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さよならの続きを、別の名前で  作者: かーすけ


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第6話 未完の協奏曲 死者からの挑発

 六月の湿った空気が、コンサートホールの重厚な扉を通り抜け、舞台裏の静寂にまとわりついていた。


 瀬尾響せお ひびきは、黒いグランドピアノの蓋を開け、その巨大な「喉」を覗き込んでいた。手には、使い古された調律ハンマー。彼は慣れた手つきでチューニングピンを捉え、微細な角度でトルクをかける。

 ―ピン。

 放たれた音は、冷徹なまでに正確な442Hzを刻む。だが、響の耳にはそれが、命を抜かれた機械の断末魔のように聞こえた。


 かつて、響の指は「歌う」と言われていた。十代の頃の彼は、ショパンの流麗なアルペジオを、まるで真珠を零すように奏で、ラフマニノフの重厚な和音を、地の底から湧き上がる咆哮へと変えた。

 将来を嘱望されたピアニスト。

 だが、その輝かしい未来は、二十代半ばで突如として断絶した。

「局所性ジストニア」

 原因不明の神経疾患。ある日突然、右手の薬指と小指が、鍵盤に触れた瞬間に内側へと巻き込まれるようになった。脳が指に送る信号が、混線し、歪み、裏切る。どれだけ練習を重ねても、指は言うことを聞かない。

 フォルテシモで叩きつけるべき瞬間に指が硬直し、ピアニッシモで震わせるべき瞬間に力が抜ける。音楽という神様から、「お前にはもう、語るべき資格がない」と宣告されたも同然だった。


 今の響は、演奏家ではない。狂った弦を正し、他人の音楽のために舞台を整えるだけの「裏方」だ。彼は鍵盤を一つ叩く。減衰していく音の残響を聴きながら、響は自嘲気味に息を吐いた。

(僕の人生は、ずっと『ウナ・コルダ(弱音ペダル)』を踏みっぱなしだ)

 音が小さく、くぐもり、世界から隔絶されていく。

 その絶望に拍車をかけたのが、五年前のあの日だった。


 藤代蓮ふじしろ れん

 響の人生における、光り輝く「不協和音」だった男。

 蓮の弾くバイオリンは、楽譜という牢獄を軽々と飛び越え、聴く者の血管に直接、熱狂を流し込むような暴力的な美しさを持っていた。

 「響、お前のピアノは真面目すぎるんだよ。もっと壊せ。もっと汚れろ。俺たちの『交響曲』が完成した時、世界は初めて本当の音楽を知るんだぜ」

 そう言って笑っていた蓮は、嵐の夜、スリップした車とともに、書きかけのスコア(総譜)を残して逝ってしまった。


 響の指が動かなくなったのは、その葬儀から数日後のことだった。唯一の理解者を失い、共に目指した頂への道が断たれた瞬間、響の音楽もまた、心臓を止めてしまったのだ。

 今の響にとって、音楽は「喜び」ではなく「苦痛」の同義語だ。

 完璧に調律されたピアノ。狂いのない弦。けれど、そこから立ち上がるべき『情熱』という名の倍音を、彼はもう、聴き取ることができなくなっていた。


 調律を終え、響は鍵盤に蓋をしようとした。その時、静まり返った客席の奥から、乾いた音が響いた。

 ―パチ、パチ、パチ。

 緩やかな、しかしどこか挑発的な拍手の音。

 「・・誰?」    

 響の声が、無人のホールに反響する。

 舞台の袖から現れたのは、小さな影だった。

 背中には、体格に見合わないほど大きなバイオリンケース。雨に濡れた黒髪を無造作に揺らし、その少女―かなでは、ステージの縁まで歩いてくると、響を見上げて不敵に笑った。


 「完璧な調律。狂い一つない、死んだような音ね」

 少女の瞳は、吸い込まれるような深淵の色をしていた。その刹那、響の鼻腔を突いたのは、ホールの埃っぽい匂いではなく、激しい夕立の後の、むせ返るような土と緑の匂いだった。それは、五年前、蓮が最後に残していった匂いと、あまりにも似通っていた。

 「・・死んだような音、だと?」

 響は鍵盤にかけた手を止め、ゆっくりと顔を上げた。調律師としてのプライドが、微かに、しかし鋭く逆撫でされるのを感じた。

 舞台の下に立つ少女、奏は、雨に濡れたローファーを無造作に鳴らしながら、一段ずつ階段を上ってきた。その足取りは、神聖なステージを歩く者の敬意など微塵も感じさせない、不遜なものだった。


