表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セカンダリィ・ワールド RMT  作者: 鏑木カヅキ
グランドクエスト編
32/105

第三十話  ミックス・アップ、グロウ・アップ▲

 時刻はすでに午後4時を回っていた。出発から6時間以上を費やしてしまっている。しかし、俺達は疲労もなく、辿り着いた。


 岩場の中を進む黒魔女を追い、俺達は進み続ける。


 淡い光が身体を照らしている。グロウ・フライを思わせる篝火のような光だった。


 なにもない、寂寞とさせる場所。人が住んでいるとは到底思えない。MOBもいない。たまに見かけるのはオブジェクト扱いの小型の爬虫類だけ。


『あそこです』


 黒魔女は立ち止まり正面を見据えた。


 空間が広がっている。その奥に小さな小屋が見えた。とても小さく、とても侘しい。住まう人間はどんな気持ちでそこにいるのか、と思わず考えてしまうほどに。


 俺達は顔を見合わせた。それぞれが何を思っているのかはわからない。


「行こう」


 俺の言葉に全員が頷く。

 そして小屋へと向かった。


『ひぇっ、ひぇっ! よく来た、愚者共!』


 小屋の傍らに小さな影が現れる。老婆だ。くたびれた布を身体に巻いて、みすぼらしくもあり、もの悲しくもある見目だった。


『ババ様……』

『イデアか。まさかお主が人間に与するとはな』

『もうおやめくださいっ!』

『だまらんか! 小娘が! 師であり、育ての親である儂に歯向かうでないわ!』


 関係性がわかってきた。そういうことだったのか。

 しかし、なぜそうまでして老婆は人間を憎んでいる?


『滅ぼさねば、人間は存在してはならぬ。かような生物は世界に、アエリアルに必要とされておらぬ!』

『ババ様、あなたはどうしても抗うと申されるのですね……』

『所詮、この世は弱肉強食、その因果からは逃れられぬ。抵抗しても無為に終わり、我らは……人間は、その渦に巻き込まれることしか出来ぬ矮小な存在よ。受け入れるしかないのじゃ』

『なにを言っても聞き入れて頂けないのですね』

『然り。問答は無用じゃ』

『……では、私はあなたを止めます!』

『小癪な、小娘! 老骨と侮るか!』


 老婆が両手を広げる。杖を流れるような所作で掲げると、陣が地面から浮かびあがった。


 そして地鳴りと何かの共鳴音が聞こえる、やがて陣の中心から角ばった岩生まれた。


 いや、違う。あれは頭部だ。


 石と泥と土で作られたかのような、人形。ゴーレムという言葉が咄嗟に思い浮かぶ。


 巨躯が地面から這い出て、天井に触れそうになっている。

 眼窩には深紅の眼が埋められ、不気味な光を放っていた。


『ゴオオオオオオッ!』


 ゴーレムの咆哮と共に、俺達はその場で姿勢を低くする。

 次の瞬間、ゴーレムは俺達に猛然と迫ってきた。


「来るぞ!」


 戦闘を意識した俺達は、瞬時に武器を手に持った。


 先頭はレベッカ。俺とサクヤは左右に分かれ、ニースとミナルは後方に移動する。全員、予定通りにWISで、PT全員でVCを出来るようにした。


 事前に、敵が大型の場合は必然的に距離が遠くなるから、WISで通話するように、と伝えてある。


『先陣切るわよぉ! プロヴォーク!』


 『レベッカはゴーレムにプロヴォークを放った』


 スキル発動と同時に、ゴーレムがレベッカを標的にする。


『バ、バフ行きます!』


 『ミナルはレベッカにプロテクションを唱えた』『レベッカのVITが上昇する』


『初撃、参る!』


 『サクヤはゴーレムに猪鹿蝶を放った』『ゴーレムに8のダメージ』『ゴーレムに10のダメージ』『ゴーレムに9のダメージ』


『くっ、硬いぞ!』


 サクヤの悲痛な叫びを聞き、全員が緊張の面持ちになった。


 ゴーレムが体躯を捻り、遠心力を最大に活かしながら右拳を振り下ろす。


 『ゴーレムはレベッカを攻撃した』『レベッカに289のダメージ』『石つぶてによりサクヤに70のダメージ』『石つぶてによりリハツに55のダメージ』


『いったぁい、攻撃力高いわよぉっ!』


 レベッカのHPが四分の一近く削れる。防御力が高いレベッカであのダメージだ。俺かサクヤなら一撃で瀕死になるかもしれない。


 しかも地面を殴った衝撃で石の欠片まで飛び散ってくる。後方には届かないが、俺とサクヤは巻き込まれてしまう。


『作戦はレベッカ一枚岩のままで行く! 俺とサクヤのスイッチする作戦はなしだ!』


 敵が複数いた場合を想定し、一時的にサブタンクを俺とサクヤで担当しようという案を出していたが、敵が一体だった。テンプレ通りの戦い方でいくしかない。


『了解した!』


 サクヤが鋭く声を上げた。


 俺はゴーレムの後方に回り、死角から脚部を攻撃する。


 『リハツはゴーレムにスラッシュを放った』『ゴーレムに18のダメージ』


 キンッという金属音がして、僅かに手が痺れる。


 滅茶苦茶硬い!


