★★『ムージュ号・二世』が発進した★★……宣伝 (3)
今回で二つの作品の宣伝は終了です。
長たらしい本編を、よろしくお願いいたします m(__)m
★『シティーの流れ・リサ編』★
『Moon暦725年10月1日(土)』、リサは電車の中で預けられた顧問弁護士のリンダの手紙を読み、自分の年齢、自分のバースデイ、記憶の一部の欠如と、二十歳のバースデイから両親による百万ギーの資産が振り込みされていたバンクカード、チケット、シティーカード、カーライセンスと十万ギーの現金を持っていることを確認し、それと同時にこの電車に乗り込んだ記憶がなく、夢の世界のスキー場からの記憶しかないことに気づいた。
彼女は自分の置かれた状況が少し理解でき、ジュピターシティーに入国するときにムービングカーの運転手であるトム・アンダーに出会い、彼にシティーを案内してもらったが彼にも何かを感じ、トムと一緒に食べたランチの『チキンマース』にも閃きを感じ、手紙に書いてあったジュピター第二ホテルを十日間予約することができた。
このホテルにもまた閃きを感じ、リンダさんの書いた手紙を読み、リンダさんと友だちとして電話で話し、バンクカードの暗証番号であるお互いのバースデイの確認と、連絡先である法律事務所の名前も聞き及んで、ここを拠点にテリングとパーコンと新しい口座を開くこともでき、北部にプライベートルームを得ることができ、今度は南部にプライベートルームを得ようとしている。
彼女は10月7日(金)にチキンマースでマギー存在に気付き、翌日のホテルの朝食のバイキング会場で座る場所がないマギーと同席になり、初めて行ったタワーでも出会い、また翌日のバイキング会場で話したことで、彼女はマギーが発する『リーザ』の名前のインパクトが強く心に残った。
10月9日(日)に、彼女が購入したパーコンにシティーカードの十六桁の番号を打ち込み、ナビゲーターを立ち上げとたんに『リーザ』の名前で書き込みがあり驚きはしたが、マギーは何も知らずに協力した、とリーザからそう言われ、最初は驚いた彼女だが何度も出会うマギーの存在があったからこそ、お互いの共通点としてリーザの存在を信じることができた。
お互いに話せることと話せないこと、聞いていいことと悪いことがある事実を彼女は知り、いい間違いと悪い間違いがあったからこそリーザに出会ったと思い、それを踏まえてもマギーことがとても気になり、リサは何度も出会った彼女のことを『不思議な縁』だと考え、今回のことだけでは出会いは終わらないような気がした。
10月14日(金)に、鍵である四桁の解除番号が分からずに、暫く存在を忘れ去れていた黒いケースを開けてみようと思い、シティーカードの下八桁の変わることのない自分の生年月日の数字を工夫しそのケースを開くことができたが、ケースの中には母の遺書と思われる手紙があり、自分の『正式名』、『リッシェン一族の遺言』、『デザイン』、『西暦の書物』、『HUMAN』と意味不明の言葉が並べられ、三番目に自分と対面したこの手紙は、リンダさんの書いてくれた手紙よりもいちばん重要だ、と彼女は考えたのである。
10月17日(土)に、彼女はミランダ・ガーフィルと出会い、彼女にも『ピピピーン』と何かを感じ、彼女の持ちビルである『JPP・Office 第二ビル』の一階にあるオープンスペースを借りることになり、そこで『C&D Shop』というイベント会場を立ち上げ、それを『Jupi・Gemi Com』のブラウザの中に専用の『WP』を開設し、彼女はシティーの人たちにコメントを書いて宣伝をしたことで、彼女の第二の人生が幕を開けたのである。
★『シティーとタワーの隠された秘密』★
ジュピタータワーから真南に十キロ地点がシティーの中心地点であり、もう二キロ下がると『JJエリア』の中心地点になるが、タワーの展望台から南部方面を見ると、左右四十五度の角度で九十度までの視野が広がり、『JJエリア』と『東部JJパーク』と『西部JJパーク』までがその視野に入る。
このタワーは正三角形の底辺の中心に位置し、タワーから真北二キロ地点はシティーの最北端で、草がボーボーと生え低木の木が生い茂り、自然以外に施設は何も存在せず迷いの地点、という噂が流れる場所になり、誰もタワーより北部には行こうとはしない地域であり、シティーのドームは外壁があるのだが、シティーに住んでいる人たちにはその情報が公開されていない。