 「そう。音程は合ってるわね。でも、それだけ。ただの周波数の羅列。そこに『意志』が一つも乗っていない」

 奏は、響の横をすり抜けてピアノの傍らに立った。

 彼女の背負ったバイオリンケースから、使い込まれた松脂の匂いが漂う。

 「お嬢ちゃん、ここは遊び場じゃないんだ。このホールは明日、世界的なピアニストが独奏会を開く。僕はそのために、一ミリの狂いもない『正解』を整えたんだ。君に何がわかる」

 「正解? 笑わせないで」

 奏は吐き捨てるように言うと、ケースから一本のバイオリンを取り出した。それは、名器のような輝きはないものの、無数の傷が刻まれた、戦場を潜り抜けてきたような楽器だった。彼女は肩当てを当てる動作もそこそこに、弓を構えた。その瞬間、少女の幼い肩のラインが、鋭い「演奏家」のそれへと変貌した。

 「聴いてなさいよ、おじさん。これが『生きている音』よ」

  ――。

  一閃。

 弓が弦を噛んだ瞬間、ホールの空気が爆発したように震えた。

 放たれたのは、パガニーニの『カプリース第24番』。

 

 響は息を呑んだ。指先が凍りつく。その音は、ただ技術的に優れているだけではなかった。音の立ち上がりの暴力的な鋭さ。重音を弾く際の、あえて不協和音を孕ませるような、危うい熱量。そして何より、フレーズの語尾を僅かにしゃくり上げる、あの――。

 「・・れん・・?」

 響の口から、五年間封印していた名前が漏れた。

 ありえない。

 目の前にいるのは、中学生にも満たないような少女だ。それなのに、この音の「質感」はどうだ。楽譜に忠実であることを軽蔑し、音楽という獣を力尽くで捩じ伏せるような、あの傲慢で美しい藤代蓮の奏法そのものではないか。


 「・・やめろ。そんな弾き方、するな!」

 響は思わず、奏の弓を持つ腕を掴んでいた。音楽が止まる。ホールに残響が虚しく吸い込まれていく中、奏は冷めた目で、自分の腕を掴む響の手を見つめた。

 「どうしたの? 震えてるわよ、調律師さん」

 「君の弾き方は、音楽に対する冒涜だ。音を壊している。・・そんな、自分勝手な解釈で、作曲家の意図を捻じ曲げるなんて」

 「解釈? 違うわ。私は、鳴りたがっている音を鳴らしてあげているだけよ。・・あんたこそ、そんなに音楽が怖いなら、いっそ耳を塞げばいいじゃない。死んだ音しか扱えないなら、このピアノが可哀想よ」

 奏は響の手を振り払うと、ピアノの鍵盤を乱暴に叩いた。

 ――ジャンッ。

 響が完璧に整えた和音が、彼女の指先で濁り、歪んだ。

 「あんた、本当はわかってるんでしょ。このピアノが、もっと『叫びたがっている』ことを。・・五年前、あんたの隣で笑ってた男が求めていた音を、あんたは今、必死に殺そうとしている」


 響の全身から血の気が引いた。

 なぜ、この少女が「五年前」のことを知っているのか。

 「・・君は、君は何者だ」

 「藤代蓮の、一番の弟子・・って言ったら、信じる?」

 奏は、蓮がよくやったように片目を瞑って見せた。その表情に、響の理性は限界を迎えた。恐怖、怒り、そして、心の奥底でずっと鳴り響いていた「音楽への飢え」が、不協和音となって混ざり合う。

 「・・帰れ。二度と、僕の前に現れるな」

 「いいわよ、今日は帰ってあげる。でも、覚えておきなさい。・・あんたがピアノを弾かない限り、藤代蓮との『未完の交響曲』は、一生あんたを呪い続けるわよ」

 奏はバイオリンをケースに押し込むと、足早に客席の間を抜けて去っていった。重い扉が閉まる音が、弔鐘のように響く。

 響は、独り残されたステージの上で、鍵盤を見つめ続けた。ジストニアで動かなくなった右手の指が、雨の湿気のせいか、それとも彼女の音にあてられたせいか、熱を持ったように微かにピクリと動いた。

 それは、五年間沈黙していた「音楽」が、再び脈動を始めた不吉な予兆だった。


 一週間後。楽器店の地下にある防音スタジオ。

 外はバケツを引っくり返したような土砂降りで、排水溝を叩く水の音が、低く、重い通奏低音のように響いていた。


 「・・また来たのか。いい加減にしてくれ」

 響は、調律台の上に工具を並べたまま、入り口に立つ奏を睨みつけた。彼女は濡れた髪も拭わず、バイオリンを既に肩に当てていた。その構えは、先日のホールでのものより、さらに殺気立っている。

