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自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
7章・Chapter『Sleet』 救えない者
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91話 即答

「それでは男子、準備してください。…用意、スタート!」

「「「うおぉぉぉ!!」」」


いよいよマラソン大会が始まった。…と言っても自分たちはのんびりジョギング程度でやるのだが。


「………」

「速いな〜。」


自分たちがのんびり走って行く間も周りはどんどん抜いて行く。

そしてある程度走者たちに間が出来始めた頃、後ろから女子が始まる音が聴こえた。


「えぇ〜もう来るの?」

「…………平山、あまり喋ったら体力なくなるぞ。」

「うん。そうだね。」


空を見上げると、分厚い雲から今にも何か降り出しそうだった。










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー













数分すると女子が追いついてきた。


「あ、もう来た!?」

「………こんなものだろ。」


そうこうしてるうちに、女子の先頭グループが来た。中にはポニーテール姿の水嶋もいた。


「お、春祇くんと平山くん。結構遅めに走ってるの?」

「……まあ。」

「私もいるよ!」

「如月さんもいるんだ。」


水嶋の後ろから如月が現れた。相変わらず綺麗な金色の髪は目立つ。

水嶋や如月が来たことによって、周りの足が遅い男子たちはやる気を出し始めた。…現金だな。


「それじゃそう言うことで私たちは行くね。」

「またね〜奏くん。」


二人はスピードを上げて行ってしまった。


「今度トレーニングしようかな…なんか自分自身が惨めに見えてきた。」

「そのほうがいいだろ。」

「なんでそこだけ即答!?」


そりゃあな。流石に体力がなさすぎるし即答しかないだろ。


「神奈、大丈夫なの?ペース落とそうか?」

「だ、大丈夫、だから。ついて、いくから。」

「…そう。じゃあ行くよ。」


遠くから聞いたことのある声が聞こえ、そちらを向くと浦澤と松川がいた。見た所浦澤が松川になんとかついていってる、と言うところだろうか。その証拠に浦澤はまだ1キロ程度なのに息が絶え絶えになっている。浦澤と松川はそのまま先頭集団に紛れていった。


「浦澤ちゃん、凄く疲れてたけど大丈夫かな?」

「……そういう平山も若干疲れてないか。」

「そ、そんなことないよ。」


…目が泳いでるぞ、平山。



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