第五章開始時点での人物紹介
久々の更新、そして登場人物が増えたこともあり、整理用に置いておきます。メインキャラであるチーム・ジャッキーのメンバーたちだけ覚えておけばとりあえず問題ありません。
〈チーム・ジャッキー〉ジャクリーン・ビューティを中心とするチーム。彼女の愛と優しさに惹かれた者たちが集まり、全員がビューティ家で生活している。
ジャクリーン・ビューティ(初登場︰第1話)
この作品の主人公。愛称はジャッキー。聖女になれなかったダメな姉と世間から馬鹿にされていたが、家族や仲間の支えによりスーパー闘技大会の覇者になるまでに成長した。父親譲りの黒髪で、好物は串焼き。肉づきがよく食欲も旺盛だが太ってはいない。
マキナ・ビューティ(初登場︰第1話)
ジャッキーの妹で、数百年に一人しか現れない無敵の大聖女。ジャッキーのことが昔から大好きで、そのせいで時々暴走する。大聖女でいることにこだわりはなく、愛する姉の子どもを産めるならいつでも捨てていいと考えている。母親譲りの金髪で、好物はジャクリーン・ビューティ。ジャッキーにはマキと呼ばれている。
ラーム(初登場︰第4話 ビューティ家の巻)
奴隷商人から逃げてきた少女。快く家族になってくれたジャッキーの従者となり、身の回りの世話や試合のセコンドを務める。身体を自在に小さくできる能力を持つが、実は彼女が特別な種族の一人であったことが後に明らかになる。大きくなるまで待つ必要がないと知ってからは、ジャッキーを陥落させる機会を伺う。
マユ(初登場︰第9話 お守りの秘密の巻)
見た目は人間とほとんど変わらない、スライム族の若きエリート。ラームと似たような幼い少女の姿だが、自慢のスライムボディは攻守において強力で、魔王軍の精鋭すら退ける。ジャッキーとの結婚を両親やスライム族の女王も後押ししている。
サキー(初登場︰第13話 ギルドのエースの巻)
ジャッキーたちが所属する冒険者ギルドのエース。幼いころからジャッキーとは知り合いで、剣聖と聖女としてチームを組むと約束していたが、共に『なれなかった女』だった。しかし彼女には別の更に強力な加護があったことがスーパー闘技大会の試合中に発覚した。ジャッキーに攻められるとすぐに鼻血を出す。
ルリ・タイガー(初登場︰第20話 タイガー家の娘の巻)
ジャッキーの元婚約者、ノア・タイガーの妹。実家を見限って縁を切り、ジャクリーンに嫁ぐためにビューティ家入りした。性別、年齢、種族などのあらゆる壁を超えて健康な子どもを授かれるという魔法の研究を進め、すでに完成は目前。戦闘能力はないのでラームと共にサポートに回る。
マキシー(初登場︰第36話 決勝トーナメントの巻)
幻術を得意とする魔女。国家転覆を企みマキの命を狙っていたが、ジャッキーに敗れ野望を捨てる。人間と魔物の両方の血が流れる『モンスター人間』で、ピラニアでもある彼女の噛みつきは強烈。金のためにジャッキーのそばにいると話してはいるが……?
