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死に損ないの魔法陣無双~異常な巻き込まれ体質は現実世界でも無双してしまうそうです~  作者: オオソラ
死に損ないは学校の思い出を作りたいです。
14/18

14.人質、外部干渉による人工知能。

前話の内容を少しだけ変えました。

 静まった会場に俺はマイクでしゃべる。


「まず、『キィィィィィィン』」...


ミキサーの音量を戻す。


「失礼。」


『だから頭の回転が遅いとこうなるんです。』


 うるせー


「まず、そこの怪我人の手当てをしたいので、そこから人をどかしてくれませんか?」


「ほう、お前、冷静だな。こんな事が前にもあったのか?」


 渋い男の声が会場のスピーカーから聞こえる。どうやら会場の音響設備をジャックしたようだ。


「そんな事はありません。そんな話ではなく、そこの人たちをこっちに避難させて良いですか?」


「ふざけるな、と言いたいところだが、お前がこっちに来い。そうすれば、こいつらは返してやろう。」

 

 すると教員席から、


「君!そんな事を受け入れなくて良いから、私が身代わりになる。だからそっちにいる子たちを返してくれ!」


 ダーン


「うるせぇ、外野の臆病教師は黙ってろ。」


 それを言った教師の右頬に血が流れる。


「ヒ、ヒイイ!」


 あそこからあんな風に撃てるか?普通。100mくらいあるぞ。


『いえ、あれは他の所から撃っています。よくそこに気付きましたね、()()使用者(マスター)(笑)』


 一言余計だ。


『まずはあっちに行きましょう。まあ、もしものことがあっても、使用者(マスター)には魔法陣が使えるので大丈夫でしょう。さあ、当たって何とかです!』


 砕けはしねえぞ。

 そして俺はまたマイクで話す。


「わかった。俺がそっちに行けばいいんだな。」


「ああそうだ。だが逃げようなんて考えるなよ。撃つからな。この会場の全員が対象だ。」


 小さな悲鳴、嗚咽が会場を満たす。





 まず、なぜ俺にこんな事をさせている感情は、()()だ。体育祭をめちゃくちゃにされたことに対してだ。何とかステイとの会話で冷静でいられるが、腸煮えくり返ってるぞ今。多分人の目が無かったらこいつ、いやこいつらか、は即殺してたかもな。


『・・・かり〕を感知。感情〔怒り〕による魔法を習得。〔憤怒〕習得完了。』ザザジッザジザザ


 ノイズと一緒に鳴り響く謎の声。


 ステイ、お前か?


『いいえ、私ではありません。ログから見ると...感情の〔怒り〕を感知したことにより、新たな習得魔法〔憤怒〕を手に入れたみたいです。あの声は、おそらく使用者(マスター)が事故に遭ったときに作られた物です。外部干渉により作られた、と見るべきでしょう。』


 あの時のあの声か?

これから作者の都合で更新が遅くなります。

すみません。更新は続けていくのでこれからも応援etcよろしくお願いします!

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