☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆……宣伝 (1)
☆★ リリアと『ソードの伝承』 ★☆は一応は完結させましたが『941,945文字』の長文です。人物紹介と小説のまとめ、みたいな内容です。9回分あります。よろしくお願いいたします。
『概略と登場人物〈1〉』
★〈リリア〉=本編の主人公。剣客。おしゃべり。好きな色は緑と紫。身長は165センチ。 現在はシンシア様の側近。日本名は『まゆみ』。6月8日生まれ。現在26歳。実年齢は29歳。ルーシーとマーヤの側近がいる。
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女性の声で意識を取り戻した彼女は、気づくと自分の体が横たわっており、自分の視界は家の中ではない、と気付いて座り込み、夢の中で聞こえたような言葉を思い出し自分の手首を確認すると、黄土色のブレスレットの存在に気付いた……とプロローグはそこから始まります。
目覚めたリリアは早々に少年を助け、ケルトンという名前を聞き出し、自分は南の城の王子です、と説明したことに半信半疑ではあったがそれ以上の彼からの説明もなく、二人は半年ほど洞窟で生活をしている間に、リリアは色んな言葉を思い出しながらも、『ミーバ』と名付けた魔法のような袋から生活用品を取りだし生きていくことができ、赤い実を見つけて食べ、赤い実のリズと呼ばれた会話可能な巨木と頭脳の内面で対話をし、ゴードンという年輩の人物に出会い、自分たちの今現在の状況を少々知ることができ、今までゴードンの話しを聞いているだけのリズが彼と会話をすることができたお礼として、彼女が滝の裏側の言い伝えを授けた。
滝の近くの大木はリズと同じような会話ができることを確認し、高樹齢同士の会話は『風の音』と呼ばれていたが、リリアが『フォール』と命名したその大木は、リリアとの会話はリズと話す『風の音』とは響きが違うと言われ、その言い伝えを彼から説明され、滝の裏側の洞窟らしき場所で壺には入った大量の金貨を発見し、ゴードンには金貨の存在を隠すことにして、リズの樹の太い枝の上に袋に入れ紐で縛り付けてその金貨を隠してから、馬車の荷台にリズの葉を敷き赤い実をたくさん落下させてもらい詰め込んで、その赤い実を売ることを生業としているゴードンの屋敷に彼の孫の立場として向かい、その途中で王子のマーリストン様を探しているバミスという人物に出会い、リリアは南の城の人間たちと接触を諮った。
当初は断片的な記憶しか残っておらず、大学三年生の秋、剣道の試合中に思いがけず相手に降りかかった事故、その起きてしまった事故の責任を感じて苦悩をし、自分は崖の上から飛び降り自殺を図った、という記憶を思い出し、タイミングよく新しい主人を捜していたソードに奇遇な巡り合わせで助けもらい、彼女をソーシャルと名付け、ソーシャルからリリアと名付けられたことを知らされた。
ケルトンの母親である『シンシア様』、実質的な王子様の教育係である『バルソン様』、リリアの意中の人物になった『バミス様』が登場するようになり、隠れ潜んで数人でケルトンを守り通す間にも、シンシア様との連絡は西の屋敷の奧まった場所にある『カーラ』と名付けられた大木と、彼女の側近である言葉を発することが不自由なルーシーを通して、お互いに思念伝達らしき情報交換で続けられ、現代人の概念を持ち合わせているリリアの思考はシンシア様たちに不思議がられていた。
十歳の年齢で誘惑されてしまったケルトンは、城ではすでに死亡したということになりつつある中、彼のリスクを考え城の王子として帰城させることを目的として隠れ住み続け、リリアはその間に自分の過去をだんだんと思い出し、二人が体力作りのために行っていた腕立て伏せと腹筋が、バルソン様より城でも取り入れられ、リリアが開発した『竹』を使った単純な道具で足腰が鍛えられ、年に一度の十六歳以上で参加資格が可能な『剣の勝ち抜き戦』では大いに役立ち、四季により住む場所が変わりながらも、リリアはケルトンを剣の勝ち抜き戦で城に戻すこと、シンシア様の元に無事に彼を送り届けることばかりを考え、日々剣の訓練を続けていた。
しかし、アートクの市場で二人は結ばれ双子が二月一日に産まれ、一歳の誕生日を過ぎた四月一日に開催された剣の勝ち抜き戦では、二人で最後まで勝ち残り王様との謁見では最前列に立つことができ、シンシア様から預けられていた『短剣』をセミル様に見せ納得してもらい、シンシア様の王子である、と家臣の前で認めてもらえたが、この一連の流れはリリアの知らぬ間に城の中で画策されていたのだ。
リリアはこの『ソード』を剣として使う状況には至らないが、鞘から抜き出す機会が何度か訪れて、干渉的なパワーを受け継いでいるのか、自分の潜在意識が働いているのか、今から対戦するべき相手の強さを自分の心の奥深くに潜んだ意識が反応しているかのごとく、自分の前頭葉に認識させてくれる、という不思議な現象を実感したようだ。
左右の手首にブレス(ブレスレット)を装着することで、右手首のブレスで高樹齢の大木とも思念会話ができるのだ、ということに気付き、ソーシャルは友達であり心のより所的な存在であり、母親の感覚に陥ったり、たまにはコンピューターなのだ、と二人の会話の中で自分の感情の変化に戸惑いながらもそう気付き、左手のブレスから魔法のようにソード(剣)が飛び出すのだ、とリリアは徐々に理解できるようになった。
リリアの望み通りに城に入れたのはいいが、城での決まり事をほとんど知らずにいる彼女の苦悩が今度は始まり、ソーシャルを利用すべきか自分で対処するべきなのか、城での自分の立ち位置をどう築き上げるのか、子供たちのために何かしなくてはいけない、と焦りの中で考えたことは、バルソン様が改革した男性の編み紐の制度を女性にも当てはめることができないだろうか、と考えたのだ。
それと同時に男尊女卑と考えられているこの時代に、女の立場を向上させる画策にも乗りだし、お見合い大作戦らしき考えをシンシア様に話すと、王様から月に一度の『話し合い』の場面で女の編み紐の制度について家臣の前で話す機会を得て、女性ではいちばん強いと称されているフォーネス様と、そのことを知らされずに『男女統合訓練』で手合わせをすることになり、彼女の猛禽類のような視線に苦悩しながらも、リリアは見事に勝ち取ったのである。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自分で書いた小説の宣伝です。
よろしくお願いいたします。
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