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転生聖女は友情エンドを目指す! ~腐女子なのに乙女ゲームの世界に転生しちゃいましたが親友キャラとイチャイチャ百合しながら悪役令嬢と派閥抗争してます~  作者: 川獺右端
第二章 新入生歓迎ダンスパーティ

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第445話 王都一周麻薬走査飛行も終わり大神殿へ着陸する

 近衛騎士団長って会ったこと無いよね。

 王宮捜査の時も出てこなかったし。

 どんな人なんだろうか。


 そんな事を考えて居たら、貴族の住宅街上空に来て、王都は一周した。

 マップも王宮を含めて漏れは無いね。


「エイダさん、このマップは残しておけるかな?」

【はい、保存しておけますよ】

「では、保存しておいてください」


「エイダさん、もしやビアンカさまが素材を取りに行った時のマップとかも残ってます?」

【はい、何回も行った場所のマップは保存してありますよ】

「やったわっ! 百五十年ほど経っていても残っている素材はありそうね」


 カロルが興奮した感じで言った。

 それはお宝の地図だね、大もうけ出来そうだ。


 飛空艇絡みで結構お金は儲かりそうだな。

 正当な労働で稼いだお金はよろしいのだ。

 いろいろと使い道もあるし。

 自分の贅沢にはあまり使わないけどね。

 誰かを助けたり、喜ばしたりする為に使いたいものだな。


「マコト艇長……、次は……、大神殿……?」

「うん、大神殿にお願い、子供達を下ろしたら、警備騎士団へ」

「申し訳ありませんな」

「おそれいります」

「いえいえ」


 飛空艇はカーブを描いて学園の近くを飛んだ。

 意外に短時間で済んだな。


「聖女さま、私たちは早速、西の商業区に踏み込みますが、ご同行はねがえませんかな」

「めんどうくさいので、警備騎士団さんだけでおねがいしますよ」

「そうだぞ、ギヨーム団長、マコトさまにも自分の時間があるのだ」

「それもそうですな、失礼いたしました」

「なにか問題があったらご連絡ください」

「わかりました、素晴らしい情報を頂き、感謝いたしますぞ」

「真に、値千金の情報です、必ず成果を上げてみせましょう」


 アルマン副団長が雄々しく宣言した。

 これで麻薬禍が終わるといいんだけどね。

 ダンスパーティの後にもう一度走査飛行するかな。

 まあ、その前に、ポッティンジャー領で麻薬畑と銃工場を焼き払うけどな。

 まってろ、山高帽め。


 蒼穹の覇者号は大神殿に近づいた。


「出力低下……、微速前進……」


 エルマーが出力レバーを引き、微速で練兵場の上で位置合わせをする。


「降下……」

【蒼穹の覇者号、着陸シーケンスに入ります。高度八十、七十……】


 エルマーが舵輪を押し下げると飛空艇はゆっくり降下していく。


着陸脚スキッド……、展開……」


 ガチョン。


【五十……、着陸脚スキッド展開確認、四十、三十、二十、十、五、蒼穹の覇者号タッチダウン】


 ズンと音を立てて、蒼穹の覇者号は練兵場の真ん中に着陸した。


「それでは聖女さま、私はこれで。早速下町の反応に踏み込みます」

「はい、リンダさん、がんばってね」

「がんばりますっ!」


 ぴっと、リンダさんは私に敬礼した。

 一緒にメイン操縦席から出ると、廊下にぞろぞろと孤児達がやってきた。


「マコねえちゃんっ!! すっごい楽しかったよ」

「また乗せて乗せてー」

「良いわよ、また一緒に飛びましょうね」

「「「わーいわーいっ!!」」」


 なぜアダベルも一緒にわーいわーいと跳んでおるか。


 ハッチが開いて外の風が入ってきた。

 リンダさんが目礼してタラップを降りていき、孤児達もそれに続いた。


「ねえねえ、アダちゃんも降りない? もっと遊ぼうよ」

「そうだよそうだよ、遊ぼう遊ぼう」

「えー、どうしようかな、行って良いかな、マコト?」

「アダベルがもっと遊びたいならそうすれば」

「わかったー、遊ぶ~~っ。学園はあっちだよな」


 アダベルはタラップを降りて、学園の鐘撞き堂を指さした。


「そうそう、そっちの方に行けばひよこ堂があるから、あそこからは知ってるでしょ」

「わかった、遊んでくるっ」

「やったあ、アダちゃんっ!!」


 アダベルは孤児の女児組と一緒に階段を駆け上がっていった。


「帰りは、俺が学園までアダベルを送ってくからよ」

「そうしてくれる、キルギス」

「まかせろ、聖女」


 キルギスが胸を張った。

 うんうん、アダベルと仲良くしてあげてよ。


 キルギスとリンダさんを見送ったあと、私はタラップをあがった。

 メイン操縦室に入る。


「アダベルは大神殿で遊んでくるの?」

「そうみたい、帰りはキルギスが送ってくれるって」

「それは……、いい……」

「大神殿は学園からも近いし、お友達も出来そうでいいわね」

「うん、学園だと午前中アダベルは暇だしね。いいかも」


 私は艇長席に腰掛けた。


「次は……、警備騎士団本部……、次は学園……、だな……」

「そうそう、さあ、行こう!」


 エルマーが出力を上げた。

 なれて来たのか、流れるような操作だね。

 うまいうまい。


【蒼穹の覇者号、離陸シーケンスに入ります】

着陸脚スキッド……格納」


 ガチョン。


着陸脚スキッド格納しました】


 エルマーが舵輪を引き上げると、船体は徐々に高度を上げる。

 警備騎士団本部までは、まっすぐ行けばすぐだね。


 十分に上昇したあと、エルマーは出力を上げて前進を始めた。


 さあ、ギヨーム団長とアルマン副団長を下ろして、さっさと学園に戻ろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] キルギス君が紳士に育ちつつあるな あと団長よ、捜査を民間人の学生に頼り切りはいかんだろう
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