リュウト死す
ミツキさんのデモスト兼七大罪紹介なり
クレーターから出てきたのは美女、美少女、美幼女の七人だった。
いやぁ、、見覚えのある方がいるぞぉ〜?
???「おい!人間ども!ここに転移者はいるか!」
おん?やはり厄介ごとか、、
ユキチ「あぁ〜はいはい、グラニスさん、久しぶりですね。その方達は一体どなた?」
グラニス「あぁ、、、えーっと、、誰じゃったっけ?お主?」
ユキチ「あぁ〜っと、名前言ってなかったかぁ〜、、私はユキチ、又の名をルナ、森で会ったよね?」
グラニス「おぉ、そうじゃそうじゃ。あの時の小娘か、今は童か?」
ユキチ「うんうん、そうだね。じゃあ、戻ってその方々は誰?」
グラニス「うん?あぁ、七つの大罪者達じゃ。」
うわぁ、兵士さん達明らかに動揺しているわぁ〜、
ユキチ「ふぅ〜ん、じゃあ後の六人も大罪スキルを持っているのかい?」
グラニス「おぉ、そうじゃよ。」
今更ながらグラニスさんの身長は目測160cmぐらい、中学三年~高校二年生ぐらいにも見える。
???「一体お前達は何を話し合っているのだ!ここにきた目的を忘れたのか!」
グラニス「何を言っておるんじゃ、目の前のこいつが転移者じゃよ?しかもかなり強い。」
他者から見ると強いのかぁ、、クラスメイトの中では中間ぐらいなんだけどなぁ、、
???「ほぅ?強いのかお前?」
ひぃ、目がキラキラしていらっしゃいますわぁ〜。
ユキチ「そういえば名前は?」
???「あぁ、俺の名前はラリス。《憤怒》だ。んでそこの、、」
いかにも戦闘狂そうなやつだなぁ。
???「私はレヴィア、《嫉妬》よ。よろしくね。」
美幼女?おいしそ、、いや、、やっぱりやめておこう。
???「我の名前はルル、《傲慢》である。よろしくであるぞ?」
背中から堕天使の羽根を生やしている、、、かっこゆす
???「僕の名前はベル、《怠惰》だよ。よろしくね?」
ボクっ娘ですか、、こらカザトくん、目をキラキラさせないの。
???「私の名前はアスカ《色欲》よ。よろしくね。」
アスカさんのナイスバディに男どもが釘付けだぜ、、ん?私?ロリコンだから別になんとも?
???「後は俺だな。ここのリーダー的な存在だ。リード《強欲》だ。よろしく頼むぜ?」
海賊風の帽子を被っていていかにもリーダーだなぁ、、
ラリス「さて、自己紹介も終わった事だし戦おうぜ!そこの野郎ども!」
リュウト「あん?さっきからうるせぇんだよ。静かにしろよ。」
ラリス「あ?テメェから潰すか。」
あ、やばっ
ミツキ「《セーブアンドロード:対象:リュウト》」
リュウト「《武技:瞬足》死ねやオラァ!」
ラリス「ふぅん、甘いねぇ。」
ドゴン!
あわあわ、音がエグいのに平然と止めないでよ。
ラリス「ほいっと。」
リュウト「ゴバァ!」
あ、死んだ。
ミツキ「《ロード:対象:リュウト》ひぃ、」
お、生き返ったけど気絶してる。
ラリス「おぉ、それすごいな。腹が爆散したのに治ってるな。さすがは転移者。」
ラリス「んで?次は?」
「「「「(ふるふるふる)」」」」
ラリス「チッつまんねぇな〜。」
レヴィア「そこまでにしておきなさい。さて、本題だけどダンジョンをあの平原に建てたのって誰?」
いや、みんなこっち見ないで、いやぁ、これって私のせいかな?
