表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/18

7.ストレージ、そしたらまさかの問題。

 今日は東日本大震災から8年。もう8年かと思います。

 そうだ、空間魔法を使えばストレージとかも作れるか?

 試しにやってみる。



 まずは基礎の円(ベーシックサークル)を書く。


  十分後


書き終えた。


「書くの面倒い。」


 長いし、だるいし、そして何より、難しい。一度間違えると最初からだもん。細かくて消せない。


「見てるこっちもイライラしてきます。」


 すると、頭の中に声が流れ出した。


基礎の円(ベーシックサークル)を書いた回数が一定値を超えました。基礎の円(ベーシックサークル)を自動で転写出来るようになりました。』


 ご都合主義万歳。


「タイミング良すぎでしょ。」


「こんなにご都合主義が頻繁に来るとは....」


 アルトは驚きを隠せないでいた。


「そんなにご都合主義は珍しいのか?」


 アルトは頷き、


「はい。普通、ピンチなどの時のご都合主義はよくありますが、こんなに連発するのは初めてです。」


 そういう展開よくあるな。


「ラノベの読みすぎだ。」


「特大ブーメランですね。」 グサッ!


「ウグッ、おっしゃる通りです。」



  それはそれとして



 まずは何も書いてないウィンドウを出す。そこに、


基礎の円(ベーシックサークル)


 転写完了。そこに、異空間生成・物体整頓....あー


「忘れてた。」


「何をですか?」


「ストレージの中の時間経過を無くせない。」


「そういえば、あなた()()()()持っていませんでしたね。ということはあなた、ストレージの真骨頂である、時間経過のないストレージが作れないということですか!?」


 真骨頂って、わかるが。

 まあ後から付け足せばいい。


 それじゃあ、収納可視化・空間区分け。こんなもんで良いだろう。


「それじゃ、起動!」


 俺はそう言って魔力を込める。


 するとウィンドウが変わり、


『ストレージ・ウィンドウが使えるようになりました。』


 と、文字が。


 そして、それが消えると、俺の想像するストレージが出てた。


 試しに何か入れてみる。


「この鉛筆をと、」


 入れると文字が出てきた。


『1キロの加重につきMPは1消費されます。』


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・重量無効入れられねえ。


「重力魔法持ってないから重量の問題を無視できねえ。」


 アルトは納得した顔で、


「そういえば、そのような設定もありましたね。」


 俺は天を仰ぎ懇願した。


「ご都合主義はこういう時に使えるんだろー。なぜ今でない!?」


 アルトは呆れた顔で、


「あなたはバカですか。今までどのタイミングで、魔導書の生成が出来るようになりましたか?。」


 どのタイミング?・・・あ!


「魔法陣を作ったタイミングだ!」


 じゃあ何か魔法陣を作らなきゃいけないのか。


「新しい魔法陣を作るのであれば、テレポートの魔法陣で作ればどうですか?空間魔法があれば作れると思うので。」


 俺は頷き、


「よし!採用!」



 30分後



「出来た~」


 結構むずかった。


「お疲れさまです。」


 すると頭の中に声が流れ出した。


『テレポートの作成に成功したことにより、テレポート・ウィンドウが開けるようになりました。』


 ん?欲しいものと違うな...


 するとまた、頭の中に声が流れ出した。


『使用者がご都合主義、ご都合主義五月蠅いので、しょうがないので時空間魔法書、重力制御基本書を生成可能にします。(怒)』


 ・・・は?

 被災された方々のこれからの復興を応援させていただきます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