☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆……宣伝 (5)
★〈シンシア様〉=マーランド様の側室。西の屋敷に在住。シガールとシーナの一人娘。性格は父親に似ている。17歳で剣の勝ち抜き戦に参加。剣客で性格がはっきりしている。19歳の前にマーランド様と出会い20歳を過ぎでマーリストン様を出産した。9月22日生まれ。現在38歳。好きな色は黄色と紫。バルソンが彼氏かな?
〈シガール〉=シンシア様の父。 河魚の総元締め。二重まぶたで背が高くてがっちりした体型。フィッシャーカーラントの市場に在住。他にも奥さんがいるのかな?
〈シーナ〉=シンシア様の母。優しそうで品がありややぽっちゃりタイプ。フィッシャーカーラントの市場に在住。
〈マーシー〉=出生不明。シンシア様の側近。16歳で剣の勝ち抜き戦に参加。シンシア様一筋に警護。剣の勝ち抜き戦の準決勝でスーベスに負け、決勝でルーシーがスーベスを打ち破る。双子の姉。現在27歳。ドーランが彼氏かな?
〈バーリン〉=マーシーの配下。姉。
〈バーミン〉=マーシーの配下。妹。
〈パーレット〉= シンシア様の側近。出番が少ないけど……。
〈スーベス〉= サージス様の側近。目が細いが二重まぶたできりっとした顔付き。ルーリン(2歳上)・ルーロンの姉妹の配下がいる。
〈チェーミン〉=以前はシャーニンの配下。今はセミール様の側近。配下にクーリンとミーレスがいる。
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三人ともケルトン子供であるこの状況下では、紙おむつの件もあり子育てをするにも使用人を雇うわけにはいかず、唯一ミーネだけが子育てをした経験があるので安心はしていたけど、八箇月の終わりころに『ミーバ』から聴診器を取りだし赤ちゃんの鼓動を聞いていると、九ヶ月過ぎるころには約十秒で二十回強ほどの心音聞こえるようになる、だんだんと産み月になるにつれて、おなかの重みで仰向けに寝ることができなくなるので、左側を下にして寝る習慣をつけた方がいい、と本に書いてあった。
自分の鼓動を含めても明らかに早く波打つ鼓動が二つあることに気付き、恐怖やら焦りやら不安だらけで生きた心地がせずにいたことを、最初は周りに隠しながらもソーシャルとミーネ様が、私の精神的な面を随分と救ってくれたことに感謝をし、半壊状態になりながらも無事に女と男の赤ちゃんが産まれ、コーミンは女の子が産まれたけど、最初のころはてんやわんやの忙しさの中で睡眠不足に悩まされ体力を消耗していた。
シンシア様とバルソン様にはケルトンのソードは最初から乗れていることを説明し、ケルトンはバルソン様を、私はシンシア様を暗くなってからソードで屋敷まで何度か運び、子供たちを抱き上げ寝顔を見てもらい、シンシア様がお忍びで市場に出かけるときは、それに合わせて子供たちを馬車で散歩に連れ出し見てもらえ、顔つきがマーリストン様に似ているリンリンが居たからこそ、リストンが『南の城の王子』であると認めてもらえたことは、彼の将来を考えると嬉しいような悲しいような、複雑な思いであった。
★〈セミル様〉=マーランド様の正室。東の屋敷に在住。物腰が柔らかく穏やかな性格。根っからの城の人間。剣の勝ち抜き戦には興味がなかったが、リリアの登場で意識が向いてきた。シンシア様が『動』であればセミル様は『静』である、とリリアはそう思っている。現在は41歳。
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私の正室という立場は産まれ持って存在していたことでしたが、私がマーランド様の正室になるとすぐに、彼は今までの『正室の立場』を廃止して、自分でシンシアを見つけて側室にしたので、彼は私よりもシンシアの方が好きなんじゃないのかしら、とたまに思うことがあります。
