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死に損ないの魔法陣無双~異常な巻き込まれ体質は現実世界でも無双してしまうそうです~  作者: オオソラ
死に損ないは学校の思い出を作りたいです。
9/18

9.体育祭、成り行きで実行委員。

更新遅くなってすみません。

前に上げた話の行間を調節していました。

今回はちょっと短いです。

 ステイヴィーが魔法陣開発に加わり、1ヶ月が過ぎた。


 あれから、無事ストレージも完成した。


 そして今日は始業式。俺もついに最高学年か。高校入学して、それで2年の頃自転車で走ってたら車に轢かれそうになり、そしたら天使は来るし、スキルはもらうし、ウィンドウは喋るしで色んなことがあったなー...って、

学校の思い出が少なすぎる!



 そうだ。学校の思い出を作ろう。



 と、成り行きで体育祭実行委員になった。


(成り行きでなったが、何をすればいいかわかんねー)


 本当に何をすればいいかわからない。俺が実行委員の集まる教室で頭を抱えていると、親友である(モテはしないが、見た目それなり)島根春樹(しまね はるき)が近寄って来てこういった。


「何だか、なにやって良いかわからねーって、顔してたぞ。」


 やっぱり、こういうときに分かり合えるともがいるっていいわ。

 だが、その通り過ぎて怖い。


「あぁ。高校生活の思いでづくりのためにやってみたものの、どうすればいい!?」


 春樹は去年も体育祭実行委員をやっている。

 なのでわからないことは、春樹に聞く。


「で、具体的に教えてくれ。全部。丁寧に。」


「難しい要望だな。」


 と、言いながらも、春樹は丁寧に教えてくれる。


「まず、一番の仕事は体育祭の企画だ。この芦野花高校の学校方針は、生徒の自己計画性、自己企画性、自己自治性だ。だからこの学校は3年の実行委員も認めてるんだ。」


 ほぉ。


「その企画内容だが、毎年違うものもあれば同じようなものもある。例えば、違うものは【応援合戦・演舞】のプログラムは、毎年変わる。」


 確かに、演舞だけでなく寸劇とかやってる年もあったな。


「次に、毎年同じようなものだが【クラス対抗・色別対抗リレー】のプログラムなどが代表的なものだ。」


 確かに。


「だが、毎年同じものをやるには()()()()()じゃダメだ。」


「なぜだ?」


 春樹は、その質問が聞きたかったと、言わんばかりの顔で言った。


「良い質問だ!(言いたかっただけだろ)毎年全く同じだと飽きるだろ。」


「そうか?1年に一度だから、飽きることはないだろう。」


 春樹は首を横に振る。


「作ってるこっちが飽きるのだ!」


 お前ら(俺含む、企画側)の話かーい。


「それと、生徒達の創造性を鍛えるためでもある。」


 そっち絶対ついでだろ。


「それで、毎年何を変えてるんだ?」


 春樹は頷き、


「基本は入場のやり方かな。」


「具体的に。」


 すると春樹は教室の黒板に、グラウンドのトラックの絵を書き出した。



~オマケ~豆知識

 この学校の体育祭は正式名称があり、『芦野花高校体育競技大会』と言う。

 体育祭というのは、この正式名称は長いので、呼びやすく、慣れているので

体育祭という略がついた。

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