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『日記的な雰囲気で……』  作者: Jupi・mama
第一章 2021年の5月まで
86/120

☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆……宣伝 (3)


★〈バミス〉=バルソンの配下。赤の編み紐。二重まぶたでやや浅黒く、心豊かな性格で誠実と思いやりがあり、くそ真面目でずっと律儀な性格。身長は170センチ。現在33歳。相思相愛でリリアの彼氏かな?


     ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


 何年も二人と共に生活してきた俺は、いつしかリリアの存在が(いと)おしく思えるようになり、俺の僅かな心情の変化をケルトンに気付かれてしまい、リリアから尋ねられたときに返事に困り、突然俺が彼女を抱きしめてしたことが原因で、リリアの押しつぶされていた心を解放することができたみたいで、俺たちは剣の勝ち抜き戦の前に急接近を果たしたのだ。


 俺は今でも、半年もの間クーリスと探し回って手がかりも掴めずに、もう諦めていたときに食べたあの鹿肉のことは忘れないし、リリアがあそこで合い言葉を三度口にしたことも忘れていないし、俺がバルソン様に報告をして以来、王子様を捜し出すという名目で城での仕事を辞退してから、城から離れたコントールの里で屋敷を探し出しリリアと二人で王子様を隠し続け、剣の先生という立場でずっと二人に付き添いながらも、二人がゴードン様の屋敷に滞在している冬場は、赤の編み紐取得者としてシーダラスの屋敷と掛け持ちで剣術の指導をしていた。


 俺に対してバルソン様が約束をしてくれたことが現実となり、王子様の祝賀会当日からマーリストン様の側近として帰城できたことは嬉しかったが、リリアとの関係もうまくいっていたのに、バルソン様がリリアがもし城を出るときは彼女を守るようにと話してくれたので、俺はそうするつもりで喜んでいたのに、リリアと王子様との間に双子が産まれ俺の心はへし折れてしまい、ゴードン様の娘であるコーミンにも王子様の子供が産まれてしまい、彼らのそばにいつも居るわけではないので、俺は意味が分からず立場的にも何も言うことができなかった。


 剣の勝ち抜き戦の前日の夜に俺の部屋へリリアが尋ねてくれ、俺はリリアが幸せになるならあきらめるというと、彼女は俺のことが好きだと言うし、彼女を強く抱きしめもう後戻りはできません、とはっきり伝えたつもりだが、彼女は俺の腰に手を回してくれたので、俺は最後だと思い彼女の唇に俺の唇が激しく触れてしまい、彼女が見せてくれたソードと呼ばれる物には言葉が出ずに、それに乗ることができる意味も理解しがたいし、そのことをシンシア様やバルソン様やゴードン様も知っていたなんて、俺はリリアの言葉がよけいに信じられなかった。


 実際にリリアの前に座り浮いてしまったときの驚きは、何に例えていいのか分からず恐怖さえ覚えてしまい、俺の足が勝手に動いて後ずさってしまい、理解できない、と俺の意識がそう呟いたようで、シンシア様とバルソン様がリリアのことを尊敬している、と何度も聞いていた理由が、自分とは違う考えであったと一気に理解できたようだ。


 バルソン様は城の財政難のために市場からの納入金を確実に増やすために、編み紐の制度を苦心して改革をしてきた行程を、俺はそばで見ていたので協力をしてきたが、今回の『男女統合訓練』ではマーリストン様もシューマンも自分の立場が決定する大事な試合なので、連日のように訓練に余念がなくて、俺は忙しすぎてリリアとも会えずじまいで会話すらしてなかったが、リリアはここで自分の立場を作るため編み紐の制度を女性にも応用することを考え、女性の立場を向上させようとしていることを聞き及んで、俺は彼女の考えにぶっ飛びながらも、すべては子供たちのためだと説明を受けた。


 シーダラスの屋敷でマーリストン様と三人で話した内容を振り返ってみると、バルソン様の立場と同じようにリストン様の教育かがりに俺を推薦してもらい、王様から認められたことに対して、俺は二人に対して感謝をしたが逆に感謝されていたようで、俺たち三人は今後どうなって行くのだろうか、とあの時は後から疑問に思ってしまった。


 当日である『男女統合訓練』では、俺はマーリストン様の相手はデザーイスの配下の緑の編み紐であるフランクだと知らずにいたが、フランクの動きは速くて最初のマーリストン様は押され気味で心配をしていたが勝つことができ、シューマンの相手も青の編み紐のクーリスだとも知らずに、今回はバルソン様が故意に教えてくれなかったのだ、とも考えられ、二人とも勝つことができ俺も解放されるのかという思いで嬉しかった。


 リリアがフォーネス様の右側からの打ち込みを目にしたときは、決まった、と呟いてしまい、一瞬マーリストン様と目が合い、嬉しさのあまりに右手の拳を握りしめ、リリアの試練がバルソン様みたいにこれから始まるかと思うと、嬉しくもあり不安でもあり、彼女のことを考えている自分は悲壮な覚悟が必要だと思ってしまった。



〈ラデン〉= バミスの配下。今は緑の編み紐。右手にブレス装着。一重まぶたでまつげが長く、アートクの市場に二人の子供がいる。子供のアーリアとは仲良しで、子煩悩でいいお父さんだ、とリリアはそう思っている。ルーシーの彼氏かな?


〈フィード〉=ラデンの配下。青の編み紐。祖父と祖母が健在で両親と二人の兄と二人の妹がいる。ラデンの次にアートクの市場を管理している。背が高くて美男子であり、バミス様やラデン様よりは考え方が柔らかそうな人であり、おもしろそうな人であり、今度は緑の編み紐の取得を目指し、赤の編み紐も狙おうとしている、とリリアはそう思っている。マーヤの彼氏かな?


〈ワイース〉=フィードの配下。黄色の編み紐。

〈エポーク〉=フィードの配下。黄色の編み紐。


今回も読んでいただき、ありがとうございました。


自分で書いた小説の宣伝です。

よろしくお願いいたします。


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★★仲間を迎えに行くために、やっと『ムージュ号・二世』が発進した★★


https://ncode.syosetu.com/n8542ew/ 

☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆


https://ncode.syosetu.com/n2560fk/ 

ヨーチュリカ大陸


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