84話
84話
「それではタロウさん、行ってきます!!」
「「「「いってきまーす」」」」
異世界9日目。
朝、ペロシさんと全ての打ち合わせを終わらせ、昼前の取り引きで大量の馬車と共にカレンちゃんが来た。
ん?
んんん?
え?
おいおいおい。
まさか……。
……アレが客人用馬車なのか?
「ご機嫌よう、タロウ様。本日から客人用馬車で獣人の性奴隷を5名、ニホン村に送り迎えするようにとミリス姉様から伺っております。あちらの高級馬車が客人用になります」
やっぱりアレなんだ……。
俺の目の前には、どー考えても貴族や大富豪御用達の煌びやかな馬車がある……。
客人用は客人用だけど、そこまでの客人じゃなくね?
「……お、おはよう、カレンちゃん。す、凄く豪華な馬車だよね?た、高かったんじゃないの?」
「タロウ様、この高級馬車はミランダ商会御用達でしたが、ミリス姉様が昨日にミランダ商会から買い取りました。お値段はそれなりですがタロウ様の性奴隷を送り迎えするなら、このクラスは必要だとミリス姉様が仰ってましたよ」
や、ヤバい……。
どー考えても『ド変態のお前のクソくだらん趣味の為に、御三家のワイはここまでしたんやぞ?今日の昼に必ずワイの所まで来いよ?もし約束をすっぽかしてワイの面子を潰したら、分かっとるよな?お前を必ず河に沈めて魚の餌にしたるからな?』と脅してる……。
絶対に脅してるよ……。
と、とりあえず高級馬車に荷物を詰め込むか。
えっちらおっちらと宿の労働奴隷がユーグレナ様の神像と『絵画』などを隠した木箱を高級馬車に積み込んで行く。
そしてアンナさんと獣人ちゃんたちを呼び出し『お仕事、頑張ってね』と優しく頭を撫でてから高反発クッションを渡す。
こんな文明度の低い馬車だ。デコボコな路上の衝撃を吸収するサスペンションとか無いだろうし、クッションで我慢してね。
励まされ頭を撫でてもらったのが嬉しいのか、アンナさんと獣人ちゃんたちが耳と尻尾をピクピク♪フリフリ♪ブフォン!!ブフォン!!させる。
アンナさんはともかく、獣人ちゃんたちの耳と尻尾はホント可愛いな……ごくり。
ふと気になり隣のカレンちゃんを見ると、カレンちゃんも獣人ちゃんたちのフリフリ♪と動く尻尾に釘付けになっている……。
というか、両手を前に出してワキワキし始めたんですけど……。
ま、まさかカレンちゃん……富裕層特有のド変態ってヤツ?
と、とりあえず色々と危ない感じがするから、アンナさんと獣人ちゃんたちに急いで馬車に乗ってもらう。
幼いカレンちゃんが微妙に寂しそうにシュンとしてるが……ま、まぁ、悪意は無さそうだし、その内ね?
場違いで豪華絢爛な馬車がゆっくりと動き出し、ニホン村へと向かった。
「カレンちゃん、ペロシさんの部下を紹介したいんだけど、いいかな?」
「ペロシ様の部下ですか?あぁ、なるほど。ペロシ様もハリス子爵家に訪れるのですね。かしこまりました。顔繋ぎをお願いします」
そう。
ハリス子爵家には、必ずペロシさんを連れて行く。
何が起きるか分からない。
最低限の準備だけは、しておかなければならない。
ということで、学級委員タイプのメリルさんとロリ巨乳のキャシーさんを呼んで、カレンちゃんの奴隷と顔繋ぎする。
カレンちゃんには軽く紹介しただけ。
超有名人の『ガーランド王国の英雄たち』クラスならともかく、そこらの奴隷はそこらの奴隷とやり取りするのが『基本的なマナー』だそうだ。
まぁ、あれだな。
そこらのバイトが大企業の社長とやり取りすんのか?って感じなんだろう。
ペロシさんが教育しているからたぶん取り引きも大丈夫だろうし、問題が発生しても金の問題しか発生しないだろ。
互いの部下と奴隷で打ち合わせをし、俺は聖剣クラウス部隊とハリス子爵家に贈答する商品を積み込んだ木箱を運ぶ下級兵士たち、カレンちゃんは護衛奴隷を引き連れて壁内へと向かう。
ミリス商会に向かう途中、カレンちゃんと色々と楽しく雑談をした。
話し上手なカレンちゃんによる高級キャバクラをタダで堪能する。
うへへ。
カレンちゃんと雑談した内容は様々。
カレンちゃんは動物が大好きだけど、実家のミランダ商会では動物が飼えないとのこと。
しかもミランダ商会では獣人の奴隷もいないので、動物や獣人と触れ合えないのが寂しいとのこと。
アンナさんと獣人ちゃんたちの毛並みが美しくて、心惹かれたとのこと。
寂しい表情とウルウル涙目の上目遣いで『タロウ様、いつか彼女たちの美しい毛並みの耳や尻尾を触らせて欲しいです……』と甘えて来たこと。
なぜか分からないが『アンナさんたちに聞いてみるよ。彼女たちさえ良ければ、触ってもいいよ』と約束させられたこと。
もちろんカレンちゃんが上目遣いで初々しく頬を赤く染めながら、俺の左手とカレンちゃんの少女特有の幼く柔らかい右手による『恋人繋ぎ』をして約束させられた。
高級キャバクラ、最高過ぎるでしょ!!
