表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

疑問

「お前見てるとイライラするんだよ!」


「俺達のイライラを抑えるために役に立てるんだから感謝しろよ」


そんなことを言いながら1人うずくまる生徒に対して暴力を振るっている5人。


暴力を受けながらごめんなさいごめんなさいと謝り続ける生徒。


それを傍観しつつも何もしない他の生徒達。


そして私は教師である。生徒達の平穏を守り正しい方向へ導く存在だ。


私はその責務を果たすために彼らを止めに行く。


私が止めに行くと彼らは何事もなかったかのように逃げていった。


こんなことが毎日続いている。


これはいじめだ。誰が見てもわかる。


しかし私以外の教師陣は見て見ぬふりをする。


「いじめなんてものは起きていない。ただの生徒たちのじゃれ合いに過ぎない」


と。


生徒たちは手を差し伸べず、教師陣には見て見ぬ振りをされる。私以外に味方のいない四面楚歌な現状。


下手したらいじめで自殺してしまうのではないかとも思える。





そんないじめに対して私は何故か違和感を感じていた。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