 サクヤの攻撃力よりも俺の攻撃力の方が低いらしく、ダメージは届かない。


『ゴオオオ!』


 おい、まさかもう攻撃準備を終えたのか!


 ゴーレムは両拳を握り天井を見上げた。


 『ゴーレムはリハツ達に咆哮を放った』『レベッカに180のダメージ』『サクヤに296のダメージ』『リハツに271のダメージ』『ニースに330のダメージ』『ミナルに311のダメージ』


『ひゃうぅっ!? 死んじゃいますぅっ!』

『ま、まずいです! ヒーラー二人HP赤ゲージ! 瀕死です!』


 ヒーラーのHPはかなり低い。全体攻撃が来れば一撃で戦闘不能になる危険があるらしい。


 これは予想以上に強い。初回のクエストの難易度じゃない。


『レベッカはヘイト値上げて! その後、ニースは全体回復、ミナルはHPに余裕があれば後衛にプロテクション! サクヤ、俺達はヘイト調整をミスらないようにするぞ! 一撃もらえばヤバい!』


 全員なんとか返答するが、必死だ。気を抜けばやられる。


 レベッカはゴーレムの攻撃を全て受けている。ダメージは大きいが、回復量を見て、なんとか耐えきれるくらいだ。


 このままいけば、ギリギリいけるか?


 攻防は続く。俺達は目の前のことに集中していった。


 『イデアはリハツ達にささやかな祝福を唱えた』『リハツ達に加護が施される』


 イデアの支援だ。HPを三秒間で20回復してくれるらしい。これは助かる。


 『ニースはリハツ達にリ・キュアエイドを唱えた』『リハツは240回復した』『レベッカは231回復した』『サクヤは210回復した』『ニースは288回復した』『ミナルは275回復した』


 『ミナルはプロテクションをニースに唱えた』『ニースのVITが上昇する』


 『ゴーレムはレベッカを攻撃した』『レベッカにクリティカル、782のダメージ』『石つぶてによりサクヤに47のダメージ』『石つぶてによりリハツに63のダメージ』


『くのぉっ! 減り過ぎなのよぉっ!』


 レベッカのHPが半分を切った。


 俺とサクヤは攻撃を続行。それしか出来ない。弱体攻撃があればいいが、まだ覚えていない。サクヤも同様らしく、攻撃スキルだけを使っていた。


 くそ、なら!


 俺はその場で跳躍し、ゴーレムの背中へと迫った。


 『リハツはゴーレムにウィークネスを放った』『しかし、ゴーレムには効かなかった』


 鉄を叩いたような音が返って来ただけで、なんの効果もなかった。


 くそ、失敗したのか。


 スキルのフレーバーテキストを見ても、弱点を突く、としか書いていないため、実際どこかを狙わないといけないのかどうかもわからない。しかしそれでは普通にクリティカルを狙うのと変わらない。単純に確率なのか?


 ニースとミナルは回復で忙しいらしい。ミナルのプロテクションはニースとレベッカにしかかかっていない状態だ。


 これではジリ貧だが、他に手はない。


 このまま継続し、なんとか倒すしかないが、ヒーラーのMPが心配だ。戦闘中は休憩が出来ない。離れてもそれは同じことだ。パーティーの戦闘中はアイテムで回復するか、時間経過で回復を待つしかない。


 ニースとミナルは既に、MP回復のアイテムを使用中みたいだ。二人のMPゲージが僅かに回復する。


『ニース、ミナル! どれくらい持つ!?』

『MPポットは十個しかないですぅっ!』

『ぼ、僕も同じくらいしかないです!』


 先ほどの回復量を鑑みれば、全快二回分くらいだ。すでに、ゴーレムのHPが三分の一は削れていないと勝てない。


 くそ! 相手の体力がわかれば!


 前衛組の攻撃は常に続いている。スキルの嵐がゴーレムに降り注ぐが、大きなダメージは与えられていない。もしかして、魔術を使えるメンバーがいないと厳しいのか?


