【生き恥】マリー・パスファインダーの冒険と航海作者が好きな脇役ベストテン!!1! 【痛い】
司会進行は私、マリー・パスファインダー!1!! アシスタントはいつも寡黙な鉢割れ模様のぶち猫ぶち君で御送り致します!!1! 早速参りましょう、第10位は!?!?
第10位!
アイリさん! アイリ・フェヌグリーク!
言わずと知れた第一作からのレギュラーです、絡みも多いですし物語中全体でたった一人の私を叱れる人です! そのせいでそういう役ばかりやらせられてる、作中全体で枯渇気味な女性キャラで魔法使いという特殊属性まで持ってるのに全然出番のない、可哀想なお姉さんです! 過去も可哀想です! 最初から湿っぽいランキングとなってしまいました!
第9位!
ニコニコめがね爆弾おじさん! ファウスト・フラビオ・イノセンツィ!
第二作~第四作で登場、その後は姿を見せてませんが著作や何かで時々存在を思い出させてくれるおじさんです、作中最高の賞金を掛けられた賞金首でもあります! きっと何か、深い闇を抱えてるんでしょうねえ! 次に登場する時は敵か味方か!? その辺りも気になります、大きな役で戻って来てくれると良いのですが!
第8位!
奴隷商人! ゲスピノッサ!
第二作で出た典型的なやられ役の悪の商人かと思いきや、ちょいちょい出番を掴んで、悪のヒーローがここに食い込みました!!
古今東西、不撓不屈の悪役というのは作者にとってとても使いやすく、見る方からも人気があるような気がいたします! ばいばいきーん! やな感じー! 会いたかったよヤマトの諸君!
第七作でも何やら重要な役割を担っているようです、そこらへんの期待もあるのでしょうか!
第7位!
緑色の憎い奴! 風紀兵団の皆さん!
団体での表彰です、トライダー以外は個体が識別できません! 絶対兜を取らないけど実は取ったら全員男前、イケメンの無駄遣い風紀兵団が第7位です!
第五作で多くの団員が私を団長と認識するようになったのもポイントですね。生まれたてのヒヨコみたいな奴らです。次に会った時もマリー団長の為に働いてくれるのでしょうか!
第6位!
トリスタン先生! ドミニク・トリスタン
第三作から登場してないトリスタン先生がここにランクイン!? 第四作でもちょっと話だけは出て来ましたが、いいんですかこの人で!?
見た目は本当に解りやすい悪役です、そしてエキセントリック! 普通じゃない、もう亡霊みたいになってて、意思の疎通も出来そうにない!
だけどまた出るの!? まあトリスタンを巡る謎は何一つ解決してません、アイリさんとの因縁もまだまだ有効ですし、目を離せない存在ではあります! 再登場はあるのか!?
第5位!
アイビス国王、アンブロワーズ・アルセーヌ・ド・アイビス!
第五作の一部にしか出ていない、でもある意味第一作からずっと存在感のある、私の旅が始まった全ての元凶、国王陛下がここにランクイン!
さすがに王様が今後ホイホイ出て来る事はないとは思うんですけど、作者は史実でも17世紀前半に行われ、デュマの『三銃士』にも登場したラ・ロシェル包囲戦を物語に組み込みたいと画策してるので、もしかしたらまた出て来るかもしれません!
第4位!!
不精ひげ! ジャック・リグレー!!
第六作で少しだけライトの当たった男がここまで食い込んで来たァァ!
そもそもこの物語は、万策尽きて落ち込んでいたジャックの元へ一人の女の子、私マリーがやって来たボーイミーツガール、いやおっさんミーツガール物語でもあるのです!
残り少なくなって来ましたので、ここで惜しくもベスト10に入れなかった人達を発表します。
まずカイヴァーン、ウラド、アレクにロイ爺、フォルコン号の乗組員の皆さんがここで脱落です……物語の演出上、私が一人で飛び出して行かないと恰好がつかないってんで、いつもこの皆さんが割を食います、本当にすみません。
ジェラルドやユロー枢機卿、スペード侯爵、ルードルフ、もっと活躍させたかった人々も居るんですけど……ベスト10には入れませんでした。
エステルなんて第三作全編を通してヒロインだったんですけど、今の所あれっきりですし。ヨーナスとエッベもそう。
トゥーヴァーさんにイマードさん、ヒューゴさん、作品を跨いで登場した人達も選から漏れました。
結構登場回数の多いロヴネルさんも入っていません! あの人、作者的には使いにくくて嫌なんだそうです、ロヴネルさんが絡む話は大抵説明文多目になるし。
それではベスト3に参ります!
第3位!1!
ヨハン・トライダー!11!
私マリーはあまりこの男の話したくないんですけど作者は大好きだそうです! 第一作第四話から登場してるものの、その後は第五作までほとんど出番無かったんですけどね!
作者はトライダーが私を追ってアイビス中を旅する話も書いてみたそうですが、出来が悪くてお蔵入りになりました!
もう出て来なくていいんですけど、ここに居るって事はまた出て来るんでしょうか!?
第2位!11!
お父さん!! フォルコン・パスファインダー!1!
やったーパパー! 第一作から存在感を示し第二作で登場した、主人公の親ポジション! (小声)パンツ一丁の…… フォルコン船長が第二位!1!1
第五作で登場した私の実母ニーナも含めての表彰かもしれません! この小説、主人公の冒険物な割には実の父母が結構物語に絡んでるんですよね! あんまりないでしょ? そんな冒険小説。
第七作ではそんなパパの所業が重要なカギになっているかもしれません!
そして栄えある第1位は……!1!1!
ぶち猫のぶち君!1!1!
第二作の登場シーンでは、気まぐれな舞台装置のひとつというか、何かのおまけのようにも見えた、ただついて来ちゃった猫、そんなぶち君が、作者一人が選ぶ好きな脇役ベストテン(痛い)でなんと! 第一位を獲得してしまいましたぁぁぁ!
作者曰く、とにかく使い勝手は最高だそうです! まず猫だから喋りません。余計な事を言わない。私もあくまでただの猫として扱ってます。
例えば第三作、勝手について来たぶち君が勝手に飛び出してボボネとマカリオの密会を見つけるシーン! これを猫抜きでやろうと思ったら長く退屈なお膳立てが必要になると思うんですけど、猫なら一瞬で出来ちゃう! 便利!
いやまあ、実際にはぶち君はただの猫ではないっぽいんですけど、作中の私マリーはそんな事は知りません、私にとってのぶち君は、ただのつれないぶち猫です。カイヴァーンには懐くくせに私には抱っこもさせない、そのくせいつも艦長室の辺りに居る……それがマリーから見たぶち君です!
おめでとうございます!! 今日もアシスタントと言いながら何もしてくれなかったぶち君! ぶち君? あれ、居ない。
舞台袖が騒がしいですね……マカーティはどうしたって? さあ……知らない人ですねえ……
円安ショックで作者のリアルの身辺がバタバタしております、最近更新が遅れていて誠に申し訳ありません……どうか引き続きお付き合いを頂ければ幸いです。




