表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自分は静かに過ごしたい  作者: SO/N
6章 幸福
86/129

83話 劇

「美味しいね、これ。」

「屋台の割にはなかなかいいな。」

「…そうだな。」


今はさっき貰った割引…と言うか無料券でアイスを食べている。流石に店で食べるものよりは味が劣るが、これはこれで美味しい。


「…お前たちのクラスはなに出してるんだ?」

「俺たちか?えっと…劇だ。」

「劇?何の。」

「へへー、それはみにきてからのお楽しみだよ。」


如月が笑いながら言う。

劇か、今はもう時間がないけど明日にでも行こうか。

そう思い立ち上がると二日目終了のアナウンスがなった。


「じゃあそろそろ俺は行くわ、じゃあまた。」

「…ああ。」


赤崎はそう言い何処かへ行く。

自分も早く食べ終わらないとな、と思っていると横から視線が感じた。


「………」

「……なんだ。」

「へ?あ、いや〜その〜。」


如月は何かごまかすように言う。…なんか前にもこんな事があったな。確か、紗羅の時は…


「…欲しいのか?」

「えっ。」

「食べたいのか、アイス。」

「え、あの、え〜と、…う、うん、食べたい!」


如月は少し考えた後、急に詰め寄って来て、自分は思わず引いてしまった。そんなにこの味のアイスが食べたいのか。

アイスを渡すと如月は何故かアイスを見て固まる。


「どうした。」

「…よし、はむ!」


何か覚悟を決めたようにしてアイスを食べる如月。そして急に顔を赤くする。


「くぅ…やっちゃった…。」

「……」


…一体何なんだ。何故そんな反応するんだ。













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー















あの後何事もなく二日目が終わった。

そして三日目。今日は最終日ということもあってさらに賑わっている。元々ここの学校は少し有名で人も多いので少し暑いくらいだ。

取りあえず一人で何処かへ行こうとすると、また袖を引っ張られた。…如月か?


「…ねぇ奏。」

「…今度は紗羅か。」

「私もいるよ!」


後ろを見ると紗羅と水嶋がいた。紗羅はともかく何で水嶋もいるんだ。


「何で二人でいるんだ。」

「勝手について来た。」

「勝手にとか言わないでよ〜。」

「で、何の用だ。」

「…一緒に周らない?」


一緒にか。…どうしよう。


「何か用事でもあるの?」

「いや、そんなことはないが…」

「じゃあ行こうよ。」

「あ、ああ。」


紗羅に引っ張られてついて行く。どうしたんだ?


「ちょ、ちょっと〜。」


…あ、水嶋のこと忘れてた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