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昔話
トング「おー!アクア、今日も捕まえたのかい?」
アクア「うん!早くさばいてご飯食べようぜ!」
トング「フォッフォッフォ・・・そうだなぁ」
アクアはトングというおじいさんと二人暮らしをしていた。
アクア「今日ね、タクトと竹刀で剣術勝負をして勝ったんだよ!」
トング「フォフォ・・・そうかい。それはよかったのぉ」
タクトと言うのは、同じ村に住んでいるアクアの親友。
アクアとは毎日一緒に遊んだり、色々な武道で競い合ったりとアクアのよき理解者であり、よき仲間でもあった。
その日、トングがめずらしく昔の話をした。
トング「アクアよ・・・。お前もよくここまで立派に成長してくれたのぉ。ワシは嬉しいよ・・・」
アクア「ヘヘヘ」
トング「もうあれから16年にもなるのか・・・月日が経つのは早いのぉ」
アクア「そうかなぁ?俺的には毎日が長いけどね」
トング「フォフォ。年を取ったら短く感じるものじゃよ。16年前お前を拾って育てると決めた時からのぉ」
トングの話は1時間程続いた。