日常的じゃない日常
日常的にしたかった、、ただそれだけよ。
さて、みんなでワイワイと訓練をしているわけだが。
ユキチ「ねぇねぇ、今日の夕食なんだと思う?」
シュウ「さぁ?知らないなぁ。」
ユキチ「なんと!今日の夕食はカレーライスです!」
男ども「「「「「ん?」」」」」
ユキチ「いや〜まさかカレーのルゥまで再現できるとは思ってもなかったよ〜。」
そうなのだ。なんと私、《想造魔法》がlv5になりました〜。そして食品をも生成できるようになったのだ!さらに《MP増加》もlvが3になりまして、MPがなんと10000を超えました〜パチパチ〜。
はい、今の状態
ルナ
lv30
HP300
MP11000
筋力A
魔力F
体力A
敏捷+A
運S
スキル
魔力暴走
光・闇魔法lv10
↪︎神聖魔法lv1
↪︎暗黒魔法lv1
固有スキル
想造魔法lv5
MP増加lv3
となりました〜
ちなみにサンとかは
サン
lv40
HP3000
MP1500
筋力S
魔力+A
体力+A
敏捷+A
運B
スキル
光・火魔法lv8
攻撃力強化lv10
↪︎筋力増強lv3
剣士lv8
固有スキル
絶対王政
とか
オウガ
lv45
HP4000
MP1000
筋力+A
魔力+A
体力B
敏捷A
運+S
スキル
拳銃使いlv10
↪︎ガン・カタlv5
鍛治士lv10
↪︎鍛治師lv5
固有スキル
豪運
とか、結構強化されていたりする。
ミサキ「やった!カレーだって!」
アカリ「ふぅーん。」
ゴウマ「カレーだぜ!久しぶりだなぁ。」
カザト「カレー!キタコレ!」
ハヤト「久しぶりだなぁ、おい!」
リュウト「…………」
みんなそれぞれ嬉しそうだ。
陛下「ユキチ殿、このカレーライスとやらは中々に美味かったぞ!是非ともこれからもさまざまな料理を教えてやってくれ!」
ユキチ「畏まりました。陛下。」
エミリア「おぉ、ユキチか、カレーライス、中々に美味しかったぞ!料理長も喜んでいたぞ。」
うんうん、これからも地球産料理を教えてあげるのもいいかもしれないなぁ。
サン「おぉ!本当にカレーだ!美味い!」
オウガ「ユキチ!グッジョブ!」
コウヘイ「さすがだな。」
実は私、料理が意外とできる人間なのだ。意外であろう。そうであろう。
ユキチ「今度はオムライスとかかなぁ。」
ふと見てみると女子たちの中では泣いている奴もいる。故郷の味を思い出したのだろう。うるっとくるぜ。
さて、みんなが食べ終わったわけだし、もう寝ますか!
ふぅ、もういいだろう。
また窓から飛び降りる。
ユキチ「今度は大丈夫だグホォ!」
た、、、隊長、、足首を挫きました!
なんてネタは置いておいて、久しぶりにギルドへ行こうか!
ルナ「ふっふふ〜ん♪」
シルフィ「あら?どうしたの?機嫌が良さそうに見えますね?」
ルナ「あぁ!シルフィさん!お久しぶりです!」
シルフィ「久しぶりですね。ルナちゃん。」
ルナ「今日は久しぶりに狩に行こうかと思いまして。良い依頼を見繕って下さい!」
シルフィ「はいはい、じゃあこれとこれね。どっちにするの?」
ルナ「じゃあ、、、、こっちにする!」
シルフィ「行ってらっしゃい、ルナちゃん。」
ルナ「行ってきま〜す!」
今回の依頼はメタルアント20匹の討伐だ。
メタルアントとは全身が鋼鉄になっているアリの事である。ちなみに体長は大きい奴で3mいくそうだ。
ルナ「さぁ〜て、ここら辺かなぁ?」
《想造魔法:付与:ヘルメスのブーツ》を装備していたから通常5時間のところを30分で着いてしまった。
ルナ「さてさてアリさんアリさん出ておいで〜」
と捜索すること30分ようやく見つけました。メタルアントさんです。結構いるなぁ、、10匹は居るだろう。
ルナ「さて、やりますか!」
ルナ「《想造魔法:転移:異次元ボックス:対象:タイラント19対物ライフル》」
取り出しましたは対物ライフル。想造物なので設定はデタラメでもちゃんと機能する。
ルナ「ヒャッホゥ!」
ドゥン!ドゥン!ドゥン!
さすがに反動ゼロ化、リロード不要、自動装填はやり過ぎたかなぁ。まぁMP20000も消費したんだから良いでしょ。そのせいでせっかく貯めていたMP回復ポーションが消し飛んだんだから。
ルナ「うんうん、綺麗に頭を撃ち抜いているね!腹の部分を回収回収っと《想造魔法:異次元ボックス:収納:メタルアントの腹》」
ルナ「ほくほくだじぇ〜」
さぁ〜て後10匹だ〜。
又30分後
ルナ「お!見つけたぜぃ!15匹いるけど別に良いか!」
取り出しましてっと。
ルナ「FIRE!」
ドゥン!ドゥン!ドゥン!ドゥン!
ルナ「ふぅ〜、さすがにMPが半分を切ったかぁ、、とと、回収回収っと。」
あとは帰るだけだ、、、ん?
ルナ「上?」
うわぁ、空から美少女が降ってきていらっしゃるわ〜ないわ〜
ルナ「どわぁ!!」
ドゴォン!
ルナ「痛てててて、、うわぁ、クレーターできてるし。」
???「お!いたいた!お主!転移者じゃろ?」
ルナ「?!」
???「おぉ、その反応からして図星じゃな?」
ルナ「そうだけど、、どうしたんだい?何か用があるのかい?」
???「いやいや、別に、ただ、一度七人でそちらに向かうから皆に知らせて欲しかったのじゃ。妾の名はグラニス。いつも腹ペコの魔王様じゃ。」
うわぁ、魔王様来た〜。
ルナ「分かったけど、、、本当にそれだけ?」
グラニス「そうじゃそうじゃ!それだけじゃ!」
ルナ「じゃあ、私は帰って伝えてくるね?」
グラニス「うむ、そうしておいてくれ。じゃあまたの。」
グラニスさんあっという間に雲の彼方に消えて行ったわ。
さて、オウガ君に5匹分の腹をプレゼントしますか!
ユキチ「陛下!昨夜、魔王からのメッセージが頭の中に送られて来ました。「内容は近々そちらに会いに行く」だそうです。」
陛下「ほぅ、それの名は?」
ユキチ「グラニス、だそうです。」
陛下「な、、、なんじゃと!?グラニス!?」
ユキチ「陛下?グラニスについて何か知っているのですか?」
陛下「あぁ、グラニスとは七人の魔王、《暴食》のスキルを持つ魔王じゃ。かつて七人とも封印されたのじゃがのぅ。とうとう復活してしまったか、、。」
あぁ、どうやら大変なことになってしまったようだ。
あぁっとユキチさん、足首を挫いてしまったァッ!これは痛いィッ!
ユキチ「ふ、残念だったな。大した傷ではない。(足プルプル)」
カザト「ヒャッハァーカレーダァ!」