 「調律師さん。・・あんた、自分の右手をいつまで死体にしておくつもり?」

 「勝手なことを言うな。医学的にも、これは――」

 「医学? くだらない。あんたの脳が、音楽を『拒絶』してるだけよ。藤代蓮を失った日から、あんたはピアノを弾くたびに彼を殺しているような気分になってる。・・違う?」


 奏の言葉は、鋭い外科手術のメスのように、響の心の最も深い、膿んだ傷口を正確に切り裂いた。

 「黙れ。・・弾けるわけがないんだ。この指は、鍵盤に触れた瞬間に丸まってしまう。僕の意志とは無関係に、裏切るんだ!」

 「なら、裏切らせなさいよ。壊れたまま、鳴らしなさい!」

 ――。

 奏が、弓を弦に叩きつけた。放たれたのは、ブラームスの『バイオリン・ソナタ第3番』。第一楽章。焦燥感と情熱が渦巻く、暗く激しい短調の旋律。彼女の音は、もはや少女のそれではない。かつて蓮が、響を挑発し、追い詰め、共に奈落へ落ちようとした時の、あの傲慢な、しかし魂を焦がすようなバイオリンの叫びだ。

 「・・っ!」

 ピアノの前に座らされていた響の身体が、本能的に反応した。ピアノパートが、導入部から激しい連符を要求する。響は左手だけで、低音の和音を叩きつけた。重く、濁った音が、スタジオの壁に反響する。

 (右手は・・右手は動かない。動かしてはいけない・・)

 脳が拒絶を叫ぶ。だが、奏のバイオリンは、響を置き去りにして加速していく。彼女の音は、響の「正しさ」を、その「臆病さ」を、冷酷に嘲笑っていた。


 「ほら、遅れてるわよ! ピアニスト! 蓮の背中を見て、指をくわえてるだけなの!?」

 奏の叫びと、バイオリンの鋭いフラジオレットが、響の鼓膜を突き破る。その瞬間、響の視界が歪んだ。目の前にいるのは、奏ではない。燕尾服を乱し、狂ったように弓を振るう、あの藤代蓮だ。蓮が、こちらを向いて不敵に笑う。

 『響、まだそんなところで震えてるのかよ。・・来いよ。地獄の底まで、俺の音についてこい!』

 「・・あああああッ!!」

 響は、悲鳴に近い声を上げ、死んでいたはずの右手を鍵盤に叩きつけた。瞬間、凄まじい激痛が走った。薬指と小指が、内側に強く巻き込まれ、腱が引きちぎれるような感覚。   

 だが、響は止めなかった。いや、止められなかった。狂気。彼は、巻き込まれた指の背で、あるいは強引に伸ばした指の腹で、血を吐くような打鍵を繰り返した。

 綺麗な音などではない。ジストニア特有の、コントロールを失った暴力的な音。けれど、その音は、かつてのどの演奏よりも「生きて」いた。

 恍惚。

 痛覚が麻痺し、意識が真っ白に塗りつぶされていく。指が動かない? 指が裏切る? そんなことはどうでもいい。今、自分は音楽という化け物の喉元を掴んでいる。

 ピアノの弦が、金属疲労を起こしそうなほどの勢いで振動する。奏のバイオリンと、響の壊れたピアノが、火花を散らしながら、一小節ごとに互いの魂を削り合っていく。  それは、アンサンブルなどではない。殺し合いに近い、凄絶な「対話ダイアローグ」だ。

 「・・そうよ。それでいいのよ、響!」

 奏の声が、蓮の声と重なって聞こえる。

 響の指先からは、いつの間にか微かな血が滲んでいた。鍵盤が赤く汚れ、滑る。それでも、彼は笑っていた。

 五年間、止まっていた心臓が、今、音楽の劇薬によって無理やり叩き起こされていた。最後の長いフェルマータ。二人の音が、極限の緊張感の中で、一つの大きな、未完成の和音へと集約されていく。    

 

 ――ジャンッ。

 沈黙。

 スタジオには、二人の激しい呼吸音と、雨の音だけが残された。響は、鍵盤の上に突っ伏したまま、震える右手を見つめた。指は、まだ痙攣し、醜く曲がっている。けれど。    頬を伝うのは、雨水ではなく、熱い涙だった。  

 「・・弾けた。・・僕は、まだ、弾ける・・」    

 響は、自分の内側で、何かが決定的に「調律」し直されたのを感じていた。正しくある必要はない。美しくある必要さえない。ただ、この命を削って、音を鳴らし続けること。  それが、藤代蓮という呪いとともに生きる、唯一の「正解」なのだ。


 地方の小さな音楽祭。

 会場は、かつて響が調律師として通った、あの古い市民ホール。   

 客席はまばら。けれど、ステージ上の空気は、数万人の聴衆を前にしたカーネギーホールよりも濃密に張り詰めていた。

 「・・準備はいい、調律師さん」  

 隣に立つ奏が、低く囁いた。今日の彼女は、使い古されたバイオリンを、まるで真剣のように構えている。その瞳には、一瞬、燕尾服を纏った藤代蓮が不敵に笑う幻影が重なった。

