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No.603.生傷ばかり刻まれてく
戻れない 帰れない 迷わない 踊れない
周れない 至らない 忘れない とめどない
あらゆる想いが 縦横無尽に交錯する
何をしたいのか 何して欲しいのか
わかんなくなって 妙にむなしさが溢れる
果てしない空に 瞬く星に 聞いたところで 答えはないし
せめて 夢の中だけとか 考えてみるけど
やっぱり そっぽ向かれて
生傷ばかり刻まれてく
戻れない 帰れない 迷わない 踊れない
周れない 至らない 忘れない とめどない
果てしない悲しみが 小さな光となって 飛び回る
何処にいたいのか 何処にいきたいのか
覚え切れなくて やけにさみしさにとろける
止まらない時計が すぐに一日を どこまでも飛び越える
せめて 夢の中だけとか 考えてみるけど
やっぱり そっぽ向かれて
生傷ばかり刻まれてく