私は物心ついたときから王子様の子供を産むように、と教え込まれていたようで、最初は何のことだか分からなくて、彼だけを考え見つめていくように、と周りの側近たちがそういうので、でも、彼は子供のころから優しくてたくさん遊んでくれ、自分から話しをよくしてくれて、私のつまらない話しも静かに聞いて返事をしてくれ、マーランド様とは楽しい思い出がたくさんあると思います。
マージュン様はよく熱を出し病気がちだから気弱な部分があるのですが、彼を王にすればこの城は維持できないような気がしていたので、マーリストン様が行方不明になったときは、意味も理解出来ずに驚くばかりで、私の家臣が何かしたのだ、とすぐ思ってしまい、でも、マーランド様は私に疑いをかけることもなく、探すように、と一言だけ告げられたので、私は側近や配下の者たちにマーリストン様を探すように命令しました。
私はシンシアみたいに剣術もできないし馬にも乗れないし興味もなかったが、彼も剣術は苦手だと話していたので、私はほかの人から守られているばかりで、子供たちも守られているので安心していましたが、マーリストン様がいなくなりシンシアの気持ちが痛いほどに理解できるようになり、自分の子供は自分で守らなくてはいけない、と思うようになりました。
昨夜はシンシアから報告を受けて、リリアという女性がマーリストンを助けて生きていた、ということを彼の口から聞いたときは、彼があの部屋から消えてしまい、すでに5年の歳月が過ぎ去った後で、生きていたなんて信じられない、と私に話してくれた彼の眼差しは嬉しさよりも驚きの方が強かった、ということが今でも思い出せます。
シンシアは半年ほどで生きていることを知らされた、と彼がそう言ったときには、そう言えばマーリストン様がいなくなって半年ほど経ってから、私はシンシアが立ち直ってくれたのだ、とそう思い込んでいましたが、セミルもマーリストンのことを不憫に思っていると理解しているので、内密だがこの話しを教えることにした、と彼がそう言って、私をすぐ呼び出しその経緯を話していただいたことが、私はとても嬉しかったです。
マーランド様が今度の剣の勝ち抜き戦に、マーリストンとリリアが参加するぞ、と私の部屋へ視察の途中で訪れて話されたので、私は剣には興味がないのでシャーニンに見に行くように伝えると、戻ってきた彼女はやや興奮したようにシャイールとシャミールに、リリアの対戦内容を説明をしていたのですが、私には彼女の言葉がよく理解できなくて、冷静だと思っていたシャーニンの気の高ぶりは、リリアと手合わせをしたいです、という言葉に集約されたようで、本人に直接聞いてみましょう、と私はそう言ってしまいましたが、男女統合訓練でフォーネス様とリリアの手合わせを見てから彼女の気持ちが変わったようで、手合わせは諦めました、という言葉を聞くことになりました。
★ 〈セミール様〉=現王とセミル様の子供(姫)。
〈マージュン様〉=現王とセミル様の子供(王子)。生まれつき病弱。
〈シャーニン〉(長女)=セミル様の側近。〈27歳〉
一重まぶたで目つきが鋭く、すっきりした顔つきで、右目の目尻の横にやや大きなほくろがある。
〈シャイール〉(二女)=セミル様の側近。〈25歳〉
〈シャミール〉(三女)=セミル様の側近。〈24歳〉
〈ローラン〉=シャイールの配下。ローラン対リリア(勝)
〈パージュ〉=シャミールの配下。パージュ対マーヤ(勝)
◎ 剣の勝ち抜き戦の決勝戦 == マーヤ対リリア(勝)
◎ 男女統合訓練の手合わせ == フォーネス様対リリア(勝)
〈チェーミン〉=セミール様の側近。
〈クーリン〉=チェーミンの配下。
〈ミーレス〉=チェーミンの配下。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自分で書いた小説の宣伝です。
よろしくお願いいたします。
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