 迷っている暇はない。神経を尖らせろ。手札は少ないのだから、出来ることをして、最大限の実力を発揮するしかない。


 『サクヤはゴーレムに雪月花を放った』『ゴーレムに32のダメージ』

 『レベッカはゴーレムにフルスイングを放った』『ゴーレムに14のダメージ』

 『リハツはゴーレムにバイパーエッジを放った』『ゴーレムに20のダメージ』『ゴーレムは毒を無効化』


 ちっ! やっぱり毒は効かないか。

 大分、全員が焦れているのがわかる。消耗戦だ。


 このままでは勝てないかもしれない、という考えが頭にちらつく。


 『ゴーレムはレベッカにフルスイングを放った』『レベッカに421のダメージ』


 レベッカのHPが半分から三分の二を行ったり来たりしている。ヘイト調整もなんとか出来ている。パーティーのコンビネーションは悪くない。


 このまま行くしかない!


 俺は邪念を振り切った。

 状況をキープしたまま、やがてヒーラーのMPが限界を迎え始める。


『MPポットなくなりました!』

『こ、こっちもです!』


 もう回復二回分くらいしかない。だと言うのに、ゴーレムは元気な状態のままだ。もう少し疲弊しているモーションでもあればいいが、反応がないためどれくらいHPが減っているかわからない。


 『ゴーレムはレベッカを攻撃した』『レベッカは398のダメージ』『石つぶてによりサクヤに88のダメージ』『石つぶてによりリハツに67のダメージ』


 ゴーレムの攻撃を受け、レベッカの動きが止まった。


 なんだ? なにか問題でもあったのか? それとももしかして諦めてしまったのか?


 俺は不安に駆られ、レベッカに声をかけようとした。


『ちょっとぉ、痛いって、言ってんだろうがコラアアァ! ボケカスがぁ!』


 レベッカさんがキレた!?


 ぶんぶん斧を振り回すレベッカ。スキルを使うことも忘れてしまっている。


 『レベッカはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに10のダメージ』

 『レベッカはゴーレムを攻撃した』『しかし、ゴーレムは回避した』


 回避したんじゃないの! 空振りしたの!


 完全に頭に血が上っているレベッカに向けてゴーレムは足を大きく上げた。


 『ゴーレムはストンプをレベッカに放った』『レベッカにクリティカル972のダメージ』『レベッカは死んだ』


『レベッカアアアアァ!?』

『回復が間に合いませんでした、ごめんなさいっ!』

『す、すみません』


 ピコン。


 状況はかなり悪化した。回復手段がない状態で前衛は俺とサクヤしか残っていない。


『最後まで諦めるな! もう少しで倒せるはずだ!』


 サクヤの叱咤が飛ぶ。


 そうだ、確かにもう大分ダメージを与えているはず。サクヤの言う通り、諦めるにはまだ早い。


 『ゴーレムはサクヤを攻撃した』『サクヤにクリティカル831のダメージ』『サクヤは死んだ』


『サクヤアアアァ!?』

『回復したけど、ダメでしたっ!』

『す、すみません』


 ピコン。


『シグナルで返答するのやめてくんないかな!?』


 ピコン。

 ピコン。


 こいつら遊んでやがる!


 しかしそんな苛立ちもつかの間だった。


 おいおい、前衛が俺だけになったんだけど?


 この巨体を相手にするの? 俺が?


 目標を俺に変えたゴーレムが重い身体を引きずり、一歩一歩と俺に向かって来ている。


 像と犬くらいの差がある。威圧感に思わず後ずさった。


 無理だろ。無理無理。絶対勝てない、勝てるはずがない。一撃で逝ってしまう。


 なんだよこれ、クソゲーじゃねえか。初回でこんな強敵勝てるわけないだろ。ゲームってのは最初は優しくして、徐々に難しくしないとユーザー離れて行くよ?


 もうダメだ。諦めよう。


 ここまで頑張ったんだ、次はもう少しスキル値を上げて……いや、もうゲームは辞めるんだ。少し揺らいでいるけど、その決意はまだ変わっていない。


 だったら必死になる必要もないさ。


 『ゴーレムはリハツを攻撃した』


 ゴーレムの拳が拡大する。違う、拳が迫っているのだ。


 ああ、もうすぐ終わる。俺が死んだらヒーラーも殺されて全滅だ。


 殺意の籠った一撃が俺を潰す。

 ――――。



 『やるよ』



 瞬間、俺は無意識に横へ飛びのいた。


 『リハツは回避した』


 なんだ、さっきの映像は。

 俺はなにを思い出して……。


 『やるよ』

 『そ、そう。そっかぁ、うん、そっか!』

 『どこまで出来るかわからないけど』

 『出来なくても、やれば色々前に進むと思うよ。今はさ、少しずつ進もう?』


 少しずつ進もう。そう言ってくれた。


 リリィは嬉しそうに話してくれた。


 優しく背中を押してくれた。


 情けない俺に声をかけてくれた。

 

 支えてくれた。俺は、救われた気分だった。


 それが役割だったとしても、嬉しかった。なのに拗ねて、仲間達に励まされ、救われてここまでやっと来たのだ。でも、また俺は簡単に諦めようとしている。


 それでいいのか?


