表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/15

話し合いの後。

「白井君お疲れ様。2時間も長かったよね」


「いえ。これでいじめが終わってくれるのであれば安いものです。」


「これで本当に?あと一工程あるよね」


「先生は気づいていましたか。露骨に態度が変わったから薄々そうじゃないかなと思っていましたが」


「まあね。少し君について色々と調べさせて貰ってね。その中で気づいたよ。全ては山中君のためなんだろう?」


「そうですね」


「山中君はいじめられた結果自殺したわけだけど、その理由にはこの高校の教師も深く関わっていた。

私が当時ここにいたわけじゃあないから詳しくは知らないんだけどいじめられた山中君を強く責め立てたんじゃないかな?いじめられているお前が悪い、みたいに。

救いの手を差し伸べるはずの教師までもいじめる側に回った。それに絶望して自殺したんだ。君はまずその教師に復讐することを決意した。

そのために君はいじめを自演した。仲の良かったあの5人に自ら頼み込んで。

だからこそあれほどまでに始まるのが早かった。

いじめが起こっていることに気づいた学校側は普通ならば止めようとする。しかしこの学校はそうでは無かった。だからこそ徐々にいじめを分かりやすいものへと変えていった。そして最終的には今回の骨折騒動だ。今までは無視できるタイプだったが、無視できないタイプの事件を起こした。

そして今回の話し合いが起こるように誘導した。

その中で山中君にしたような仕打ちを君にさせる。

それを録音した音声あたりをどこかに公表して一気に評判を落とす。そして教師の将来を奪う。

そんなところかな」


「全部正解です。もしかして復讐なんて馬鹿なことをするなとか言わないですよね」


「そんなことはしないよ。そもそも君を止めたところで5人の内の誰かが代わりにやるだろうしね。そもそも教師としての責務を果たしていないこちらが完全に悪いんだ。教師たちを擁護する価値なんてない」


「ありがとうございます」


そう言って白井君は去っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