7話
ちょっとノアちゃんのキャラに迷いが出てきたかも
ノアです。どうやらこの世界の魔法的力は沢山やればやるほど強力になるみたいですね。
できれば私も使ってみたいものです。
***
そういえば、途中で曖昧になってたけどロードさんのステータスってどんななんだっけ?
―ロード・ブレイドのステータスを表示しますか?
いや、今はいいや。
「ところでロードさんや。」
「なんだい?」
「なんでホムンクルスを造ろうと?」
「……それは、ちょっと長くなるかなぁ。」
それはまさか、
「なんか悲しい理由が?」
「いや、…この理由を語るにはまず僕が今世紀最大の天才と呼ばれていた頃まで遡る。」
「………」
「僕は度々思っていたんだ。自分には限界があるのかと。だからこれまで誰も成し遂げられなかった人間の創造を試そうと思ったんだ。」
「………」
「結果は見ての通り、やはり成功。これで僕はこれまで人造人間を造れなかった偉人達を超えた事を証明した。」
「………」
「そう、僕はやはり最大にして最高の天才だったのさ。これはかつて僕がまだ何も知らなかった時の事なんだけれどね………」
ヘルプさん、この人のステータス見せてくれる?
―はい。ロード・ブレイドのステータス、表示します。
☆
名前:ロード・ブレイド 年齢:17 性別:男 種族:人族
レベル:30
命力:10,200
体力:11,700
魔力:17,220
物理防御力:1,020
魔法防御力:1,380
物理攻撃力:2,160
魔法攻撃力:2,940
スキル
言語理解 隠密行動 礼儀作法:優 剣術:劣
錬金術:例外 生活魔術:良 水魔術:優
読心:良
称号
神々の禁忌に触れし者 己を滅ぼす探求者
自惚れ賢者
☆
Oh、ショウゴウヤバァイ。
自惚れはいいよ、みりゃわかるから。
でもさ、明らかに天罰とか下っちゃいそうな称号あるやん。禁忌触れちゃってんじゃん。不味いじゃん。
「その時彼にこう言ってやったんだ。その術式は駄目なんじゃないかって、そしたら……」
この称号なんか悪い効果とか無いのかな?
―あります。神々によって効果を及ぼす技や能力が効かなかったり、逆に大幅に効果が加算されたりします。
うん?効果が無いのは分かるけど加算って?
―神々の力を用いた攻撃です。いわゆる神性魔法や、神性魔術などの事です。
神性魔法や神性魔術ね。ってあれ?
そーいえば、さっきからサラッと聞いてたけど魔法と魔術の違いって何?
―魔法は簡易的に説明すると魔術の上位互換です。
―魔術と違い、決まった型が無くかなり自由度が高いですが、その分魔力を必要とします。
―しかし、極稀にスキルを先天的に持っている者が存在し、それらの存在を魔者と呼びます。
魔物?モンスターしか魔法は使えないってこと?
「そういえば、あんな事もあったね。あれは王立の図書館で読書をしていた時だった……」
―いいえ。魔物、ではなく、魔者。魔を持って生まれた者です。
あー魔者。人を表すあっちか。
つまり選ばれた人しか魔法は使えない?
―いえ、時に努力で魔法使いになる事も出来ます。
―先程も述べた通り、魔法は魔術の上位互換です。
練習し、極め、学んだ者は魔法のスキルを得る事が可能です。
簡単に言うと?
―…スキルレベルを上げれば手に入ります。
なるほど、そこでスキルレベルの話に戻る訳か。
まぁ、スキルレベルの話は後々聞くとして……。
「その時の感触はまだ覚えているよ。何せ初めて…」
「長いわ!!」
ズパンッ!
私のチョップがロードさんの頭にHITした。
…なんかすごい音しなかった?