約束が『成約』されたことで満面の笑顔で喜ぶ近隣諸国の美少女アイドル、カレンちゃん。
めちゃくちゃ可愛いぞ!!
うへへ。
カレンちゃんは迷宮都市ハリスが大好きとのこと。
でも俺が迷宮都市ハリスを全く知らず、観光してないこと。
カレンちゃんが様々なハリスの名所を教えてくれたこと。
頬を赤く染めながらウルウル涙目の上目遣いで『タロウ様、カレンにハリスの案内をさせてください……殿方とデートをするのは生まれて初めてですが、精一杯、タロウ様にハリスの魅力を伝えます』と甘えて来たこと。
なぜか分からないが『カレンちゃんさえ良ければハリスの魅力を教えて欲しいな。今度、デートしようね』と約束させられたこと。
またもやカレンちゃんが上目遣いで初々しく頬を赤く染めながら、俺の左手とカレンちゃんの少女特有の幼く柔らかい右手による『恋人繋ぎ』をして約束させられた。
高級キャバクラ、最高過ぎるでしょ!!
約束が『成約』されたことで頬を赤く染めて喜ぶ近隣諸国の美少女アイドル、カレンちゃん。
めちゃくちゃ可愛いぞ!!
うへへ。
メアリーちゃんやアンナさんたち、さらにはメリルさんやキャシーさんたち宿の女性たちの艶やかな髪の毛が羨ましいとのこと。
宿に来る度に、彼女たちと比べて自分が女として見窄らしい格好をしていると感じて、とても恥ずかしいとのこと。
俺の服をちょこんと掴み『カレンの格好は見窄らしくないですか?生まれて初めて殿方とデートするのに可愛く着飾れず悲しくなります……ましてや素敵な殿方のタロウ様とデートするのに、こんな見窄らしく恥ずかしい格好では女としてお会いできません……』とウルウル涙目で上目遣いしながら甘えて来たこと。
なぜか分からないが『そんなことはないよ。今でもカレンちゃんはとても可愛くて魅力的だよ。でももっとカレンちゃんが可愛く魅力的になれると思うんなら、美容品をプレゼントするよ』と約束させられたこと。
満面の笑顔でカレンちゃんが俺に抱き着いて来て『タロウ様、大好きです!!』と甘えて来たこと。
そしてもちろんカレンちゃんが上目遣いで初々しく頬を赤く染めながら、俺の左手とカレンちゃんの少女特有の幼く柔らかい右手による『恋人繋ぎ』をして約束させられた。
高級キャバクラ、最高過ぎるでしょ!!
約束が『成約』されたことでニコニコと愛くるしい表情をする近隣諸国の美少女アイドル、カレンちゃん。
めちゃくちゃ可愛いぞ!!
うへへ。
『ミランダ商会の煌めく宝石』の愛らしく可愛らしい様子に、デヘデヘと鼻の下を伸ばしながら壁内に入都し、ミリス商会に到着する。
話し上手なカレンちゃんによる無料の高級キャバクラが終わるのか……。
楽しい時間ほど、早く過ぎ去るよな……。
というか、なぜか分からないがカレンちゃんといつの間にか色々な約束をさせられた気がする……。
気のせいかな?
うん。
気のせいだ。
……いや、ホントは全部分かってるよ。
分かってるけど、カレンちゃんがめちゃくちゃ可愛いから甘くなるのさ……。
それが『男という憐れな生き物』なのさ。
と、とりあえずミリスさんと会おう……。
タロウ・コバヤシ
※クローネ
約43億クローネ
※ユーグレナ
約230万ユーグレナ
ニホン村
※クローネ
約40億クローネ
ユーグレナ共同体
※魔石ポイント
約900万MP
※通貨供給量
1億ユーグレナ
ユーグレナ軍
※軍事予算
330億クローネ
所有奴隷
男 325人
女 184人




