表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/50

No.606.1996年10月24日

嵐がくる前兆みたいに静かな公園

輝く街灯に 群れる 蛾だけがやけに目立つ

ベンチに だらりと腰かけ 目は虚ろ


嵐のようにふられ なすすべも無い

悲しみがでかすぎて 涙すらも おぼつかない

いっそ泣きじゃくって 大暴れでも すれば すっきりするかもしれない


理由もわからず 納得も出来ぬまま 姿を消したのは君

雪が散らつく 秋から冬の変わり目

鬱が募って 生きる意味を失い 堕ちてゆく 堕天使


誰一人 通ることもなく 風だけが去り行く

あの日鳴る事がなかった 携帯電話が憎らしい


力なく ゆれる 赤い髪 絶望の命

怒涛のように すぎて 傷みしかない

苦しみが 深すぎて 喉すらも 潤えない

いっそ泣きじゃくって 大暴れでも すれば すっきりするかもしれない


理由もわからず 納得も出来ないまま 姿を消したのは君

誰にもわからない 出会いも別れも行き先も

今日もまた いくつもの恋が始まり 終わりを告げた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