↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

最後の留守電

作者: 平松豊政
掲載日:2026/10/14

皆さんは、深夜に知らない番号から電話がかかってきたこと、ありませんか?

取る勇気がなくて放置したら、気がつけば留守電が入っていた──。

ただのイタズラかもしれない。けれど、そのメッセージが“本当に自分宛て”だったら……。

今からお話しするのは、そんな恐怖の一夜の出来事です。

「最後の留守電」


夜の十一時すぎ。

一人暮らしの青年が、帰宅して携帯を見ると──知らない番号から、三件の留守電が入っていた。


再生ボタンを押す。

……ザザ……雑音の向こうで、女の声がかすかに笑っている。

「……もしもし……聞こえる……?」


二件目。

今度は、低い声で囁く。

「そこに……いるんだろう……後ろに……」


青年は思わず振り返る。

誰もいない。

部屋の蛍光灯が、チカチカと揺れている。


三件目。

鼓動が高鳴る中、耳を澄ますと──

今度は自分の声が録音されていた。


「……携帯、見たんだな。もう逃げられない」


(間を置き、低く落とす)

そして、留守電の最後に。

カチリ──玄関の鍵を回す音が、はっきりと響いた。


……部屋には、青年ひとりしかいないはずだった。


それ以来、その青年の携帯は行方不明のまま見つかっていないそうです。

ただ一つ──彼の部屋の玄関には、誰も触っていないはずの“内側から閉められた鍵”が残されていました。

……皆さんのスマホにも、知らない番号から留守電が入っていませんか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。