008-シリアス?いえシリアルです。
今回は無事に執筆できますた。いやあ、よかったよかった。
こんな感じで週一で執筆するのが理想。
理想と現実は違うのだよ…。
ま、それでは本編をお楽しみください。
さっきまで楽しくみんなでカレーを食べていた。…はずだったのだがなぜか重苦しい雰囲気になってしまっていた。なぜかというと…
「龍斗、森に魔物がいたのは本当かい?」
「本当だ、イラレス。わかる範囲でも十数体は確実にいた。あまり戦闘にならないように避けてはいた。まぁ流石に避けきれずに1体ほどとは戦闘になってしまったが。」
「ああ、確かにいたぜ。俺と詠も見たぜ。なぁ?詠。」
「ええ、そうです。私も見ました。間違いなくあの醜悪な容姿は魔物に違いありません。」
「醜悪っていうか…詠は虫が苦手なだけであっt…「うるさいです、兄さん。黙っててください。」…はい。」
その仲間たちの言葉に流石のイラレスも顔がゆがむ。まるで予想外のことが起きて大変なことになってしまったときの顔のように…。
「そうか…。それはおかしいな…。」
少しの沈黙。
それを破ったのは龍斗であった。
「だよな…。きっとイラレスのことだから、キャンプをする前の下見の段階に周辺の魔物を殲滅したんだろ?」
「ははは…。龍斗にはバレてたか…。が、魔物がいた。それは…
「誰かが意図的に魔物を放した、もしくは召喚したみたいだ。なのですよね?イラレスお兄ちゃん??」
…その通りだよ。リーシャルちゃん。」
「な?!いったい誰が?!!」
「それはわからない。どうやら僕たちはなにか大変なことに巻き込まれたみたいと見て間違いはないみたいだね。」
「…………はぁ。またか…。」
「へぇ?龍斗、前にもこんなことに巻き込まれたりとかしたのかい??」
「ああ。俺にはよくあることだ。買い物に幼馴染と町へ出かけようとすると、その町の町長の娘がさらわれて邪神復活の生贄にされようとなってたり、海水浴へ行こうかと思ったら誰かのいたずらで海にクラゲの大群が放されていたり、森へキノコ狩りしようと友達誘って行ったら以前倒した敵が逆恨みで襲ってきたりと散々な目にあったことがある。まぁ今回もそんなくだりだろうよ…。」
「それは…。」
「ドンマイとしか…。」
「言えないですね。」
「ドンマイです~♪」
ーーー龍斗、お前にはある種の才能があると見た。それは…
「「「「「事件を吸い寄せる程度の能力!」」」」」
ーーーふっ…。決まっt
「決まってねぇよ!
むしろお前らと作者が一致団結してることに驚きだよ!あああ…。せっかくシリアスな雰囲気でよかったのにお前らのせいで台無しだ!!責任とれ!!」
ーーー無理だ。俺にはシリアスなんて似合わん。てめぇはシリアルでも食ってろよ。
「それ上手いこと言ったつもりか??
全然面白くもねぇし、そもそもキャンプにシリアルなんて持ってくるようなBAKAがどこにいるというんd…
「龍斗お兄ちゃんが馬鹿って言ったのです(><)。悲しいのです…。」
…ちょ?!なんでシリアルなんか!って、それよりすまん!」
「うわ。龍斗さんサイテーです。女の子を泣かすなんて。まるで兄s…
「おい、その先になんて言おうとしたんだ?詠。実の兄にむかって何t「サイテー」…ほんとに言うなよ…。悲しくなるじゃねぇか…。」
「男の泣き顔に需要なんてないのです。とっとと涙拭くのです~!」
「(´Д⊂グスン 」
「これがシリアスブレイカーの威力か…。あ、そういえばデザート作っておいたの忘れてたけど、みんなこの調子だし僕だけで全部平らげてもバレないよな?」
作者「どうでもいいが初めてのイラレス終わり。」
イラ「どうでもよくないよ!」
イラ「僕には解説以外そんなに出番ないから最後を締めくくれてうれしい限りさ。」
作者「そうかい。でもまあ、出番はそのままだと思うけどね。」
イラ「ガ━━(;゜Д゜)━━ン!!」
作者「次回も未定。来週も無事に執筆できるといいな。それじゃ、」
イ&作「また会おう!」