フランシーヌ(初登場︰第36話)
戦乱の世を嘆く翻訳家。国家転覆を企みマキの命を狙っていたが、ジャッキーに敗れ野望を捨てる。太陽を出現させ、圧倒的な熱で敵を焼き尽くす。一度は引退を表明したがすぐに復帰し、ジャッキーのために戦うことが世界の平和に繋がると考えている。
マーキュリー(初登場︰第112話 潰し合いの巻)
スーパー闘技大会編のラスボスで、マキの治癒魔法すら跳ね返すほどの闇の力を持つ。偽物や見せかけではない真の愛を求めるあまり対戦相手を必要以上に痛めつけていたが、ジャッキーの愛に触れたことで救われる。口数は少なくクール。名前の元になったマーキュリーも、生涯愛を探し彷徨っていた。
トゥーツヴァイ(初登場︰第156話 謎の七人の巻)
高い戦闘力を持つ『オードリー族』の一人で、滅亡の危機にある一族を救うためにラームを手に入れようとする。仲間たちとは違いオードリー族の特殊な力を持たず、自力で『能力封じ』を習得した。年長者であり、他のオードリー族よりも温厚で理性的。ジャッキーがラームに相応しい相手なのかを確かめるためにチーム・ジャッキー入りする。
ダイ(初登場︰第184話 魔王軍の6人組の巻)
魔王軍・虫組の一番下っ端だったダンゴムシのモンスター人間。背中の鎧は物理攻撃を完全に防ぎ、使い方によっては武器にもなる。自分に自信が持てず気弱な性格だが、ジャッキーに対してのみ積極的に接することができ、『ジャクちゃん』と呼ぶ。ジャッキーが言うには、彼女の鎧の中は楽園。
〈ビューティ家〉ジャッキーの家族たち。マキが大聖女になったことで王国から援助を受け、大貴族になる。王国との関係が悪化した直後は没落の危機もあったが、ジャッキーの活躍で回復した。
バーバ・ビューティ(初登場︰第1話)
ジャッキーとマキの父親。スーパー闘技大会を制したこともある伝説の戦士。溺愛する娘たちを悪く言う者は誰であっても容赦しない。商売は少し下手。
モトゥコ・ビューティ(初登場︰第1話)
ジャッキーとマキの母親。元聖女であり闘技大会の覇者でもある実力者で、今でも魔法が使える。第1話から登場していたが、初めて名前が出たのは夫妻共に第29話『チーム・ジャッキーの巻』。
たくさんの従者たち
第2話で登場した『プダン』を筆頭に、王国が用意した精鋭たちやその道の達人たちが揃っている。ただの奴隷よりはずっと役に立つが、相手が強いとまるで歯が立たない。
〈アントニオ家〉世界でも一、二を争う大国『ジェイピー王国』を支配する王族。革命により荒れていた王国を落ち着かせた。王国の兵士たちは『闘魂軍』と呼ばれる。
ゲンキ・アントニオ
義理の父の息子たちから王権を奪い取り国王になる。若いころからビューティ家を敵視し、ついに自分の息子と大聖女の婚約を破棄してしまう。超一流のカリスマだが、目立ちたがるのが悪い癖。
マッチョ・アントニオ
第一王子だが、闘技大会での連続予選敗退などが響き立場が危うくなっている。父の言いなり。
セイギ・アントニオ
第二王子。他二人の兄弟に比べたら実力があり、まともな性格。しかし地味。
シューター・アントニオ
第三王子ではあるものの、華があり民の人気を集めているので次期国王最有力候補。ただし弱い。
〈ドラマチック・ドリーム・ギルド〉ジャッキーたちの所属する冒険者ギルド。ジャッキーが入った時には人手不足のため、誰でもS級かA級になれた。
サンシーロ
ギルドマスター。国王以上の大老害。
ギルドメンバーたち
『テンゲン』『ハラ』の頼れるベテランコンビ、巨大な魔物の兄弟『ウミ』と『ハナ』などが在籍。
〈その他〉
ザ・グレーテスト
ダブジェ島の冒険者ギルドで、代表は若き少女『リアス・マシガナ』。所属する冒険者は『ツミオ』、『エンスケ』、『カツ』など。ジャッキーと関わったことにより、地獄のど真ん中から生還した。
ハウス・オブ・ホーリー
悪党『スポイラー・トーゴー』によって先代大聖女『エーベル』が記憶と能力を取り戻し、悪の限りを尽くして王国に混乱をもたらそうとした。ジャッキーとマキの愛の力によってエーベルの洗脳は解け、ハウス・オブ・ホーリーは解散した。
モンスター人間、魔物たち
ゴブリンの『シュリ』、ゴキブリとハエのモンスター人間『カササ』と『ブーン』、故郷に帰ったオードリー族など。いずれもチーム・ジャッキーとは協力関係にある。
転移者
異世界から神や精霊によって召喚される場合もあれば、偶然紛れ込む者もいる。『ユミ』と『キヨ』は前者であり、ユミは勇者、キヨは大賢者の力を秘めていた。トーゴーの先祖も転移者であり、リングでの戦いをこの世界に広めた。
〈魔王〉
???
〈参考〉みんなはジャッキーをこう呼ぶ!
マキ……お姉ちゃん
ラーム……ジャッキー様
マユ……ジャッキーさん
サキー……ジャッキー
ルリ……ジャクリーン様
マキシー……ジャクリーン・ビューティ
フランシーヌ……ジャクリーンさん
マーキュリー……ジャクリーン
トゥーツヴァイ……ジャクリーンさん
ダイ……ジャクちゃん
この呼び方はどこかで変わるかもしれません。




