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82話

82話


「クラウス様、驚愕です。驚愕の一言しか述べれません」


 ミリス商会が壁内へと帰った後、直ぐさま聖剣クラウスたちに商品を『あーだこーだ』と精査してもらい戦争に利用出来ない商品を仕分けしていく。


 午後にもミリス商会が来てスムーズに取り引きを終わらせた後も、聖剣クラウスたちは仕分け作業を行う。


 なぜなら美咲先輩の荷物が大量にあるからな!!


 ちょうど夕刻の鐘が鳴り響くと同時に聖剣クラウスたちの仕分け作業が終わり、アンナさんと獣人ちゃんたちと共に食堂へと向かう。


「アンナさん、明日からですがミリス商会が昼前に客人用の馬車で宿まで来て、ニホン村まで送り届けてくれます。そして昼後にニホン村に客人用の馬車が来て、宿まで送り届けてくれます。ニホン村は昼にユーグレナ様の神像に礼拝ができる体制にしますが、アンナさん、大丈夫かな?」


「はい!!大丈夫です!!みんなと一緒に御役目を果たしてみせます!!」


 アンナさんが『ふんす!ふんす!』と気合いを入れながら喜びを表している。


 もちろん美しい金色の尻尾をブフォン!!ブフォン!!させながら。


 ……飯時だからホコリを立てないでね?


 アンナさんと獣人ちゃんたちと一緒にワイワイしながら、夕食を食べる。


 もちろん夕食の味は美味くも不味くもない。


 低い文明度ならこんなもんかな?って感じの味だ。


 ……宿の2号店が出来てモーリスさんたちを追い出したら、調味料や香辛料を『解放』するか。


 そんなことを考えながら、夕食を食べ終える。


 さて、聖剣クラウスたちの精査と仕分けは既に終わっている。


 次の仕分けは、女性の目から見て魅力的な商品か?だ。


 聖剣クラウスに『奥さん』であるマリーさんを伴って会議室まで来るように伝える。


 もちろんマリーさんに商品を鑑定してもらう理由も伝えてもらう。


 少し待つと会議室にマリーさんが来て、数々の異世界の女性用商品を目を見開きながら見ている。


「だろうな、マリー。ボスの商品は近隣諸国を圧倒し過ぎている。ハリス子爵家に贈答するのは、もう何でも良いんじゃないか?」


 余りにも価値観を超越しているので、聖剣クラウスが投げやりになっている。


 まぁ、確かに男の俺も何でも良いとは思うけど、やっぱり女性の目から見た方が良いじゃん?


「クラウスさん、駄目ですよ。マリーさんはマール伯爵家のメイドをされていたのですから、マリーさんの一級品の鑑定眼からハリス子爵家に贈答する商品を選びます。マリーさん、何が良いですかね?」


「タロウ様、そうですね……まずはこちらの高品質な美容品と化粧品各種が宜しいかと思われます」


 まぁ、そうだよね。


 美容品と化粧品各種は女性の必需品だし、俺でもハリス子爵家に贈答すべきと判断している。


「なるほど。『美容品と化粧品各種』ですか。マリーさん、他にはありませんか?」


「タロウ様、そうですね……私服用にこちらの高品質な服が宜しいかと思われます」


 マリーさんが選んだのは、とても可愛らしい『有名女学院のセーラー服』だ。


 なぜ『セーラー服』があるのかって?


 もちろん、コスプレエッチの為に決まってるだろ!!


 言わせんなよ!!


 というか貴族家に『セーラー服』とか良いのかな?


 一人だけ学園生活で浮かない?


 ま、まぁ、良いや。


 気に入らないなら返品をお願いして、別の商品を用意すりゃ良いでしょ。


 な、なるようになるさ……。


「……な、なるほど。『セーラー服』ですか……。マリーさん、他にはありませんか?」


「タロウ様、そうですね……貴族家の夜会用にこちらの高品質なドレスも宜しいかと思われます」


 マリーさんが選んだのは、とても可愛らしい『キャバ嬢用のドレス』だ。


 なぜ『キャバ嬢用のドレス』があるのかって?


 もちろん、コスプレエッチの為に決まってるだろ!!


 言わせんなよ!!


 というか貴族家に『キャバ嬢用のドレス』とか良いのかな?


 一人だけ夜会でキャバクラにならない?


 ま、まぁ、良いや。


 気に入らないなら返品をお願いして、別の商品を用意すりゃ良いでしょ。


 な、なるようになるさ……。


「……な、なるほど。夜会用の『ドレス』ですか……。マリーさん、他には何かありませんか?」


「タロウ様、そうですね……あとはやはりこちらの高品質な宝石類が宜しいかと思われます」


 マリーさんが選んだのは、母親の形見である『宝石箱』多数だ。


「なるほど。アクセサリーは女性を飾るには必要ですよね。マリーさん、どのアクセサリーをハリス子爵家に贈答すれば宜しいでしょうか?」


「……タロウ様。宝石類のどれもが大変素晴らしく、メイドでしかなかった私では選べません。ハリス子爵家に選んで頂くのが宜しいかと思います」


 あー、なるほど?


 価値観を遥かに越えた商品だから、私の鑑定眼とか無意味じゃね?って感じか……。


 余りにも価値観が超越しているので、マリーさんも聖剣クラウス同様に投げやりになっちまった……。


 というか母親の形見の宝石類、『こっち』の世界でいくらぐらいになるんだ?


 相場が全く分からんぞ?


「……マリーさん、これらの宝石類は何クローネぐらいになりますか?」


「……タロウ様。どれもが近隣諸国を遥かに超越した国宝級の宝石類になります。ですから宝石類一つ一つで貴族領一つは簡単に買えるお値段になるかと思われます。おそらくですが、全ての宝石類を合わせたら国一つも買えるお値段になるのでは……」


 は?


 そこまでの話になるの?


 だ、大丈夫なんか……?


 宝石類を贈答して、近隣諸国で戦争とか起きないよな?



タロウ・コバヤシ

※クローネ

約35億クローネ

※ユーグレナ

約200万ユーグレナ


ニホン村

※クローネ

約40億クローネ


ユーグレナ共同体

※魔石ポイント

約850万MP

※通貨供給量

1億ユーグレナ


ユーグレナ軍

※軍事予算

230億クローネ


所有奴隷

男 325人

女 184人


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