳です。さすが“リアル半沢直樹”で有名になった石丸氏、スカッとしましたw
ただまぁ、『再生の道』も都議選は苦戦必至だそうで、前評判は決して良くないみたいです。優秀な候補者を擁立しても、無名ってだけで票が伸びないのは悲し過ぎ。
石丸氏自身は、SNS戦略だけで票を伸ばしたと揶揄されてましたが、世の中はそんな甘くありません。ネットでは評判になった『公開面接』ですが、都民の中にはそこまで広まらなかったようで残念な限り。
『再生の道』としての参院選の擁立は、都議選の先なのでまだそこまで情報は出て来ませんが。日本の再建を願う者としては、どちらも頑張って貰いたいと願ってます。
何しろ『国民民主党』が、ここに来ての大失速ですからねw これも『再生の道』へのサポートなのか、ちょっと判断に迷ってしまいます。
そんな訳で、今年の夏は選挙から目が離せませんね!
さて、物語の中では動画アップをしようと充希たちが盛り上がってます。筆者にその経験が無いのでアレですが、幸い動画は溢れるほどネットに流れてます。
その中で、ニート関連の動画と言えば、やはり例の“少年革命家”が一番有名かな? 世ではかなりバッシングを受けてますが、今はすっかり落ち着いている模様?
執筆していた際は、まさに渦中の人物で盛り上がってたんですけどね。筆者としては、生意気な発言をしたからって大バッシング大会は如何なモノかって思ってました。
相手はあの時点で小学生だったかな、それを世間が揃って出る杭を打つのは普通に怖い。もっとおおらかな世界になれないモノか、それともSNSは別世界なのか……。
ちなみにこの手の政治コンテンツ、一昔前に比べると随分と盛り上がってますね。具体的には“切り抜き”動画の数が半端ではなく、その拡散力で周知されているのが石丸氏なのでしょう。
筆者も、それに感化された者の1人で、初めて政治を面白いと認識出来ました。学生時代は、『社会科』とか『政治経済』とか大嫌いで、酷い点を取っていたと言うのに。
『議院内閣制』と『二元代表制』も、学校で習った筈なのに全く覚えてませんでした。それよりネットで、腐り切った地方議会や政治屋の現状をみるにつけ、そんな民衆の無関心がこの事態を招いたのだと気付きを得ました。
それを正すのも、たった1人の指導者の声だけでは如何ともし難い状況です。そんな訳で、充希君たちに働いて貰おうと思い立った次第です。
ところが、なかなか思い通りに動いてくれないのが小説の中の人物……この後の充希達は、『耕作放棄地問題』や『シャッター街問題』に首を突っ込んで、良く分からない活動にのめり込んでいきます。
自分としては、最初に掲げた『ニート問題』をメインの題材にして、仲間が少しずつ集まって行くパターンを脳内に描いていたのですが。何故か仲間と共に問題も増えて行って、収拾のつかない状態になってました。
さてさて、これをどう纏め上げて行けばよいのやら……。
この小説の執筆中に、気になる政治的な記事が幾つかネットに出てました。物価高のあおりを受けて、小学校の給食が寂し過ぎる内容ってのはまだ平和(?)な内容でしたね。
もっと酷い、日々の食べる物も困窮している話題も世界にも幾つか。この小説でも取り上げようかなと思っていた、『スウェーデンの気候変動活動家』のグレタさんが、イスラエル軍に拿捕されたとのネットニュースが。
パレスチナ自治区ガザに人道支援物資を届けるために、船で港に寄ろうとしていたそうです。他にも俳優や州議会議員が乗っていて、話題つくりなのかなぁと。
それにユリ・ゲラー氏ぶち切れて、超能力を使って船の航行システムを妨害したとXで投稿したそうです。反ユダヤ主義がキーワードなのだそうですが、正直複雑すぎてそれぞれの主張が良く分からない!
まぁ、戦争なんてそれぞれの立場で、主張する正義が違って来るって良い例なのかも。そして、実際に彼らの乗る船の操舵システムに異常が発生していたそうで、何か怖いw
ちなみにグレタさんも、勉強している暇があれば環境活動した方がいいと、学校を飛び出したクチなのだそうです。その後、色んな活動を展開しますが、計算高い大人の主義や活動に体よく使われてる感は否めませんね。
今回の出来事なども、まさにそうで果たしてこの一連の諍いをグレタさんは把握していたのか疑問です。イスラエル軍は、捕らえた一行にハマスによる虐殺の映像を見せて彼らを解放したそうな。
とは言え、イスラエル軍も一般人の殺害は行なっているそうなので、どちらが正義とも言えない状況。泥沼化した戦争は、終わりが見えず今後も続きそう……。
最後に、一番衝撃を受けた最近のネットニュースを取り上げたいと思います。題名が『100円ライターの様に使い捨てされる派遣社員』で、既にそのタイトルでかなりの衝撃。
ただし内容はただの社会不満ではなくて、社会への警鐘と言うか現代の分析で、面白くてためになりました。自分も派遣社員時代が長くて、確かになぁってその不遇ネタは幾つも書くことは可能だったりします。
そんな派遣社員ですが、今や働く人口の半分を占めるほどに増えているそう。そういう人たちが、会社へのリスペクトを抱く事はまずありません。
逆に社員と同じ業務内容なのに、有給やボーナス無しの違いは何なのって恨みばかりが募る次第。今はかなり(法律で?)改善されましたが、昔はもっと酷かった。
記事によると、結果としてテロ行為が起きるそうです。まずは『バイトテロ』ですが、アルバイトが職場での不適切な行為をSNSなどに投稿するのが昔ニュースになってました。
商品入りの冷凍庫に入ったり、商品に不適切な行為を行なったりと、まぁ非正規中心の弊害ですね。正規の社員がしないとは言い切れませんが、やる気の起点が全然違います。
それから『サイレントテロ』と言う、社会に対する静かな抵抗ってのがあるようです。これは色々あって、必要最低限の仕事しかしないとか子供を作らない、独身で趣味を満喫とか働かない、消費しないなどがあるそうです。
この記事を読んで、自分も当て嵌まっているなぁとハッとさせられました。石丸氏が政治やメディアは腐っていると発信してますが、実はこれに“企業”も加わってたんですね。
現在叫ばれている“少子化”問題の半分以上の理由は、実はここに含まれているかも知れません。政治とメディア、それから企業が三位一体で国民から搾取を決め込めば、そりゃあ日本も衰退するよなぁって感じ。
失われた30年と言われますが、派遣会社がポコポコ生まれたのもそのくらい前ですね。中抜きに天下り、かじ取り役のいない日本は海底深く沈むしか無いのでしょうか?
石丸氏がひたすら危機的状況を叫んでますが、その警告が間に合うかは不明なまま。
――地方住まいの我々は、その危機にとっくの昔に気付いてますが。