ユキチ「私ですよ。で?一体何か?」
レヴィア「あのダンジョンおかしいんじゃないの?できて数日ぐらいであれっておかしくない?私の本気でも勝てるかどうかわかんないのがいるんだけど?」
あ、、これできて一日目とか言っちゃいけないやつだわ。
コウキ「昨日できたって言ってなかったっけ?」
あ、、、こいつが居たんだった。このアホが、、
レヴィア「は?、、、、え?、、嘘でしょ?」
ユキチ「(目を逸らしながら)ソ、、ソンナコトナイヨー。」
ラリス「へぇ、あれを一日でか、、やろうぜ?テメェは本当に強そうだ。」
ユキチ「はぁ、いいよいいよ、もぅ、やってやりますとも。ヒナさんやポーションをおくれ。」
ヒナ「あ、うん、いつものMPポーション大で良い?」
ユキチ「うん、それでお願い。」
ヒナ「はい、これ。」
ユキチ「ありがとー」
MPポーション大(回復量20000ぐらい)
よし、5個もらったからまぁまぁ戦えるんじゃないかな、、、あ、そういえば
ユキチ「《TS》」
ルナ「《想造魔法:コール:シュプニグラス》こいつならいけるんじゃね?」
「メェェェェェエエェエ!」
うんうん、元気にしてたかい。今日も可愛いねぇ〜。
ラリス「む!そいつがお前のダンジョンに居た奴か、、たしかに勝てそうでは無いな。」
お!退いてくれそう、、
ラリス「だが、戦わないという理由もない!いざ尋常に!」
「メェェエン?」
ルナ「あぁ、良いよ良いよ戦ってもokだよ。けど殺しちゃダメだからね?」
「メェエェエ!」
ラリス「では、いざ!」
ふっと消えたかと思うとシュプニグラスの目の前に現れたわ。速いわ〜。
「メェエ《メェェエエ》」
お?触手が沢山生えて来た。10~30ぐらいかな。一本一本が恐ろしい威力だ。軽く当たった地面が抉れている。
ラリス「おぉ?痛ッツ!」
それを片手で弾くのやめてほしいなって。私は思うのよ。
「メェェ《メエエエエン》」
あれは、、夜魔法か。黒い海が現れてラリスに纏わり付いて行っている。
ラリス「うわっ、なんだこれ!ちょっ!力が抜けて、、、(ガクッ)」
あ、気絶した。
ルル「我の手を煩わせるとはなんたることか《隔絶》」
パアァァァァン!
海が弾かれた?嘘ぉ。
ルル「我々はまた来る。その時に又色々と話し合おうか。」
ラリスさんを担いで消えていったわ、、、はぁ〜〜〜〜疲れたわ〜。
「メェェエエ」
慰めてくれるのかい?ありがとうよ。
「《メェエェ》」
は?
???「大丈夫でございますか?マスター。」
ルナ「あぁ、、えぇ、、、はぁ、、、」
~~~~30分後~~~~~~
周りのみんなもぞろぞろと帰り始めて居た。なんだかんだでもう昼なんだよ。あいつらのせいで朝食べてないんだよ。
???「マスター。大丈夫ですか?」
ルナ「あぁ、大丈夫だ。ところでそれは?」
???「えぇ〜っとあの方を倒した時にレベルが上がりまして、《人化》を獲得いたしました。これでさらにマスターの役に立てますね!」
あぁ、膝枕気持ちええんじゃ〜太ももの黒い羊毛がたまらんのじゃあ、、
今の彼女は頭に金の渦巻角。太ももから足先まで、ニーソックス的な感じで羊毛が付いている。もふもふ〜
ルナ「とりあえず君の名前はグラスだ。」
グラス「はい!マスター!」
うん、可愛い。萌え〜
はっ!それよりも昼飯だ!
ルナ「一緒にご飯行く?」
グラス「別に食事は必要としませんが、、マスターと一緒ならどこまでも。」
じゃあ、行こうか!
うぅ、、、、視線が突き刺さる、、
オウガ「またユキチ何かしでかしてるよ、、」
カザト「奴はネタの宝庫だ。気にしてはいけない。」
ハヤト「そんなことよりあの娘中々可愛いね。」
ヒロヤ「あはは、、何やってるだよ、、、」
ミキヤ「またユキチ何かやらかしたっぽいぜ!」
リュウト「……………チッ」
キョウスケ「あんな可愛い娘と一緒とか羨まし、、、いや、、あいつも今は女か。」
カズヤ「イチャイチャしたいなぁ、、、」
コウキ「誰だあの娘?」
ゴウマ「話によるとあの黒い羊らしい。」
「「「あぁ、なるほど。うん、普通だ。」」」
なんかざわざわしていらっしゃる。うぅ、
グラス「マスター、あの方がマスターに話があるそうですよ?」
陛下「ダンジョンはどんな感じだ?」
ユキチ「このグラスをボスにした全10階のダンジョンになりました。基本的に資源源としては申し分ない出来かと思います。」
陛下「おぉ、それは良かった。ではこれからも頑張ると良い。」
ほんと、陛下っていい人だよなぁ、
グラスちゃんもふりたい