 「ああ。・・最高のチューニングだ」

 響はピアノの椅子に深く腰掛け、右手の指を鍵盤に添えた。指はまだ、微かに震えている。ジストニアの呪いは消えてはいない。けれど、今の響には、その不自由ささえも「独自の音色」を奏でるための楽器の一部に思えた。

 ――。


 響の左手から、地鳴りのような低音が放たれた。五年前、蓮が書き遺し、響が封印してきた『協奏曲第零番』。奏のバイオリンが、空を切り裂くような高音で応える。

 それは、再会の歓喜。あるいは、死者との壮絶な殴り合い。響の右指が、痙攣するように鍵盤を叩く。内側に巻き込もうとする指。それを、魂の力尽くで外側へと弾き飛ばす。  

 激痛。だが、その痛みこそが、自分が今、この瞬間を生きている証明だった。

 音が、螺旋を描いて上昇していく。響のピアノは、もはや「伴奏」ではなかった。  奏のバイオリンと、一歩も引かずに火花を散らす。

 (蓮・・見ているか。お前が求めていたのは、これだろう!?)

 ステージが、白熱した光に包まれる。視界の端で、奏の髪が激しく揺れる。その姿は、次第に透明度を増し、光の粒子となって蓮の姿へと完全に溶け合っていく。二人の音は、もはや別々の楽器によるものではなかった。

 一つの巨大な生命体。一つの未完だった意志。

 楽譜に書かれていなかった、最後の一小節。蓮が辿り着けなかった、その「先の景色」へ。響は、動かないはずの指を、天に向かって突き上げるように振り下ろした。    

 ――ジャンッ!!    

 全宇宙を凝縮したような、完璧な不協和音がホールを支配した。

 沈黙。

 コンマ数秒の真空の後、ホールを揺るがすような拍手が沸き起こった。

 響は、肩で激しい息をしながら、鍵盤から手を離した。指先は熱く、痺れ、けれど、これまでにないほど自由だった。


「・・弾ききったわね。響」

 その声に、響はハッと顔を上げた。目の前にいたのは、バイオリンを力なく下ろし、満足そうに微笑む「蓮」だった。いや、それは奏の体を通した、蓮の最後の残照。

「最高だったぜ、お前のピアノ。・・じゃあな。あとは、こいつをよろしく」

 蓮が、ふっと消えた。

 同時に、隣に立っていた少女の膝が、がくりと折れた。

「・・奏!」

 響は慌てて彼女の体を支えた。

 少女は、数秒の間、夢から覚めたような虚ろな目をしていたが、やがて目の前の響を見て、不思議そうに瞬きをした。

「・・あれ? 私、なんで泣いてるの? 先生?」    

 彼女の瞳に宿っていた、あの「蓮」の傲慢なまでの鋭さは、綺麗に消えていた。そこにいるのは、ただの、音楽を愛する十二歳の少女だ。彼女は、自分がどれほど凄絶な演奏をしたのか、その記憶をすべて「向こう側」に置いてきてしまったのだ。  

「・・なんでもない。・・奏、最高の演奏だったぞ」    

 響は、震える手で奏の頭を優しく撫でた。

「ねえ、先生。私、もっともっと練習して、いつか先生の隣で、胸を張って弾けるようになりたい」    

 奏の言葉に、響の胸が熱く震えた。蓮は消えた。けれど、彼は自分の「音楽」を、この少女の中に、そして響の右指の中に、確かに遺していった。

「ああ。・・特訓は、厳しいぞ」


 数ヶ月後。楽器店の調律台には、新しい調律師が座っている。

 瀬尾響は、調律ハンマーを置き、再び「演奏家」としての看板を掲げた。

 指は、まだ完璧ではない。けれど、不自由な指でしか奏でられない、歪で、だからこそ真実味のある音が、今の彼の武器だった。スタジオからは、ぎこちないバイオリンの旋律が聞こえてくる。まだ基礎練習を繰り返す奏の音。

 響は、その音に寄り添うように、ピアノの鍵盤を叩く。窓の外からは、心地よい風が吹き込み、スタジオの楽譜をパラパラと捲った。それは、五年前のあの日と同じ、金木犀の香りが混じった、秋の風。

 響はふっと空を見上げ、独り言のように呟いた。  

 「・・いい音だ。そうだろ、蓮」    

 返事はない。  

 けれど、鍵盤の上で跳ねる彼の指は、かつてないほど軽やかだった。世界は、未だ未完成のまま。けれど、その不完全さこそが、次に奏でられるべき音楽を、明日へと繋いでいく。

 響と奏。二人の新しいプレリュードが、秋の空へと高く、高く響き渡っていった。

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