外側のシティーの外壁部に張り巡らされたソーラーパネルからの電力供給はタワーの地下施設で集約され、パークの左右にある一方通行である道筋の地下を通り南部方面への電力が分散して放出され、そのことは隠された事実であり、すべてはタワーから南へ南へと開発が進んでいった。
観光客はタワーの存在をエリアガイドで知っているので、そしてツアーが組まれているから訪れてはいるが、今やシティーの若者には教育の立場からタワーの言葉は出てこずに、シティーの住民にはタワーの存在を忘れさせようとしているみたいだった。
シティーは『Moon歴』が始まり725年も時が経ち、月日が経つにつれて『五組の選ばれし一族』がシティーを管理していたが、その子孫たちはシティーが上の世界と余りにもかけ離れた存在になり、上のマザーパーコンの恐ろしさを懸念したのである。
この五組はパーコンが暴れ出す前に食い止める『使命』を自らに課し、それを知るのは一族の子孫でも長男か長女と一人に限られそれ以外の子供たちには知らせず代々引き継ぎをし、名前の間に女性は『ジュピマール』、男性は『ジュピトール』という称号を付け『人類を守る』という重要な任務が課されていたのだ。
自分の命よりも『大事な使命』として守り通さなくてはいけないことを徹底していったのだが、シティーの崩壊を案じ始めてからその子孫たちも月日が経つにつれ子孫も枝分かれを繰り返し、すでに自分たちも崩壊しつつある状況に陥ってはいたが、何事も起こらず『時』だけが過ぎ去った、とそう思っている。
ジュピターシティーは『地球の縮小版』ではあるが、地上の人類が生き残りをかけた城砦でもあり、五艘の巨大艦隊のマザーパーコンと戦いが始まるかもしれないと危惧し、シティーのファミリーパーコンは巨大になりすぎないように最初から制御をされていた。
五艘の巨大艦隊のマザーパーコンが一致団結して人間を支配しようとした場合に、もしもシティーのファミリーパーコンがそれに太刀打ちできないと本人及び人間が判断すれば、人類はお互いのパーコンを制御する言葉をファミリーパーコンに組み込み、それは人類を助けるためであり、過去の人間は将来の人類の存亡のために唯一の方法だと考えたが、時が流れて人間の意識が少し変わり、シティーのファミリーパーコンの今ある制御を解除する手がかりを残したのだった。
両方のパーコンの制御の組み込みをしたのが、正式名を持つ真琥燈・ジュピトール・錦車の祖先であり、彼のスペシャルスキルは先祖代々から彼の遺伝子の中に組み込まれていた技術であり、マギーと同じく制御の言葉を受け継いだもう一組の一族は滅びてしまい、この『西暦の書物』を解き放す使命を受け継いだのは『リサ』であり、それともう一組、マギーのそばにいる『?・ジュピマール・?』もリサと同じ使命を受け継いだが、この時点では本人は何も知らない。
初期の子孫たちは、この二つのパーコンが制御され力が押さえられることしか考えておらず、人類が危うくなることは考えてもないようで、今、それを食い止めようとしているのが『リリーさん』なのであり、自分の制御がなくなれば上のファミリーパーコンと対等になると考え、彼女はリサの消えた記憶の中に言葉以外の何かがあると思っていたので、そのために彼女の記憶の回復を手助けするのである。
マギーの近辺にこの称号を持った子孫たちが偶然にも集まり、彼女は今の時点ではその事実に気づいていないが、それが時間と共に紐解かれていくのである。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自分で書いた小説の宣伝です。
よろしくお願いいたします。
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★★仲間を迎えに行くために、やっと『ムージュ号・二世』が発進した★★
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☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆
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ヨーチュリカ大陸