『リ、リハツ! プロテクションかけます!』

『一撃なら耐えられるかもしれません! なんとか頑張ってください!』


 仲間達は諦めていない。


 ピコン。

 ピコン。


 そうだよな。俺が諦めていいわけがない。


 せっかくここまで来たんだ。一人じゃない、みんなで協力して辿り着いた。


 俺の目的だったのに、みんな親身になって力を貸してくれた。


 そんな俺が諦めるなんて最低じゃないか。


 不思議と体の奥底から力が湧きあがる気がした。これは活力だ。ステータスに影響するわけはない。けれど、負ける気はしなくなっていた。


『来いよ、デカブツ。俺が相手してやる』


 『リハツはゴーレムを挑発した』『ゴーレムは怒り狂っている』『ゴーレムはリハツを攻撃した』


『すんませんっした!』


 青筋を立てたゴーレムが俺ごと地面をぶん殴ろうとする。


 『リハツは回避した』


 寸前でなんとかその場から飛びのき事なきを得る。

 攻撃モーションはさほど早くない。良く見れば避けられなくはない。


 そう、これしかない。


 俺にはレベッカのように攻撃に耐えるステータスはない。


 だったら手段は決まっている。




 ()()()()()




『二人は少しでも攻撃してくれ!』

『で、でも回復はどうするんですかっ!?』

『回復はいらない! 出来れば離れたところから攻撃してくれ!』


 多少回復しても、焼け石に水だ。それなら少しでもダメージを与えてもらったほうが助かる。


 僧侶もエレメンタラーも攻撃手段があるのかよくわからない。近接攻撃くらいはあるだろうが、遠距離の攻撃はあるんだろうか。


 そんなことを考えながら、俺は身体の軽さを感じていた。


 なあに、ゴーレムなんてスライムと一緒だ。攻撃速度は大して変わりはしない。ただ、巨体で、攻撃力が高くて、範囲攻撃があって、俺が死んだら全滅するってだけのことだ。


 よし、プレッシャーの要因はわかった。あとは受け入れ、無心で避けて、途中でスキルを打ち込むだけだ。


 なんだ、簡単じゃないか。


 ひくっと頬が痙攣する。

 筋肉が弛緩する感覚がする。あり得ない。錯覚するな。


 臆するな。もう後ろを振り向くな。少しずつでも進むんだ。


 『ゴーレムはリハツを攻撃した』『リハツは回避した』


 ほら、簡単だ。


 大丈夫、いける。


 何も考えるな。避けることに集中しろ。


 腕の攻撃も、石つぶても、ストンプも、フルスイングも全部避けろ。


 掠りもするな。


 触れさせるな。


 軌道を見極めろ。


 予備動作を見逃すな。


 集中しろ。


 信じろ。


 避けられると信じろ。


 避けろ。



 避けろ!!!



 『ゴーレムはリハツを攻撃した』『リハツは回避した』


 『リハツはゴーレムに強撃を放った』『ゴーレムに26のダメージ』


 『ゴーレムはリハツにストンプを放った』『リハツは回避した』


 『ニースはゴーレムにシャインレインを放った』『ゴーレムに6のダメージ』


 『ミナルはゴーレムにマジックボールを放った』『ゴーレムに5のダメージ』


 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに15のダメージ』


 『ゴーレムはリハツにフルスイングを放った』『リハツは回避した』


 『ニースはゴーレムにシャインレインを放った』『ゴーレムに4のダメージ』


 『ミナルはゴーレムにマジックボールを放った』『ゴーレムに7のダメージ』


 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに14のダメージ』


 『ゴーレムはリハツを攻撃した』『リハツは回避した』


 『ニースはゴーレムにシャインレインを放った』『ゴーレムに8のダメージ』


 『ミナルはゴーレムにマジックボールを放った』『ゴーレムに3のダメージ』


 『リハツはゴーレムにスラッシュを放った』『ゴーレムに19のダメージ』


 『ゴーレムはリハツを攻撃した』『リハツは回避した』


 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに12のダメージ』


 『ゴーレムは咆哮を放った』『リハツに319のダメージ』


 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに17のダメージ』

 『ゴーレムはリハツを攻撃した』『リハツは回避した』

 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに15のダメージ』

 『ゴーレムはリハツにストンプを放った』『リハツは回避した』

 『リハツはゴーレムを攻撃した』『ゴーレムに14のダメージ』

 『ゴーレムは――――


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