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雑音日記  作者: 大粒いくら
九月
3/9

9月24日 シャーペンと不可視の蝶

9月24日


 昨今、所謂シャーペンを触る機会が無い。そもそもシャーペンで文字を書くべき機会が少ない。使用するのは専らボールペンまたはマジックである。


 使用頻度の少ない物は、それが多い物に取って代わる。よって、いつの間にやらペン立てに一本もシャーペンが無い。勿論消えて無くなる訳はなく、さして意識もせず、仕舞い込んだのだ。廃棄しない限りは同じ屋根の下、今も生活を共にしている筈である。縁の下のダンゴムシの様なものだ。


 もしも屋根を共有しているダンゴムシを全て排除した場合、バタフライ効果的な変化はこの屋根の下に訪れるのだろうか。


 シャーペンを全て廃棄したとしたら、不可視の蝶は如何に羽ばたくのだろう。

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