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No.602.プリクラ

引っ越したばかりのダンボールに 埋もれて眠る最近

朝起きて 目玉焼きとトーストで減りもしない腹満たす


似合わないスーツ着て 今日も 勢いで仕事してる

幸せも感じられない せわしい毎日


散らかった荷物片付けて でてきた 一冊のアドレス帳

薄い茶色のまま いつからか 一時期 持ち歩いてたな


ぺらぺらめくると あの恋した あの娘の名前と住所

いろいろみていると 数ページに渡って 貼られた プリクラ

いつか 付き合った彼女とのメモリアルシールもちらほら


あの頃のいろんな楽しい思い出が 頭をやけに駆け巡る


ちょっと涙ぐんで一人 憂鬱のような うれしいような 変な気分

外をみれば たくさんの人の群れが やけに 忙しなく歩いてる


楽しさを肌でわかりあった 過去の記憶達

自分の事で 精一杯だから 今は 誰かのために泣けないけど

忘れかけた とても大切な 大事な 宝物がでてきた


遠くにみえる 朧月夜 見知らぬ公園で眺めたり

いきあたりばったりで 玉砕覚悟で 気持ちを伝えた日々

これから どんな女性と 微笑むかまだ わからないけど

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