6.若干ご都合主義、でもシンプルイズベスト!
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大雑把に内容を説明すれば、マジで応用編神。使えば魔法陣の自動転写が出来るようになる。何だろう。若干ご都合主義な気もする。
「それはスキルが使用者の情報を読み取るので、こんな事が出来たら良いと思う事によって、スキルがそれに応える事があるそうです。ですがもちろん、スキルのできる範囲でですけども。」
へえ、なる程。
それはそれとして
じゃあまずは、空間に何も書いてないステータス・ウィンドウを開く。
出し方?このウィンドウは自分の想像するウィンドウが出てくるから、何も書いてないステータス・ウィンドウを想像するだけ。
そうしたら、そこに魔法陣を自動転写すればいい。簡単。
そしてここからが、応用の応用。
まずはそのウィンドウの設定を音声認識できるようにする。そして一度自動転写した魔法陣を術式の名と登録すれば、ウィンドウを開いている状態なら音声認識で魔法が使える。
あーでも言うと恥ずかしいものもこれからできる気が・・・あ!それなら心の中で術式の名を言えば使えるようにもすればいい。これなら誰かに聞かれずにすむ。
そんな事を考えて実際、設定していると、
「充~、アルトちゃーん、夕飯だよ~。」
と、俺たちを呼ぶ声が。今の声は母さんの声だ。
「はーい、今いく。」
アルトは立ち上がり、
「それでは、切りの良いとこなのでご飯を食べに行きましょう。」
俺は頷き、
「ああ、そうだな。」
俺も腹減った。
今日の夕飯はローストビーフだった。どうりで一昨日から肉の仕込みをしてると思った。味?めっちゃうまかった。
初めてのアルトとの食事は、アルトが箸の正しい持ち方が出来ていて、母さんはもちろん、父さんも驚いていた。
「お前留学生って設定だろ。今日本人でも箸を正しく持てない人多いのに、異世界から来たのに持てる?」
と聞いてみた。そしたら、
「先輩がこっちのお土産として箸をくれたので練習しました。」
前から思ってたけど、この先輩はいつも同じか?
「ふはー。食った食った。」
「そうですね。おば様の料理は格別です。」
夕飯を食べ終えた俺たちは、部屋に戻りさっきの続きを始める。
「それじゃあ、このウィンドウを『サークル・ウィンドウ』と名付けようか。」
するとアルトは呆れた顔で、
「あなたのネーミングセンスはド直球ですね。ベーシック・サークルもそうですが、それに続きサークル・ウィンドウとは。」
「シンプルイズベスト!」ドヤァ!
「はあ、もっといい名前は無いのですか?」
凄く呆れられてる。
序章か0話を書くか迷ってます。